2人目妊娠でつわりが辛い!上の子育児と仕事を両立するポイント
妊娠、出産は2回目だからといって慣れたものというわけにはいきません。2人目には2人目なりの悩みや問題点があるものです。とくに1人目がまだ幼い場合は上の子との育児の両立、さらに仕事をしていれば仕事との両立も考えなくてはいけませんね。2人目でつわりが辛いとき、「育児と仕事」両立のポイントをまとめました。
上の子への妊娠報告は?伝え方とタイミング
妊娠報告は上の子の性格や個性にあわせて
妊娠が広まって困るという場合は、安定期に入るまで具体的なことは伝えないようにしてもよいでしょう。しかし、ママの体調が思わしくないときはきちんと赤ちゃんがお腹にいることを伝えた方がよい場合もあります。
勘のよい子どもは、ママがそんなそぶりを見せなくても「お腹に赤ちゃんがいる」と察することもあるようです。どちらにしても、子どもに嘘をついてまで隠す必要はありませんので、上の子の性格や個性に合わせて妊娠報告をしましょう。
上の子への2人目の妊娠の伝え方
言葉の理解が十分ではないと思っていても、真剣に伝えれば小さな子どもでもママが置かれた状況やこれから起きることを理解できるものです。お腹が大きくなれば目で見て理解する部分も大きくなります。
ママがつわりで辛そうにしていれば、子どもなりに思いやりの心も育まれます。パパと一緒に家族会議を開いたり、入院で数日離れなければいけないことや弟、妹ができることを話したりして新しい家族が増える意味をしっかり伝えましょう。
2人目妊娠を報告後の上の子の変化
しかし、今までママを独り占めできていた状況が変わっていくことも敏感に感じ取るのが子どもです。2人目を妊娠したことでよくある上の子の変化に「赤ちゃん返り」があります。
今までできていたことができなくなったり、わがままが強く出たりなど、ママを困らせることが多くなります。上の子の気持ちも分からなくはないので、できるだけ親子のコミュニケーションの時間を多く作り、さみしい思いを受け止め軽減できるように心がけたいですね。
つわりで辛いときの育児のポイント
家遊びを工夫して辛い時期を乗り切る
気分転換にママが散歩に行けるようであれば無理のない範囲で外に出るとよいですが、体力が続かないと感じるときは家遊びを工夫して辛い時期を乗り切りましょう。たとえば、お天気のよい日にベランダでいつもの遊びをするだけでも子どもの気分が変わります。
体力を使う代わりに頭を働かせるのもよいアイデアです。知育玩具やパズル、幼児教育の教材などをママと一緒に取り組むことも親子のコミュニケーションになります。
無理をしないでほどよく手を抜こう
やはり、すべてを完璧にこなそうとしてしまうと、ママが疲れて妊娠中の心と体の負担となってしまいます。ほどよく手を抜いて気持ちを楽に保つことが、妊娠中に心がけたいポイントです。
掃除や洗濯は毎日しなくても大丈夫。料理もお総菜やデリバリーを頼むことができます。
先輩ママたちも、家事はそこそこ手を抜いて、上の子との関わりを大事にしていたという意見が多くありました。
上の子に寄り添って甘えさせてあげよう
赤ちゃん返りをしている子は、まだ素直に不安な気持ちを表現していますが、聞き分けがよかったり上の子としてママを助けようと頑張ったりする子どもの方がたくさん我慢していることがあるのかもしれません。
上の子にも赤ちゃんにも平等に愛を注ごうと思っていても、産後はどうしても赤ちゃんの方に多く時間を割かなければいけなくなります。妊娠期間は上の子にとってママを独占できる最後の時間です。
上の子に寄り添ってできるだけ甘えさせてあげましょう。
2人目妊娠初期の仕事や体調の注意点
1人目妊娠初期と2人目妊娠初期の違い
まず、2人目の方が妊娠に気が付きやすい傾向にあります。一度経験があることで、妊娠の初期症状にも気が付きやすといえますね。
つわりも2人目の方が軽くなるといわれることがありますが、個人差が大きく必ずしもそうとはいい切れないようです。ただ、1人目のとき腰痛に悩まされたママは、2人目でも同じような痛みを持つことが多く、お腹が大きくなるのも1人目より早いと感じます。
また、上の子の面倒をみながら妊娠時期を過ごさなければいけないため、お腹も張りやすい傾向です。