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働き方改革の事例を知ろう!個人で始められることやユニークな事例

働き方改革の事例を知ろう!個人で始められることやユニークな事例

昼休憩をなくして1日6時間勤務を目指す

ファッション通販サイトで有名なZOZOTOWNを運営する株式会社ZOZOでは、昼休憩をなくして1日6時間勤務を目指しています。朝9時から午後3時までが勤務時間です。

午後3時にチームの業務が終了すれば、その後はフリータイムとして使えます。もし午後3時までに終わらないときにはチーム内で仕事をシェアし、できる限り早く終わらせるようにしているそうです。

また、基本給が全員同じで、役職の違いで手当がプラスされています。ボーナスも均等に支給され、チームワークを重視した評価制度で離職率が下がってきているそうです。

さらに、ペットや同居人などの世話のために1日2時間までの時短利用ができるなど、福利厚生も充実しています。

子どもの保育園料を全額援助する改革も

Sansan株式会社では、2017年に産休・育休を取得した従業員が早く職場復帰ができるようにと「MOM」という制度を導入しました。Sansan株式会社とは、クラウド名刺管理サービスや個人向け名刺アプリを展開している企業です。

「MOM」には、四つの補助制度があります。
1.満3歳を迎える月までの保育園料を、認可・認可外に関係なく全額補助
2.保育園が通勤ルート上にないときには、移動する際のタクシー代金を月額4万円まで補助
3.認可外保育園への入園申し込みに必要な予約金を10万円まで補助
4.子どもの預け先が決まるまでの期間、保活代行サービスの利用料を会社が負担

「MOM」は職場復帰を後押ししてくれる嬉しい制度だといえるでしょう。

まとめ

働き方改革では、長時間労働の是正や同一労働同一賃金の実現などが叫ばれています。その結果、多くの企業で女性が働きやすい職場作りに取り組んできています。

一方、企業や自治体が行う働き方改革だけでは大きな成果は得られないでしょう。女性が働きやすい職場作りの実現に大切なことは、一人ひとりの意識を変えることであり、従業員一人ひとりの行動を変えることです。

ここでは子育てママに嬉しいユニークな働き方改革の事例もご紹介しました。まずは、自分のできることから始めてみてはいかがでしょうか。
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