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おむつはずれのトレーニングとは?スタートの時期や目安を見極めよう

おむつはずれのトレーニングとは?スタートの時期や目安を見極めよう

おしっこの間隔が開いてくるとおむつ替えの手間も減りママは楽になりますが、今度はおむつはずれやトイレトレーニングが始まります。おむつはずれのトレーニングをどのような時期に始めればよいのか迷いますよね。おむつはずれが始まる時期や目安となる発達状態などを参考に、無理のないおむつはずれを目指しましょう。

おむつはずれについて知っておこう

おむつはずれとはトイレトレーニングの準備

子どもはママやパパの真似っこが大好きですよね。2歳くらいになるとお手伝いをしたがる子どもも増えてくるのは、大人の真似をしたいからという理由もあります。トイレについても同じように子どもがママやパパの真似してみたいと思い、トイレに興味を持ちはじめたときからおむつはずれの準備がはじまります。

子どもが2歳くらいになると、おむつを卒業してトイレでの排泄の練習をさせなければと焦って「おむつはずし」を目指すママもいますが、子ども自らトイレに興味を持つようになります。無理におむつをはずす「おむつはずし」ではなく、自然な流れで子どもがおむつからはなれる「おむつはずれ」を待つほうが、子どもがトイレに興味を持っている分トイレトレーニングも楽になりますよ。

おむつがはずれる平均年齢は2~3歳過ぎ

株式会社ユニ・チャームが運営する子育て応援サイト「ベビータウン」が行ったアンケートの「生後何カ月のときにはずれましたか?」という質問で、最も多い回答だったのは3歳以上~3歳6カ月未満で37.7%だったそうです。次いで多いのが2歳6カ月以上~3歳未満の25.0%、2歳以上~2歳6カ月未満が14.4%ということです。平均的には2~3歳過ぎくらいにおむつがはずれる子どもが多いようですね。

以前は3歳までにはおむつがはずれてほしいと希望するママが8割以上いたそうですが、今は7割以下に減り、おむつはずれが3歳以上でもよいというママが増えています。「おむつはずし」ではなく「おむつはずれ」を待っているママが増えているようですね。

トイレトレーニングは季節を問わず始めよう

トイレトレーニングを始める時期といえば、春から夏ごろがよいという話を聞くことは多いですよね。春から夏にかけてたくさん汗をかく時期なので、その分おしっこの量が少なくおもらしをする回数が減る傾向にあります。汚してしまった服も洗濯をしてすぐ乾くため、ママとしては気が楽ですよね。

反面、寒い季節は着る服も多くなり着脱に時間がかかったり、汚してしまった服がなかなか乾かなかったりとママにとってはデメリットがあります。ですが、子どもの発達と季節とに関係はありません。トイレトレーニングを始めるのに適した発達時期に子どもが差し掛かってから始めることが、トイレトレーニングをスムーズに進めることにつながりますよ。季節を問わず、子どもの発達に合わせるとよいですね。

おむつはずれのトレーニングを始める目安は

足腰が発達してひとりで歩くことができる

おむつでの排泄とトイレでの排泄との大きな違いは、おむつでの排泄は場所を問わずにおむつに直接行えるのに対し、トイレでの排泄はトイレに行かなければできないということが挙げられます。まず、トイレまで歩いていくことができなければ、自然な流れでのおむつはずれに繋がりませんよね。

子どもの足腰が発達し、トイレにひとりで座れるようになることもトイレでの排泄には大切なことです。自分で歩いてトイレに行き、便座に座って排泄ができるようになった段階が、おむつはずれのトレーニングを行う目安の一つとなります。

ひとりで歩けるようになるころ、ちょうど大脳皮質も発達して膀胱におしっこが溜まってきたと自分で感じられるようになります。おむつはずれを促すのには、ちょうどよい時期ともいえますね。

おしっこの間隔が2~3時間ほどあく

赤ちゃんのころはおむつを替えたと思ったらすぐにおしっこが出て、しょっちゅうおむつ替えを行ったというママも多いですよね。赤ちゃんは膀胱が発達しておらず大人のように溜めることができないため、頻繁におしっこをします。

2歳くらいになると徐々に膀胱も発達し、おしっこを溜めることができるようになります。だいたい2~3時間くらいはおしっこを溜められるようになります。

頻繁にトイレに行くと、子どもはおしっこが少量だけ溜まっては都度「おしっこにいきたい」と感じるようになり、頻尿状態で我慢ができなくなるというデメリットがあります。おしっこを2~3時間ほど溜められるようになると、自然な尿意を感じられるようになってきます。

そのため、おしっこの間隔が2~3時間ほど空くようになったころも目安の一つとなります。

言葉を理解できるようになった

おむつはずれのトレーニングを行う上で、言葉の発達も大切な目安となります。いくら膀胱におしっこが溜まり尿意を感じたとしても、「おしっこにいきたい」ということを伝えられないと結果としてトイレに行けませんよね。

「おしっこ」という言葉の意味が分かり、自分から「おしっこ、行きたい」などと伝えられるようになれば、ママもスムーズにトイレに案内できますよね。

子どもが尿意を感じてママに伝え、トイレでの「排泄に成功した!」という成功体験の繰り返しが子どもの自信につながり、おむつはずれがスムーズに進んでいきます。「おしっこ」という言葉の意味が分かるように、そわそわしている様子があれば「おしっこにいきたいの?」と声掛けをしてみるとよいですね。

おむつはずれ完了を目標にトイトレを開始!

おまるや補助便座やパンツなどを用意しよう

ママの中にも、初めて行く場所でトイレに入るのはちょっと苦手という方もいますよね。子どもも今までなじみがないトイレに行くということが苦手、と感じることもあります。大人用の便座は子どものお尻には大きく、すぽっとトイレに落ちてしまう危険がありますよね。

トイレが子どもにとって怖い場所にならないように、最初は部屋の中でトイレに座る感覚になれてもらうために「おまる」を用意したり、トイレに「補助便座」を用意するなど快適にトイレに行ける工夫をしましょう。

パンツも用意するとよいですね。最初は「トイレトレーニングパンツ」という普通の布パンツに比べておしっこがある程度吸収されるパンツを使うこともあります。パンツが濡れる不快感も感じられトレーニングにぴったりです。
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