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つわり中パパが仕事で忙しいとき。つらさを伝えて夫婦で乗り越えよう

つわり中パパが仕事で忙しいとき。つらさを伝えて夫婦で乗り越えよう

つわりの症状がつらい時期、ママは家事や食事もままならなくなってしまうことがあります。そんなとき、パパが手助けをしてくれると本当に助かりますよね。今回は、パパへの協力の仰ぎ方や手助けしてもらうと助かる家事のご紹介、そしてパパが仕事で忙しいときのつわりの乗り超え方をご紹介します。

仕事が忙しいパパにはできることから

つわりのつらさをしっかり理解してもらう

妊娠中にほとんどのママが経験するのが「つわり」ですが、程度や症状には個人差がありますよね。しかし男性は「つわりというと吐き気を催す症状」と認識しているケースも多く、食べつわりや眠りつわりについては知らないこともあります。

ママがどのタイプのつわりの症状であっても、これまでとは違って日常生活がつらく感じることに変わりはありません。家事に手がつけられない、起きているのもつらいといった場合には、パパにも現在の症状や状況を理解してもらい、手助けをしてもらうとよいですね。

パパにはできるだけ分かりやすく「私は◯◯つわりで、こういった症状が出ているの。◯◯がつらいから、こんなときには協力してね」と、症状とつらいと感じる場面や状況を伝えてみましょう。

やってもらいたいことを具体的にお願いする

つわりの症状とつらさを説明したからといって「パパの自主的な手助け」を期待してしまうのは少し無理があるでしょう。

男性はどちらかというと、家事や育児に関しては自分で察して動くというよりも「的確に、具体的に指示を出されたことを実行する」という方を好む傾向があります。妊娠前にも家事の分担や手助けについて話し合った際に、パパから「◯◯して、と言ってくれればよいのに」なんて言われたことがあるママも多いのではないでしょうか。

パパはママの気分が悪い、体調が悪いということは理解できても「今、何をしてあげればよいのか」は分からないことも多いので、ママがやってもらいたいことを具体的にお願いする方が、パパも手伝いやすくなります。

少しだけでもそばにいてもらう

つわりの不快感から気分が落ち込んでしまうことや、ちょっとしたことでイライラしてしまうこともありますね。

パパに家事などの手助けをしてもらってママの体を休めることも必要ですが、パパの精神的なサポートがあると心強く感じたり安心できたりする時期でもあります。パパには「心細いときもあるから、少しだけでも早く帰ってそばにいてくれると嬉しい」というように素直な気持ちを伝えてみるのもおすすめです。

パパはママのサポートをしたい気持ちはあっても「何をしてよいのか分からない」と感じることも多いので、どんなことをして欲しいのかを素直に伝えておくと分かりやすく、パパも実践しやすいでしょう。

「パパに少しでもそばにいてもらうだけで安心できる」と伝えてみてくださいね。

つわり中パパに手伝ってもらうと助かること

買い物や掃除など家事の手伝い

つわりの症状がつらいときには、普段の家事もパパに手伝ってもらうとよいですね。ママがしてもらいたい家事とパパができる家事は意外と違うこともあるので、無理なくパパが取りかかりやすい家事から手伝ってもらうのもよいですね。

買い物や掃除などは工程も少なく、比較的短時間で終わるのでパパも手伝いやすいでしょう。また匂いに敏感になるつわり中は、洗濯もつらいケースもあります。洗う・干すという工程があるので苦手と感じるパパもいますが、干すだけでも手伝ってもらうと楽になりますね。

パパが取りかかりやすい家事から手伝ってもらうことで、家事への苦手意識を持ちにくくなりますし、ママの妊娠の経過に合わせて、段階的に手伝いの種類を増やしていくのもスムーズにいくでしょう。

優しい言葉をかけて励ましてもらう

家事の手伝いが苦手なパパや、忙しさもあり手伝いやサポートが思うようにできない状況のパパもいるでしょう。ママはつわりのつらさと家事が溜まってしまうことで自己嫌悪に陥ることもありますが、パパから優しい言葉をかけてもらったり励ましの言葉をもらったりするだけでも、不思議と安心できるものです。

自分から優しい言葉や励ましをお願いするのは「少し恥ずかしい」と感じるかもしれませんが、「パパが励ましてくれたり、優しい言葉をかけてくれたりするだけでも安心できるから、お願いね」と素直な気持ちを伝えてみましょう。

「家のことはなんとかなるから気にするな」とか「ゆっくり休んでいて大丈夫だよ」という優しく心強い言葉に安心した、惚れ直したという先輩ママもたくさんいます。

ママのお願いを聞いてもらう

つわり中は起き上がることができないこともあれば、思うように食事が取れないこともあります。普段は食べなかったものを食べたくなることや「今この瞬間に◯◯が食べたい!」と感じて、実際にそうした瞬間だけ食べられたり、食べると気持ち悪さが落ち着いたりするケースもあります。

つわり独特の食べ物問題はママ本人でもコントロールがしにくいので、どうしてものときにはパパにお願いして買いに行ってもらうことも増えるでしょう。普段はよく食べる食材を受けつけなくなったり、普段は口にしない食材を無性に食べたくなったりしたら、早い段階で今の症状を説明して「突然◯◯を買ってきてとお願いすることもあると思うけど、よろしくね」と頼んでおくのもよいですね。

パパが仕事で忙しいときの乗り越え方

病院に相談して点滴や吐き気止めのお薬を

パパにつわり中のサポートをお願いしていても、仕事が忙しくなかなかサポートできないというときもあるでしょう。そんなときには、ママひとりで耐えるのではなく、つらい症状が続くなら病院に相談をしてくださいね。

「もっと症状が強いママもいるから…」「そのうち治まるだろうし、まだ大丈夫」と思っていても、実は食欲減退で栄養不足になっていたり、脱水症状になりかけていたりすることもあります。気力だけで乗り越えようとせずに、つらいときには担当の医師に相談をすることも大切です。

医師が状況を判断し、必要であれば点滴の処置や吐き気止めのお薬をもらえることがあります。点滴やお薬の処方がない場合でも、つわりを軽減する対策を教えてもらえることもありますよ。
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