イタリアの幼児教育を知ろう!日本でも話題の 2つの教育法
今注目!レッジョエミリアアプローチとは?
レッジョエミリアアプローチの教育法とは?
レッジョエミリアアプローチは、イタリアのレッジョ・エミリア市と教育家のローリス・マラグッツィが協力して築かれました。子どもの自主性を大切にしながら、コミュニケーション能力、思考力、探究心、表現力などを伸ばすことが目標とされています。
その中でもアートが重要視され「今食べたオレンジの香りを、絵や音で表現してみよう」など、アートを使って自分を表現する方法を学びます。また、親や保育者が子どもの様々な表現に対して、同じ目線で応対するテクニックが求められます。
モンテッソーリ教育との違いとは?
レッジョエミリアアプローチは、モンテッソーリ教育に比べて、決まった教材や公式などというものがありません。保育者は、子どもとの関わりを通じて、子どもたちの興味や必要性にそったカリキュラム作りをしていきます。そのため、同じ学年でも、去年と同じカリキュラムが繰り返されるということがないようです。
また、レッジョエミリアアプローチでは、コミュニティ全体で子育てをするという考え方が強くあります。そのため、保護者、保育者、子どもは常に三位一体であり、保護者や保育者も常に学んでいくことが求められます。
日本で受けられるところはあるの?
【大和(やまと)幼稚園】
広々とした敷地内にはミニ田んぼやビオトープなどがあり、自然とふれあいながら、外で絵を描くなどといった芸術活動も多く行われます。
http://www.yamato-k.ed.jp/
【まちの保育園・子ども園】
吉祥寺、小竹向原、六本木、代々木上原、代々木公園、5箇所にあります。子どものために、保護者、保育者、地域が一体となって関わっていくことを大切にしています。
https://machihoiku.jp/
まとめ
イタリアでは日本にも浸透してきた、モンテッソーリ教育や、まだまだ耳慣れないかもしれませんが、レッジョエミリアアプローチなどという、個性を大切にした教育法が誕生し、世界に広まっています。
お住いの地域に、モンテッソーリ教育やレッジョエミリアアプローチを実践する園がなくても、お家で取り入れられることもあります。モンテッソーリの教材はネットで購入することや、手作りすることができるものもあるので、やってみてはいかがでしょうか。