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赤ちゃんにふさわしい夏用パジャマとは?スタイルや素材選びで安眠を

赤ちゃんにふさわしい夏用パジャマとは?スタイルや素材選びで安眠を

夏は多くの汗をかく季節です。そのような中、汗っかきな赤ちゃんのパジャマ選びに迷うママもいるかもしれませんね。パジャマは単に寝るときに着るものというだけでなく、赤ちゃんの生活リズムを整えるのにも大切なものです。そこで、赤ちゃんが夏に着るパジャマの定番のスタイルや素材などを含めた選び方をご紹介します。

何カ月頃からパジャマを着せるべき?

生後3〜4カ月頃がパジャマデビューの目安

そもそも赤ちゃんには、いつ頃からパジャマを着せたらよいのでしょうか?首がすわる頃までの赤ちゃんは体幹も安定せず、着替えさせるのも大変ですよね。

初めての育児だと、パジャマよりも前開きの肌着や、股下のスナップがあるツーウェイオール、股下が開いているベビードレス、つなぎのようなロンパースなど、脱ぎ着のしやすい赤ちゃん向けの洋服を着せていて、パジャマの存在を忘れていた…なんてママも多いかも知れませんが、焦って赤ちゃんにパジャマを着せることはありません。

赤ちゃんが生まれてから、パジャマデビューをする目安として、赤ちゃんの首がすわってくる、だいたい生後3~4カ月頃からがおすすめです。赤ちゃんとママの一日のリズムもしっかりとしてきて赤ちゃんの着替えもママが慣れてきて楽になる頃、パジャマデビューを目指すとよいですね。

パジャマは脱ぎ着がしやすく、通気性のよいものを選び、ママと赤ちゃんの負担にならないものを選びましょう。赤ちゃんも夜はパジャマに着替えることで、夜と昼間の区別がだんだんとついてきますよ。

お座りができればセパレートタイプも

赤ちゃんの洋服の種類はたくさんありますが、夏は肌着1枚にするママも多いのではないでしょうか?生後2~3カ月頃になると肌着のすそが二股になっているコンビ肌着やロンパースなど着せているママが多いかもしれません。

一日のほとんどを寝て過ごす赤ちゃんであれば、暑い夏は肌着1枚でも十分快適に過ごせることでしょう。初めての育児だと赤ちゃんの着替えをするだけで一苦労ですから、ねんね期の赤ちゃんにはオールインワンタイプの服だと脱ぎ着が簡単です。

ねんね中心の赤ちゃんも、成長してお座りができる頃になると、上下分かれているセパレートタイプの服が着られるようになりますよ。お座りができると身体もしっかりとしてくるので、洋服も着替えやすくなります。

セパレートタイプの服のよいところは、赤ちゃんの上着を汚してしまったら、上着だけを洗うことができます。洋服の上下が分かれることで、洋服の色の組み合わせのバリエーションも増え、昼間と夜の服の区別もつくような服装ができるようになりますよ。

赤ちゃんのパジャマデビューもこの時期に始めだすママが多いです。

夏の赤ちゃん、何を着て寝れば正解?

ロンパースに半袖パジャマが王道スタイル

パジャマデビューした夏の赤ちゃんには、肌着として着ているロンパースと、半袖パジャマの組み合わせがおすすめです。ハイハイするまで大活躍のロンパースは、デザインも豊富で、外出着としてお洒落に使えるものから、肌着として着用するタイプのものまでいろいろとあります。

活発に動き回る赤ちゃんにもピッタリです。股の部分のスナップを外しておむつ替えにも便利ですし、1枚着ていれば夜の寝相によってもお腹を出すことなく、安心して冷房の効いた部屋でも睡眠をとることができますよ。

真夏や暑がる場合はロンパース1枚でもOK

夏の暑い夜には、半袖パジャマを着せずに肌着のロンパース1枚で寝かせるのもOKです。赤ちゃんはとても汗っかきなので、ロンパースと半袖パジャマを重ね着をすると寝苦しくて、夜泣きする場合もあります。

寝るときは赤ちゃんが快適な状態で、休めるようにしてあげましょう。肌着のロンパースはお腹をしっかりと覆って、股下のスナップボタンで止まるので、お腹を冷やすことはないですし、吸湿性や通気性もよく快適に過ごせますよ。

