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夫婦円満には思いやりが大切!些細な言葉や行動で幸せ家族に

夫婦円満には思いやりが大切!些細な言葉や行動で幸せ家族に

新婚当時のパパは思いやりがあったのに、最近は「ありがとう」の一言もないと思うことはありませんか?けれども振り返ってみればママもパパに思いやりを持てず、不満が多いかもしれません。今回は本当の思いやりの意味や忘れがちな夫婦間の思いやりについて、思いやりを持ち夫婦円満になる言葉や心構についてご紹介します。

本当の思いやりとはどういうこと?

相手が何をしてほしいのかを感じる気持ち

思いやりがある人はさり気なく相手がしてほしいことを行えます。たとえばゴミを出す日の前夜、ママの知らない間にパパがゴミがまとめておいてくれたり、落ち込んでいるときにパパがちょっとしたスイーツを冷蔵庫に入れておいてくれたりするとママは嬉しいですよね。

けれどもママが自分でゴミを綺麗にまとめたかったり、昨日ダイエットを始めたばかりだったりしたら気持ちはありがたくても、手放しで喜べないかもしれません。相手の状態に気づけなくてもパパに思いやりがないとはいえませんし、夫婦でも自分以外の人の気持ちを完璧に理解することは難しいです。

ただ、いつも相手がしてほしいこととはかけ離れたことばかりしているのは、相手をあまり観察していないといえるかもしれませんよね。

相手の状況を想像して理解できる

「相手の立場に立って考える」のが思いやりの第一歩です。例えばパパが親戚と話すときに緊張しているようならパパはその親戚が苦手なのだと想像して、パパと親戚の間に入り一緒に会話するというのは思いやりの一つといえます。

「苦手なんだな」と想像することはできても、親戚とパパの会話に合流するという行動までは起こしにくいかもしれません。ただ、パパが疲れている様子だったら「お疲れさま」の一言をかけるのも思いやりですよね。

パパが悲しんでいるときに、なにもいわずただ隣にいることも思いやりといえます。大きな行動は起こさなくても、少しの言葉や笑顔だけでも思いやりは示せます。

思いやりとは、まずは相手の気持ちに共感することといえますよね。

思いやりは親切とは違う

人が泣いている姿を見ると自分ももらい泣きすることがあります。人の脳にあるミラーニューロンという神経細胞は、相手がしていることに対して自分がしているのと同じように反応します。まだ研究段階ですが、ミラーニューロンがあるから人は他者を自分のことのように思いやれるのだといわれます。

人を思いやるとき、相手の状況を察しても相手のことを考えてあえてなにもしない場合もあります。それに対して親切は思いやりを積極的に行動にうつすという意味合いが強くなります。

親切はときには相手に迷惑になる場合がありますよね。そのときに「あなたのためを思ってしているのに」と親切を強要すればそれはお節介になります。思いやりからの行動がお節介にならないように注意したいですね。

一緒にいると忘れがちな夫婦間の思いやり

パパは毎日お仕事を頑張っている

いつもなら休みの日は子どもと遊ぶパパが、あるとき休みでもごろごろして子どもと遊ばなかったらママは「最近仕事が忙しいから疲れたのかな?」は思うでしょうか?それとも「私は毎日ワンオペ育児で疲れているのにごろごろしているなんて!」と不満を感じるでしょうか?

たしかにママも大変ですが、いったん立ち止まってパパの状況を想像できると「疲れているのかもしれない」という考えが浮かびます。すると、ときには家の中で子どもの安全を確保しながら、パパママは休むという選択ができるかもしれませんよね。

ママがパパを思いやり尊重している姿は子どもにも伝わります。「パパはいつもお仕事を頑張っているから、今日は家でゆっくり過ごそうね」と話すことも必要かもしれませんね。

ママも育児や家事に休む暇なく大忙し

ママも育児や家事で休む暇なく働いていますが、それが当たり前になっているとパパは家に帰れば食事ができているのが当然で、できていないと不満に思うような場合があります。

ママは体調不良でも育児は休めません。しかし休まないママを見てパパはママの大変さを想像することができず、難なく家のことをしているのだろうと考える可能性がありますよ。

そこまでいかなくても、男性は女性よりも人を思いやる気持ちが少ない傾向があります。パパに「体調が悪いから夕食を買ってきてね」と連絡すると、悪気なく自分の分だけ買ってくるというママの声もあります。

パパには「寝かしつけで手が離せないからお風呂に入ったら掃除をしてね」などと、具体的に依頼内容を話す必要があるかもしれませんね。

お互いに「理解してほしい」と思っている

パパの仕事が今と同じ給料で労働時間やストレスが少なかったり、ママが疲れたら家事や育児を代わってもらえたりするような環境であれば、簡単にお互いを思いやれるかもしれません。けれどもそのようなケースは少ないでしょう。

パパは家族を養うために仕事を頑張りママは家事や育児をほぼ一人で行っているケースが多いですよね。するとお互いに「この大変さを理解してほしい」と思います。家族だからこそ理解してほしいという面もありますよね。

パパは理解してほしい気持ちをため込む人もいますが、ママはそれを主張するケースが多いです。どちらのパターンでも「自分の方が大変だ」と感じているでしょう。

そのような心理状態になれば、思いやる気持ちは失われますよね。

夫婦間の思いやりは些細な言葉や行動から

「ありがとう」の気持ちを忘れない

新婚のころはお互いに少しの思いやりでも嬉しくて「ありがとう」の言葉が出た夫婦も、年数が経つとそれが当たり前になり感謝もしない場合があります。パパが仕事をしてお金を稼ぐことも、ママが家事をすることもやって当然になりがちですよね。

そうなるとやってくれることには目が向かず、やってくれないことばかり目につくようになります。ママは家事や育児をするのが当たり前と思われて悲しいように、パパも仕事を頑張っているのに認められずにつらいのかもしれませんね。

ジョージア大学が468組の夫婦に行った調査では、感謝を表している夫婦ほど二人の関係が困難になっても乗り越えられる傾向があるという結果が出ました。「ありがとう」の一言はそれほど強い力があるのですね。
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