出産ってこんなにすごい!急な痛みや帝王切開…先輩ママの体験談
出産は命がけで赤ちゃんを生む素晴らしいことなのに「女性が出産をするのは当たり前」と、出産を軽く考えているパパはまだまだ多いのではないでしょうか。ここでは、女性しか体験することのないつわりのつらさ、出産の痛みなどをご紹介します。出産を経験した先輩ママの体験談も必読です!
目次
- 出産前の女性が体験する「つわり」は過酷
- 人によってつわりの症状はバラバラ
- ひどい場合は入院が必要になることも
- パパのつわりを軽んじる発言はタブー
- 【先輩ママに聞いた】過酷だった出産体験談
- 問題がなかったはずの緊急出産
- 悶絶してしまった出産体験
- 女の人しか耐えられないといわれる「陣痛」
- 今まで経験したことのないすごい陣痛
- 痛みのあまり暴れたりすごい声が出るママも
- 機会があればパパも一度体験してほしい
- 出産後は痛みと戦いながら休む間もなく育児
- 出産後ママの身体は交通事故に遭った状態
- 痛みに耐えながらの育児は本当につらい
- 女性の出産はすごいこと!ママをいたわろう
- 今からでも遅くない!すごいパパになる方法
- パパが父性に目覚める瞬間
- パパに積極的に家事育児を任せてみよう
- パパとママの役割を知ってバランスをとる
- まとめ
出産前の女性が体験する「つわり」は過酷
人によってつわりの症状はバラバラ
つわりの軽い重いは人によって違うので、パパはつわりでつらいママを理解することは難しいかもしれませんね。つわりが重いと食べものをまったく受けつけない、常に食べていないと気分が悪くなる、臭いに敏感になる、何もしていないのに飲み込めないほどのよだれがでてくるなど、どの症状もママにとってはつらいものです。
また、つわりはいつ終わりがくるか分からないので過酷ですよね。妊婦さんの中には、出産までつわりが続いたという方もいますよ。
ひどい場合は入院が必要になることも
友人の話では、妊娠3カ月くらいからつわりが始まり、何を口にしても吐いてしまうほどつわりが重かったそうです。水さえも飲もうとすると吐いてしまうので、脱水症状になり入院することになってしまったと話してくれました。
入院中は1日中点滴で栄養を体に入れていたそうですが、横になっていても気分が悪く、十分な睡眠がとれず本当につらかったといいます。約2週間ほど入院生活は続き、少しつわりの症状が軽くなったときに退院したそうですよ。つわりが重いと普段の生活をすることも困難になるのですね。
パパのつわりを軽んじる発言はタブー
つわりのつらさをパパは経験できないので、「そんなに毎日気分が悪くなるもの?」と思うかもしれませんが、毎日24時間、常に船酔いや二日酔いの状態であると想像してみてと伝えてみましょう。ママはそのような状態なのだとパパも理解できれば、きっと優しい言葉をかけてくれるでしょう。
【先輩ママに聞いた】過酷だった出産体験談
問題がなかったはずの緊急出産
- 体験者:K.Mさん(30代前半)専業主婦
出産予定日まであと2カ月半となったときのことです。お腹に違和感があり、念のため産婦人科に受診したのですが、切迫流産からの妊娠高血圧症になり、絶対安静で入院となりました。
点滴だけなのに1日で1kg増え、日々むくんで手足がパンパンで、点滴の針もうまく刺さらない。別人のようになりました。
結局、予定日2カ月前に緊急帝王切開で出産となり、出産すると嘘のようにむくみが消えました。しかし、視力が一時的に落ち、母体のほうが危険だったようです。NICUに赤ちゃんは1カ月入院しましたが、今や低体重で生まれたとは思えないぐらい大きく成長しました。
悶絶してしまった出産体験
- 体験者:K.Mさん(40代前半)専業主婦
内容は、ラミナリアという海綿からできたタンポン状の棒と促進剤の2種類です。ラミナリアは子宮に入れると段々膨らみ、それとともに子宮口も開くというものです。ただ、これを入れるときとても痛く、痛みに強いはずの私でも思わず声をあげてしまったほどです。
残念ながら効果がある人は少ないらしく、そんな私もその一人で、次に促進剤を打ちました。打ってほどなくして陣痛が始まりましたが、あの痛みと苦しさはなんとも言えないものでした。
思わず助産師さんに「帝王切開に切り替えて欲しい!」と懇願したほどです。何人も子どもをお持ちのママは本当に尊敬します。
■編集部コメント
参考になればとお伝えしましたが、逆に不安を煽ってしまったかもしれません。
体験者さんも言っているように何人ものお子さまがいらっしゃるママは尊敬します。
次ではこれから出産を迎えるママにとって不安な「陣痛」や「出産後」の痛みについてご紹介します。