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子どもにニキビができてしまった!予防と原因を知ってケアしよう

子どもにニキビができてしまった!予防と原因を知ってケアしよう

思春期の代表格「ニキビ」ですが、実は小さな子どもにもできることをご存知でしょうか。子どもの肌はツルツルすべすべのイメージですが、意外とニキビができることが多いのです。肌がまだ弱いうちは、ニキビが悪化してしまうことも心配ですよね。今回はそんなお肌の宿敵「ニキビ」の予防と、原因を詳しくご紹介いたします。

子どものニキビはどうしてできる?

ホルモンのバランスが原因の場合

なぜ小さな子どもでもニキビができてしまうのでしょうか。そもそもニキビとは、皮脂の過剰分泌による「毛穴づまり」です。詰まった毛穴は雑菌が繁殖することで炎症をおこし、ニキビとなります。過剰な皮脂を分泌する原因に、ホルモンバランスの変化があるようです。

赤ちゃんのニキビの原因では、新生児期特有のホルモンの乱れが影響している場合があります。赤ちゃんはママからもらったホルモンの影響により、特に生後1カ月ごろをピークとして、皮脂の分泌が急激に増えます。多くの赤ちゃんが経験する乳児湿疹の一つである、新生児ニキビができたりするのです。

また子どもはまだ皮脂の線が細く、毛穴が詰まりやすいとう状態も影響していると考えられています。

蒸れや汚れが原因の場合

次に原因として考えられるのが、外からの刺激によるものです。子どもは大人に比べて体温が高く、活発に動くので汗をかきやすくなります。

そのうえ洋服や布団など厚着をし過ぎていると、汗が原因の蒸れにつながります。蒸れたままにしておくと、出た汗の行き場がなくなり、その結果毛穴づまりを起こすのです。雑菌も発生しやすくなりニキビができる原因となってしまいます。

汗をこまめに拭く以外にも、思い切って着替えさせるのもよい方法です。まだまだ子どもの肌はデリケートですので、汚れに対しても敏感に反応してしまいます。特に肌に触れるものを清潔にすることは、子どもの肌への負担を減らすことができるのです。べたついた汗に汚れが付着しないよう、ケアしたいものですね。

食事の偏りが原因の場合

皮脂の分泌はホルモンバランス以外にも食生活によって量が変化します。「糖分」と「脂っこいもの」、「塩分の多い加工食品」などは皮脂の過度な分泌を促します。

子どもが好きなものはなんでしょうか?甘いお菓子だったり、唐揚げやエビフライだったりしますよね。もちろん適度にとる分には問題ありませんが、こういったものだけに偏らないようにしましょう。

肌によいとされるものには、ビタミンやミネラル、食物繊維や上質なたんぱく質といったものがります。野菜が苦手な子どもは多いですが、そこはママの腕のみせどころ。調理法など工夫して、できるだけバランスよく食べてもらいましょう。体の中からニキビケアをすることは、長期的にみてもとても重要なことです。

子どものニキビはどう予防する?

肌を清潔に保つことが基本

ニキビができる前に、予防できるとよいですよね。ここでは効果的な予防法についてご紹介いたします。まず第一に、肌を清潔に保ちましょう。

赤ちゃんや子どもは汗っかきです。夏などは汗をかいたら服を着替えるだけでなく、シャワーなどこまめに浴びるようにしましょう。湯舟につかることも効果的です。代謝を促し、毛穴を広げ汚れを出しやすくします。体を洗うときは、肌を傷つけないよう、ふっくら泡立てた濃密な泡で優しく包むように洗ってあげましょう。洗う石鹸なども、子どもの肌に優しいオーガニックなど低刺激なものを選んでみてはいかがでしょうか。

ニキビはかゆみを伴うこともありますので、かき壊してしまわないように爪を短く切ることもポイントです。

衣類、寝具なども清潔に

次に、衣類や寝具なども清潔にすることを心がけましょう。肌に直接触れるものが汚れていると、毛穴に雑菌が発生しやすくなりますし、ニキビを悪化させてしまうことも考えられます。

食事のときなどに使うスタイや口拭きなども、こまめに取り替えるようにしてください。また子どもの服以外に、子どもと触れあうママの服にも同じように清潔を心がけましょう。

肌への刺激を考えて、衣類や寝具などの素材に気を使ってみてもよいかもしれません。ポリエステルなどの合成繊維のものよりも、綿100%などの天然繊維のほうが、肌に優しいといわれています。洗剤や柔軟剤で過敏に反応してしまう子どももいます。できるだけ自然派のものを利用してみませんか。

規則正しい生活習慣

睡眠不足は肌の大敵です。生活習慣も見直してみましょう。子どもは睡眠中に成長ホルモンが多く分泌されます。それにより新陳代謝も活発になり、肌の修復再生を促します。

成長ホルモンは眠りについてから1~2時間後から出始め、夜9時~12時の睡眠時に一番分泌されるといわれています。そのため、夜8時ごろに眠りにつければ、成長ホルモンの分泌に最適です。家庭環境により時間どおりにいかないこともあるでしょう。できる範囲で起床は朝6時~7時、就寝は夜8時~9時の理想的なリズムに近づけるとよいですね。

また睡眠の「質」も大切です。就寝前にテレビなどの刺激を避けたり、日中に適度な運動を取り入れたりすることで、寝つきもよくなり深い眠りにつくことができます。
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