1歳児の人見知りが悩みの種。人見知りについて知っておこう
人見知りしないように克服するには
子どもの気持ちが落ち着くように
そんなときには、まずはママが落ち着いていることが大切です。無理に泣きやませようと急かさずに、抱っこしてほかのものに注意をそらしながら優しい声かけを続けてくださいね。そのうち気持ちが落ち着いて、何か新しいものに興味を示して遊び出したり、多少の時間がかかってもゆっくりと知らない人に慣れていったりしますよ。
また、子どもは知らない人がいるという環境に不安を感じているので、近くにママがいるという安心感を与えながら、時間をかけて子どもの心が落ち着くのを待つことが大切です。
児童館や公園で遊んで人に慣れるように
児童館や公園などにも行けるようになったら、同じ年齢くらいの子どもたちも遊んでいるはずです。大人のことは苦手でも不思議と子ども同士では人見知りをしない場合も多いので、もしかしたら一緒に遊んでくれるかもしれませんよ。
また、公園や児童館では周りにもパパやママがつき添っているはずなので、子どもがほかのママやスタッフの方とも触れ合えるようにして少しずつ慣れてもらうのもよいですね。
成長の証なので長い目で見守る
「もしかしたら自分の育児方法が間違っているのかも」と、自分を責めるママもいるかもしれません。しかし、子どもの脳が育っていく過程において、人見知りというのは大切な成長の証なのだともいえます。
子どもが大泣きするのをあやすのに苦労したり、周囲の人に気を使ったりとママにとってはきっと大変な場面も多いことでしょう。それもずっと続くものではないので、あくまでその子の個性ととらえて、長い目で見守りながらもその都度対処していくようにしてくださいね。
パパやママが人見知りの子どもにできることは?
テレビやスマホの時間を見直そう
しかし、毎日の育児は疲れやストレスも溜まるため、赤ちゃんのころからテレビやスマホに育児を助けてもらっているママも多いですよね。短時間ならよいですが、長時間のテレビやスマホは赤ちゃんのコミュニケーション能力の発達の妨げになる可能性がありますよ。
テレビやスマホからの一方的な情報を受取るだけでなく、実際に人と会話をしたり笑い合ったりする体験を積むことで、人見知りが軽く済むかもしれませんね。
祖父母などとの交流も大切
子どもが周りに打ち解けていけるように、祖父母や周りの人とたくさん交流できる機会を作ってみてはいかがでしょうか。1歳児のころから色々な大人と関わりを持っていると、「パパやママ以外の大人も優しい」と子どもが学び、パパやママ以外の大人にも心を開いていけるかもしれませんよ。
「家でいたほうが楽」と思うママもいるでしょうが、子どものコミュニケーション能力を育むためと思って積極的に色々な人とつき合っていきましょう。
笑顔と元気に挨拶を心がけてお手本となろう
パパやママが周りと関わろうとしていなかったり、夫婦の会話がなかったりすると、子どもは人とどう関わるのがよいのか学ぶことができません。家庭環境の影響から人見知りがひどくなり、人と関わるのが苦手になる子どももいるので注意が必要です。
人見知りのパパやママでも今から毎日笑顔でいることを心がけ、積極的に周りの人に挨拶をして子どものお手本となってくださいね。
まとめ
いつの日にか人見知りが激しくて大変だったこと、ママが不安に思っていた時期を懐かしいと思える日がきます。日々子どもが成長していくように、ママも成長していきます。お互いの成長の過程で生まれるたくさんの笑顔とともに、困ったり辛くなったりすることも全部一緒に乗り越えていけたらよいですね。