出産準備でベビー服を揃える前にココをチェック!季節別でご紹介!
赤ちゃんを迎えるために用意しなくてはいけない物はたくさんありますが、中でも迷うのがベビー服です。デザインの種類が多く、どれを何枚そろえればいいかわかりませんよね。今回は季節やシーンに合わせたベビー服の選び方や、ベビー服の洗い方をご紹介します。
季節・月別でベビー服をチェックしよう!
春・秋(3・4・5・9・10)産まれ
短肌着は5枚、短肌着の上に重ねる長肌着やコンビ肌着などは全部で3枚程度あれば、洗い替えもしやすく、使う前に着られなくなるリスクも低くなります。
さまざまな素材の肌着がありますが、春と秋はフライス、スムース、クレープなどの、柔らかくて少し厚みのある生地を選ぶと、肌寒い日にも暖かい日にも対応できますよ。
足を活発に動かすようになると、長肌着はめくれ上がってしまいますので、カバーオールやコンビ肌着を1枚は用意しておくとよいですね。
夏(6・7・8)産まれ
家の中では短肌着のみで問題ありませんが、おむつが見えてしまうことが気になる場合や、お腹が出てしまうことが心配な場合は、コンビ肌着を選ぶとよいでしょう。
また、冷房や朝晩などの肌寒さを感じるときは、短肌着とコンビ肌着を重ね着するなどで調節するとよいですね。
オールシーズンで使えるフライスや天竺のほか、ダブルガーゼなどの涼しい夏向け素材の肌着も最適です。ただし、ダブルガーゼはフライスなどに比べると汗を吸う力が弱いので、外出のときなどは避けたほうがよいかもしれません。
冬(11・12・1・2)産まれ
屋内では暖房が効いていますので、基本は春や秋と同じように短肌着と長肌着などを重ね着して過ごし、必要に応じてキルト製のベストやスリーパーを着せるとよいでしょう。頭からかぶるタイプは脱ぎ着をさせづらいので、前開きタイプがおすすめです。
赤ちゃんは手足が冷たいのでパパやママは心配になるかもしれませんが、赤ちゃんの機嫌がよいのであれば、靴下や手袋は基本的に必要ありません。ただし、あまりにも冷たすぎる、紫色に変わっているというときは靴下を履かせてください。
退院時に着せたい!おすすめベビー服
お宮参りにも!セレモニードレス
基本的に、季節に合った服であれば何を着せてもよいのですが、退院は赤ちゃんが初めて迎える人生の節目ですので、特別な服を着せたいと考えるママもいるのではないでしょうか。
そんな時におすすめなのが、赤ちゃん用の晴れ着であるセレモニードレスです。白のカバーオールと帽子、スタイがセットになったドレスが主流ですが、最近は「男の子なのにフリフリのドレスはちょっと…」というママのために、タキシード風のデザインになっているセレモニードレスもあります。
退院のときだけではなく、お宮参りのときに着ることもできますよ。
普段使いもOK!おしゃれベビー服
ワンピースとボレロを組み合わせたように見えるデザインのカバーオールや、首周りにフリルがついたデザイン、セーラー服のえりがついたデザイン、男の子向けのベストとズボンのように見えるデザインなど、さまざまなタイプのベビー服が販売されています。
着物風のデザインになったベビー服なら、お宮参りのときに着せることもできそうですね。
また、肌寒いシーズンならシンプルな白いカバーオールに、レースやフリルがついたデザインのポンチョやケープを合わせてもいいですね。暖かさをプラスしながら、特別感もアップしますよ。
手作りしてみよう!おすすめの作り方
赤ちゃんは体が小さいので、必要な生地の量はデザインによって違いはあるものの、110cm幅の生地が1m程度あれば作ることができます。ミシンがあれば楽ですが、手ぬいでも十分作ることができますよ。
作り方は本で調べることもできますが、インターネット上で作り方と型紙が無料公開されていることも多いので、お気に入りのデザインを探してチャレンジしてはどうでしょうか。
裁縫用に売られている生地を使うこともできますが、丈の長いカフェカーテンを使って作ることもできます。フリルがついたカフェカーテンなら、自分でフリルをぬい付ける手間を省くことができます。
いつまでに用意するべき?水通しとは?
妊娠34週頃までには準備しておくのが無難
赤ちゃんが産まれてくる「出産予定日」は妊娠40週目ですが、妊娠37週目からは「正期産」といって、いつ産まれてもおかしくない頃になります。妊娠34週はまだ正期産ではありませんが、出産が早くなる可能性もあります。
また、妊娠34週を超えると少しずつ骨盤が緩み、ママの体が出産の準備を始めます。重たくなった赤ちゃんを緩み始めた骨盤で支えることになるので、股関節に負担がかかって痛みを感じやすくなり、ベビー服を選ぶ余裕がなくなるかもしれません。
ベビー服だけではなく、出産や産後のための準備は、妊娠34週までに整えておくことが理想です。