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子どもの血液型がわからない!血液型の調べ方や予想をしてみよう

子どもの血液型がわからない!血液型の調べ方や予想をしてみよう

子どもの血液型を予想してみよう!

血液型の種類は6種類

よくいわれる血液型はABO式です。これは、A型、B型、O型、AB型に分けられます。しかし、この4つもまた細かく分けることができるのです。A型はAA型とAO型、B型はBB型とBO型、O型は、OO型のみ、AB型もAB型のみです。これで6種類です。

A型、B型にも反応が強い、弱いがあり、通常の判定では、はっきりとわからないものもあります。また、これ以外にも、ボンベイ型、シスAB型もあります。他にもRh型の亜種である-D-やnullなどもあり、ボンベイ型やシスAB型と同様、稀血と呼ばれ、通常の血液は輸血できません。その他にも血液型の稀血は、数多く存在します。一口に血液型といっても、多種多様であり、奥深いものです。

自分の血液型がわからないとき

A型とB型は、2種類あるうちのどちらの型になるかは、両親の血液型によります。A型を例にとりますと、一般的にはA型同士の子どもは、A型かO型といわれています。しかし、AA型の両親からは、AA型の子どものみで、両親のうち片方がAO型の場合は、AA型とAO型の2種類、両親ともにAO型の場合は、AA型とAO型、OO型の3種類の型の子どもが生まれることになります。B型も同じ考え方となります。通常は、この考え方で予想することができます。

一方、理科の授業などで学習する遺伝とは違うものが存在し、通常の遺伝の法則では考えられない血液型の子どもが生まれることもあるのです。両親または、片親がボンベイ型、シスAB型の場合もその1つです。

血液型の確率をみてみよう!

ABO式の血液型だけで考えると、両親の組み合わせは、21パターンです。例として、一般的に知られるものとは違う血液型の子どもが生まれるものをご紹介します。

・AA型とAA型orAO型orOO型→A型100%
・BB型とBB型orBO型orOO型→B型100%
・AA型とBB型→AB型100%
・AA型とBO型→A型50%、AB型50%
・AA型とAB型→A型50%、B型50%
・BB型とAO型orAB型→B型50%、AB型50%

同じ血液型でも両親がもつ血液型によって、生まれてくる子どもの血液型の出現率は違ってきます。普段では、AA型とAO型はA型、BB型とBO型はB型と認識されていますが、遺伝という形になると違ってくるのです。

まとめ

血液型を調べることは、急ぐことではないということが分かっていただけたと思います。もし調べるとしても子どもの負担をできるだけ減らすようにしてくださいね。

しかし、知らずに大きくなったということは、子どもが病気にも怪我にも遭わずに健やかに育ってくれたことの証拠なのです。そう考えると、知らないことも幸せの証なのかもしれませんね。

子どもが大きくなり、知りたがるときがくるかもしれません。そのときに改めて考えてみることにしても遅くはないのではないでしょうか。
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