出産ってこんなにすごい!急な痛みや帝王切開…先輩ママの体験談
女の人しか耐えられないといわれる「陣痛」
今まで経験したことのないすごい陣痛
また、痛みがでてくる箇所や痛みの感じ方も妊婦さんによってさまざまです。お腹が痛くなる方もいれば、腰のほうに痛みを感じる方もいます。
痛みの感じ方も、何かに抑え込まれたような重い痛み、皮膚が引き裂かれるようなキリキリとした痛み、腰のあたりをカナヅチなどで叩かれているような鈍い痛みなど、ママは今までに経験したことのないくらいの痛みに耐えながら、赤ちゃんを産んでいるのですね。
痛みのあまり暴れたりすごい声が出るママも
先輩ママの話では、初めての出産のとき、イメージしていた痛みよりもはるかに陣痛が痛くて思わず「助けてー」「もうダメー」と大声で叫んでしまったそうです。パパは必死に腰をさすってくれていたそうですが、さする位置が少しズレていて「そこじゃない!」「もっと下!」などと叫んでしまい、出産したあとに恥ずかしかったと話してくれました。
叫ぶママに驚きながらもパパは最後まで必死にサポートしてくれたそうで、嬉しかったそうですよ。
機会があればパパも一度体験してほしい
オランダのサイエンス番組「Proefkonijnen(モルモット)」では、陣痛の痛みに男性は耐えられるのか?という実験を行いYouTubeにもアップしています。陣痛の痛みを再現するために電極を貼って、電流を流すという実験です。
実験を始めるまでは余裕の表情でしたが、実験開始からわずか数秒で痛みに叫びだし、2時間後には痛みに耐えられずにギブアップしています。本物の陣痛は長い人では1~2日ほどかかる方もいるので、やはり女性は痛みに強いのかもしれませんね。
出産後は痛みと戦いながら休む間もなく育児
出産後ママの身体は交通事故に遭った状態
出産後はホルモンのバランスが乱れる、出産によって子宮が腫れるなど、妊娠前とは違ったトラブルが起こるので大変です。後陣痛などがあると、痛みが長く続いてしまうママもいます。
交通事故に遭ったあとのような状態でも、1週間くらいでママは赤ちゃんと退院し育児がスタートするのです。
痛みに耐えながらの育児は本当につらい
ママは「身体が痛くて動けない」「身体が痛く、体調も悪い」などの不調があっても、赤ちゃんのお世話をしなくてはいけません。身体の痛みでなかなか思うように育児がいかないと「想像していた幸せな育児とは違う」と気分が落ち込むママもいます。
痛みに苦しむママのためにも、パパは精神的にも肉体的にも全力でママのサポートをすることが大切ですよ。
女性の出産はすごいこと!ママをいたわろう
先輩ママは出産し退院したあとも、身体中が痛くて歩くのも大変だったそうです。身体が痛くても赤ちゃんのお世話は休むことができないので、痛みに耐えながら必死に育児をしていたと話してくれました。身体がつらいときにパパは、仕事から帰宅すると赤ちゃんのお世話や家事などをサポートしてくれたので助かったそうですよ。
今からでも遅くない!すごいパパになる方法
パパが父性に目覚める瞬間
これからは「出産は大変だったね」といくらパパが労ってもママの疲れは取れませんよ!ママが本当にパパに願っていることは、パパの父性が育って家事、育児への積極的な参加やサポートをすることですよね。
パパが父性に目覚めるのは一般的にママの母性よりも遅いと考えられています。とくに遅いパパだと、子どもがしゃべりだすまでパパとしての実感がなかったといいます。
父性に目覚める瞬間は人によって違いますが、ママのためにも父性あふれるすごいパパを目指してみてはいかがでしょうか。
パパに積極的に家事育児を任せてみよう
パパはママが大変そうにしてるのは分かるけれど、どうしたらよいか分からないというのが正直なところではないでしょうか。家事育児の方法だけでなく、メリットも分かっていないかもしれません。
パパが育児に参加することで子どもの自己肯定感が高まり、発育によい影響があるといわれています。家事を手伝ってママに余裕ができれば夫婦関係もよくなりますよね。
ママが黙っていても家事育児をするパパはまれなので、ママが促し、その楽しさ、大変さを共有しましょう。
パパとママの役割を知ってバランスをとる
簡単に言えば、母性は優しく包み込む愛、父性は厳しく突き放す愛ですが、必ずしもママが優しくてパパが厳しいというわけでもありませんよね。大切なのはパパとママがそれぞれの役割を知って、一方に偏らないでバランスをとることです。
子どもには母性と父性の両方が必要です。夫婦それぞれが子どもだけを見るのではなく、まずはパパとママがお互いを見つめ合い、サポートし合いながら子育てをすれば、すごいママ、すごいパパになれるでしょう。
まとめ
パパはママに変わることはできませんが、お互いを知ることで協力して育児ができるようになります。ぜひこの記事を夫婦一緒に読んでみてくださいね。