真夏や暑い夜にパジャマ代わりにロンパースを1枚で着るのもよいですね。

着せすぎNG!汗はおむつかぶれの原因に

赤ちゃんにパジャマを着せるとき、パジャマの下には肌着を着せている人も多いのではないでしょうか?肌着のロンパースとパジャマの組み合わせがよいと思っていても、真夏は夜も暑く、重ね着をしすぎると赤ちゃんも大量に汗をかく原因となってしまいます。

汗をかくとその分おむつの中は、湿度も高くなり汗や細菌などの刺激によって、赤ちゃんの柔らかい肌は傷ついてしまい、おむつかぶれの原因になってしまいます。ママやパパが思っている以上に赤ちゃんは暑がりです。

暑い夜に寝るときは、薄着を心がけましょう。

洗い替え用パジャマは何枚あれば安心?

赤ちゃんの洗い替え用パジャマは何枚あれば平気?と考えるママもいるかもしれません。暑い夏場はお着替えも頻繁になりがちなので、パジャマも3~5枚準備すると安心です。

真夏は気温が高いので、朝洗濯すれば夜には乾きますが、天候がわるかったり忙しくて毎日洗濯できなかったりすることもあるでしょう。洗い替えを多めに準備しておけば、ローテーションで着せられますし、食べこぼしで汚してしまったり、洗濯物の乾きがよくない時期でも安心です。

パジャマは何枚か用意すれば、洗濯を何度もする手間も少なくなるのでママの負担も減りますよ。

寝相がわるい赤ちゃんの寝冷え対策は?

腹巻きでお腹を冷やさない工夫をしよう

赤ちゃんが夜寝るときは、赤ちゃんのお腹の部分は冷えないように腹巻をしてあげましょう。真夏の寝苦しい夜は、冷房を入れたまま寝ていたり、赤ちゃんの夜間の寝返りも多く、パジャマがはだけてしまいがちです。そしてお腹が冷えてしまうと、赤ちゃんも体調を崩しやすくなります。

そこでおすすめなのが腹巻です。腹巻だと多少寝相がわるくてもずれる心配もなく、肌着1枚で寝かせるときにもお腹を冷えから守ってくれますよ。

ママやパパも夜間に赤ちゃんの掛け物がとれて、冷えないかと心配する必要がないのは嬉しいですよね。赤ちゃんも初めは嫌がるかもしれないですが、可愛い絵柄やお気に入りのキャラクターなどの腹巻をして夜寝る時間が楽しくなるようにしてあげましょう。

ドライやメッシュ、涼しい素材を取り入れて

夏の暑い夜は、赤ちゃんに着せるパジャマもドライ加工やメッシュの夏にピッタリな涼しい素材を取り入れてあげましょう。パジャマの素材が夏向きでないと、赤ちゃんが着たときに大量の汗をかいてしまい、暑くて気持ちわるくて、寝られなくて夜泣きになってしまい大変です。

赤ちゃんの機嫌も洋服の着心地のよさや、過ごす温度でも違ってきます。赤ちゃんの睡眠を邪魔しない快適な洋服を着せてあげましょう。

ドライ加工やメッシュの素材だと肌ざわりがさらっとして通気性がよく、速乾性にも優れているため、夏のパジャマに最適な素材です。

赤ちゃんはまだ自分で着心地のよい服を選ぶことはできないので、ママやパパのさりげない気遣いで快適な睡眠をサポートしてあげたいですね。

目安は28℃、エアコンや扇風機を活用

みなさんは赤ちゃんの寝室の最適な温度を知っていますか?夏の暑い夜は、部屋の温度の目安は28℃にしましょう。

家族は暑がりだから温度はもっと低く設定している…なんて家庭もありますよね。赤ちゃんは自分で体温調節が上手にできないので、部屋の温度は28℃がおすすめです。

また部屋の温度を調節するときは、エアコンの風や扇風機の風が直接赤ちゃんに当たらないように注意しましょう。部屋の温度調整と、赤ちゃんの着るパジャマや肌着の調節を合わせて工夫すれば、寝苦しい夜でも赤ちゃんは快適に眠ることができるでしょう。

まだ自分ではうまく意思表示ができない赤ちゃんに代わり、ママやパパが配慮してあげられるとよいですね。
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