3人目の子どもが欲しい!家族にとってよいタイミングと考え方の紹介
3人目が欲しい!と思っても経済面や体力面を考えると、なかなか妊娠に踏み切れないママも多いことでしょう。大学までの学費の問題や、上の子の子育てが落ち着いてから妊娠したほうがよいのでは?など、悩みは尽きませんね。この記事では、3人目妊娠のタイミングや仕事と育児の両立で考えたいことについてお話します。
3人目の妊娠のタイミングはいつがいい?
年齢や体のことを考えるなら早めがおすすめ
年齢が高くなると妊娠中や出産のリスクが高まるだけでなく、体力の面でも心配です。体が疲れを感じやすくなるため、上の子の公園遊びにつき合ったり夜中に授乳したりするのも大変ですね。
また資金面での不安もあると思います。年齢が上がってから3人目を出産すると、子どもが大学へ入学する頃に、定年退職などで世帯収入が下がり、学費の支払いや仕送りができるかどうかという問題が出てきます。
3人の子育ては、体力面でも経済面でも元気で働ける若い時期がおすすめ。早めの出産をすれば、将来的な予定も立てやすくなるでしょう。
家族で話し合って考えをまとめよう
上の子たちは、成長とともに感情も豊かになってきますね。パパやママは3人目が欲しいと思っていても、「赤ちゃんにママを取られたくない!」と思う子もいるかもしれません。
親戚や友達の家庭に弟や妹が生まれて、「ぼくも(私も)下の子がほしいな」というなら大丈夫だと思いますが、赤ちゃんに嫉妬してしまいそうな状況なら、焦らず、もう少し待つのも大切ですね。
前にお伝えしたように、体力面や経済面では早めの出産をおすすめしますが、上の子の気持ちも考えて妊娠のタイミングを家族で話し合ってくださいね。
タイミング法で妊娠のメカニズムを知ろう
自然な妊娠を望んでいても、上の子がいると夫婦で過ごす時間も取りづらいものですよね。子どもを寝かしつけようとして、朝まで一緒に寝てしまうこともあるでしょう。
妊娠のメカニズムを知り、妊娠の確率が高い日を選ぶことができると、妊娠しやすくなりますね。そのためには、基礎体温をつけて、生理の周期や排卵日を確認しておくのもよい方法です。
産婦人科などでは、診察したうえで「タイミング法」を指導してくれるところもあります。基礎体温だけでははっきりしない場合も多いので、病院でタイミングを教えてもらえるとよいですね。
3人目を悩む原因となる不安とは
3人目を授かることによる経済的不安
3人目以降の子育て負担を軽減するために、助成金や優遇制度があるので紹介します。行政から支給される児童手当は、通常は小学生になると金額が下がってしまいますが、3人目以降は小学校卒業まで同じ金額がもらえるようになっています。
また、3人の子どもが保育園に通う場合は、2人目は保育料が半額、3人目は無料になるお得な制度があります。自治体によっては、独自の優遇制度が充実している場合もあるので確認してみましょう。
家事と育児の両立の不安
3人目を考えるときは、妊娠中だけでなく出産後も、上の子どもの面倒を見ながら、赤ちゃんのお世話ができるかどうか計画を立てておいたほうがよいでしょう。
3人目を出産するときに、上の子の幼稚園の送迎をどうするかという問題もあると思います。パパや実家の家族に協力してもらえるどうか、近くに頼れる人がいない場合は地域のサポートを受けられるかなどを調べておけば安心ですね。
上の子の年齢が近く手がかかるときは、妊娠すると子育てが大変です。ママの体調も考えながら、3人目の時期を決めましょう。
年齢による妊娠への不安
妊娠と年齢は関係しているともいわれています。また、精神的なことが影響する場合もあるようです。
3人目をどうするか迷っているうちに、どんどん年を取ってしまったり、上の子の子育てが落ち着いてから…と間を開けすぎたりして、妊娠のタイミングを逃してしまうこともあるでしょう。
3人目の妊娠を決心するまでには不安な要素がいろいろあると思います。しかし、3人目が欲しいと思っているなら、ママ自身の年齢的な限界も含めて、妊娠の時期を話し合っておきたいものですね。
お仕事をしているママが考えるべきこと
仕事のスタンスと考え方
「自分にしかできない」と思う仕事でも、妊娠中におなかの張りや疲れを感じるときは、他の人に頼ることも大切です。仕事は代わってもらえても、赤ちゃんのために体を休められるのは、ママだけなのです。
そのためにも、妊娠がわかれば早めに職場にも伝えておきましょう。つわりがひどくない場合は、安定期に入ったころに報告するのもよいタイミングです。
上の子たちの出産を同じ会社で経験しているなら、産休や育休の制度にも詳しいですね。しかし、転職などで初めての産休をもらうときは、どんな制度があるか確認しておきましょう。