赤ちゃんの秋のお風呂の温度は?入浴後の湯冷め防止のコツもご紹介
少し肌寒くなる秋。赤ちゃんの体を温めようとお風呂に入れるママも多いと思います。お風呂のお湯の温度は夏より高くした方がよいの?ゆっくりとお湯につかった方がよいの?湯冷めしないコツはあるの?秋のお風呂に関する疑問を解決できるように、お湯の適温と入浴時間、湯冷めしないコツをまとめて紹介します。
赤ちゃんと入るお風呂の温度と入浴時間
お風呂の温度は38~40℃が適温
寒い時期には熱いお湯にしてあげた方が、温まるかと思いがちですが、赤ちゃんは季節を問わず38~40℃のお湯が適温だそうです。大人にはぬるいと感じるぐらいがちょうどよいのです。
赤ちゃんの肌はデリケートですから、熱いお湯では肌のうるおい成分が逃げてしまいます。ただでさえ乾燥しやすい赤ちゃんの肌ですから、肌トラブルになっては大変です。
少し肌寒く感じるようであれば、お風呂のお湯の温度を変えるのではなく、部屋の中の温度を温かくして対応しましょう。
のぼせやすい!お湯につかるのは2~3分で
赤ちゃんは体が小さいですし、体温調節機能がまだ発達していませんから、周囲の温度が高いと体温もすぐに高くなってしまいます。ですから、赤ちゃんは長時間お湯につかると体が熱くなりすぎて、のぼせてしまうのです。お湯につかるのは2~3分で十分です。
ただ、理想ではそうだと分かっていても、ママが1人でお風呂に入れると時間がかかってしまうこともあるでしょう。あまり気にしすぎるとママも大変ですから、できる範囲で気をつけてくださいね。
熱すぎるお湯は肌トラブルの原因に
デリケートな肌の赤ちゃんがトラブルなくお風呂に入るには、お湯の温度は38~40℃と適温にし、長時間入らずに2~3分でお湯から出ましょう。この適温と時間を守ることが、赤ちゃんの肌のうるおい成分を守ることにもなります。
熱いお湯に長時間つかることでうるおい成分が壊され、肌トラブルの原因になるのです。赤ちゃんを洗うときもせっけんを泡立ててやさしく洗い、入浴後には保湿剤をしっかりと塗りましょう。肌トラブルの予防にもなりますよ。
秋の湯冷め防止に!入浴前に準備したいこと
寒いときは部屋を暖めておこう
部屋が暖かければ、赤ちゃんが湯冷めをすることもありませんし、ママも湯冷めしませんよね。浴室もお風呂のふたを事前にあけるなどして暖めておきましょう。
お風呂の温度と、部屋の温度差が少ないと、身体への負担も最小限におさえることができますよ。寒暖の差があると、自分のエネルギーを使って体を暖めようとします。赤ちゃんに負担をかけないためにも、部屋を暖めておくことは大事なことなのです。
赤ちゃんのことを最優先しているママも、湯冷めをして体調を壊してしまったということがないように気を付けてくださいね。
バスタオル、肌着をスタンバイしよう
フード付きのバスタオルがあれば、フードを頭にかぶせながら体を拭けば、髪の毛も早く乾くでしょう。広げたバスタオルの横には服を用意しておきましょう。
秋の暑い日には肌着を、寒い日であれば肌着とカバーオールを用意しておきましょう。カバーオールと肌着を着る場合は、赤ちゃんの手を一度で通せるように、事前にカバーオールの袖に肌着の袖を入れておくと便利です。用意した肌着の上におむつを置いておけばすぐに服を着ることができますね。
ママの湯冷め防止にバスローブが便利
寒い日にママが湯冷めをしてしまっては大変です。ママの湯冷め防止には、バスローブが便利ですよ。
湯上りに体を拭かなくても、そのまま着れば水分を吸収してくれますし、簡単に脱ぎ着ができるので、赤ちゃんを湯冷めさせないように短時間で着ることができます。バスタオルを巻いたままでは動きにくいですし、寒いでしょう。
子どものお世話を優先できることが、ママの気持ちに余裕をうんでくれるでしょう。余裕を持って赤ちゃんのお世話ができたら、お風呂も楽しみになるかもしれませんね。
肌寒い秋!入浴後の湯冷めを防ぐ方法
濡れたままは寒い!早く体の水分を乾かして
赤ちゃんの体は体温調節機能がまだ発達していませんから、濡れたままでおかれると大人よりも早く体温が下がってしまいます。体温が下がることを避けるためには、体の表面についている水分をより早く拭きとることが必要になってきます。
お風呂から出た赤ちゃんをすぐにバスタオルの上に寝かして、バスタオルでくるみながら水分を拭きとりましょう。脇、首、耳の後ろなどは拭き残しやすく水分がついていることが多いですから、忘れないようにしてくださいね。髪の毛もできるだけ水分が残らないように拭いてあげましょう。