おむつはずれの時期は昼と夜で違う!目安時期とポイントをご紹介
5~6歳になると生理的におねしょが減る
そもそも大人の場合、夜間のおしっこの量は抗利尿ホルモンが大量に分泌されることで制限されます。しかし、子どもの場合はこのホルモンの分泌が十分でないために多量のおしっこが作られ、膀胱に溜めることができずにおねしょをしてしまうのです。
その抗利尿ホルモンは5~6歳になると分泌が増えるため、おねしょをすることが徐々に減っていきます。就寝してから2~3時間後に確認をしておしっこをしているようであれば、このホルモンの分泌がまだまだ足りていないということです。
このホルモンの分泌が増える時期も個人差があるので、周りと比べて夜のおむつはずれが遅くても気にすることはありませんよ。
おねしょ対策をしてぐっすり眠れる環境を
おねしょは誰でも一度は経験するものと割りきり、おねしょ対策をしておきましょう。まずは寝る前にたくさんの水分をとることは避け、寝る前のトイレを習慣づけるとよいでしょう。
さらに布団に防水シーツを敷くなどして、おねしょをしてしまったときに布団が濡れなくて済むように工夫をするとよいでしょう。おねしょの回数が一定数ある場合は、パンツの上から紙おむつをつけることもおすすめです。
おねしょ対策をしっかりとすることで、おねしょをしたときに子どもに叱ることなく気持ちに余裕をもって対応することができますよ。
まとめ
早くおむつを外したいからといって、膀胱が十分に発達していないうちから厳しくトイレトレーニングを進めると、子どもがトイレ嫌いになってしまう可能性もあります。
いつかは必ずおむつははずれるもの、と大らかな気持ちで子どもに寄り添いトイレトレーニングを進めたいですね。