乳児のよだれが多いのはなぜ？よだれの時期や注意点と対処法

2018,2,27 更新

よだれが多いときは衛生面に注意しよう

敏感肌は肌荒れに注意

大人でも赤ちゃんでも、よだれ＝唾液には年齢に関係なく消化酵素や塩分等が含まれています。そして、それらの成分は肌荒れの原因になりやすいのです。

また、赤ちゃんの肌は乾燥しやすく荒れやすいというようにとても敏感です。なので、オムツかぶれのようによだれかぶれにもなりやすく、一度かぶれてしまうと赤ちゃんがかぶれた所を自分で触ったりして悪化しやすくなります。

そうならないように、よだれが出たらすぐ拭いてあげてくださいね。そしてかぶれてしまう前に早めに保湿剤などを塗ってあげてくださいね。

かぶれて赤くなったり、痛みが出るようでしたら、かかりつけの病院で診てもらってくださいね。皮膚の症状に合った塗り薬を出してくださるので安心ですよ。

かぶれないために必要なこと

よだれかぶれができやすい場所は、口の周り、頬、首元、あごの下です。赤ちゃんの首はあごに埋まっているためあごの肉の部分が見えにくくなっていますが、実はとてもよだれがたまりやすい場所でもありますので、拭き忘れないように見てあげてくださいね。

そしてよだれは優しい素材のタオルやガーゼなどでそっと拭いてあげてください。よだれかけや洋服がよだれで濡れてしまった場合はかぶれはもちろんですが、濡れた部分がすぐ冷たくなって赤ちゃんの体が冷えてしまうので、すぐに取り換えたり着替えさせてあげてくださいね。

また、赤ちゃんは寝ているときにもよだれを出しますので、濡れたシーツや枕はこまめに取り換え、布団も日光に当てると、赤ちゃんも気持ちよく眠れます。

よだれかけで清潔な状態を保つ

赤ちゃんのよだれには「よだれかけ＝スタイ」が便利ですよね。よだれが多い場合は多めに準備しておくとよいですよ。よだれが多いなと思ったら、最初は5枚位準備しておいて様子を見ながら少しずつ買い足していってもよいかもしれません。

スタイは赤ちゃんの肌に直接触れるものですので、肌に優しい綿100％のガーゼ等はおすすめです。オーガニックのものや、手触りの優しいタオル素材のものなどもよいですね。大量のよだれが出る場合は裏地が撥水加工されているものを使うのもおすすめですよ。

スタイは形や色も様々なものがあり、かわいいものからお洒落なものまでたくさんの中から選べますので、ママと赤ちゃんが毎日楽しく使えるスタイを見つけてくださいね。

まとめ

毎日の赤ちゃんのよだれのお世話は大変ですよね。でも実はよだれには、口の中を殺菌・抗菌・洗浄してくれるというすぐれた役割もあるのです。また、消化を助ける働きもあります。

よだれの量は赤ちゃんによって様々ですが、もしかしたら赤ちゃんはそれぞれ成長の過程で自分に必要な量のよだれを出しているのかもしれませんね。よだれは一時期なもので、いつか必ず止まります。そして赤ちゃんのそのときの成長にとって、とても大切なものだと思ってみてあげてくださいね。