乳児の一重が気になる?一重の基本や二重になるタイミング
待ちに待った可愛い赤ちゃんが誕生し、ついにご対面!という時、「この子のお顔はママ似?パパ似?」なんて話題で盛り上がりますね。そして、顔のパーツの中でも注目されるのはやはり目元、特にまぶたではないでしょうか。両親とも二重まぶたなのに、赤ちゃんが一重まぶたで生まれることには、実は理由があったりします。
乳児には一重が多い!遺伝やまつげとの関係
赤ちゃんに一重が多いのはなぜ?
生後3~4カ月頃ぐらいの赤ちゃんは、ぽっちゃりふくよか体型ですよね。それは毎日授乳とねんねを繰り返し、あまり運動をしないために脂肪がついていたり、むくんでいたりするからです。
そして身体だけではなく顔にも言えることで、赤ちゃんの柔らかな皮膚についた脂肪やむくみによって、まぶたが埋もれてしまい一重になってしまっているのです。
生まれたばかりの赤ちゃんの顔を見た時、二重でなかったことに何故?と思うママもいらっしゃるかと思いますが、生まれてすぐのうちは一重になっていることはよくあることなんです。
一重は遺伝で決まってしまうの?
二重まぶたは優性遺伝子なので、両親ともに二重、またはどちらか片方が二重ならば、赤ちゃんが二重まぶたで誕生する確率は高いと言えるでしょう。
ただしこれは決して100%というわけではありませんので、二重の両親が揃っていたとしても、一重の赤ちゃんが生まれるということはあります。
しかし子どもの顔は成長とともに変化していくので、小さい頃に一重だった子が大きくなって二重になることもあります。
確かに遺伝は、一重か二重かが決まる要素に関係はしますが、決定的なものではありません。
まつげが長いと二重になるってほんと?
二重は目がぱっちりとして見えるため、必然的にまつげも長く見えると思います。逆に一重まぶたや奥二重の場合は、まぶたの際が奥まっているためまつげが短く見えることもあるでしょう。
これも、まぶたと同じように成長によって変化があることなので、まつげが長いから二重になる、まつげが短いから一重かもしれない、といったことに明らかな関連性はないと言われています。
ちなみに、新生児の頃はまつげが生えていないように見える赤ちゃんも、生まれて数か月後にはまぶたも変化し、きちんとまつげが確認出来るようになります。
二重になる?まぶたの変化のタイミング
皮下脂肪が減ってくる生後3カ月頃
それは、ねんねが中心になる生後まもない時期と比べ、3カ月頃から寝返りなどの運動でカロリーを消費するようになり、まぶたの脂肪が落ちてくるためです。
生まれてまもない時は皮下脂肪が多いため一重に見えてしまっていた赤ちゃんも、運動量が少しずつ増えることにより二重に変化していくというわけです。
ただ、この3カ月頃はあくまで目安であり、赤ちゃん個々の性格や運動する体力により変化の時期は変わっていきます。傾向としては、頻繁に寝返りをしたり、よく動いていたりと、活発に動く赤ちゃんの方が、二重まぶたへの移り変わりが早い傾向にあります。
たくさん動き回るようになる3歳頃
乳児期に比べ、歩く、走るが自由に出来るようになり、公園などでの外遊びが活発になることで体型が変化しやすくなるためです。
幼児になると身体の動かし方が上手になり、一気に運動量が増えるため、カロリーの消費もさらにアップして脂肪が全体的に落ちて締まった体型になるので、必然的にまぶたの脂肪も取れてくるようになります。
赤ちゃんの頃に変化が見られず、なかなか二重にならない!と焦らないでくださいね。長い目で見守ることが大切です。
体格が大人に近づく思春期
要因は様々ありますが、成長ホルモンが分泌され、子どもから大人の身体へと変化していく過程でまぶたが変わる場合や、身長が伸びたり、ダイエットなどをすることで脂肪が落ち、ぽっちゃりした体型が変わっていくことでまぶたにも変化がみられる場合などがあります。
生後間もなくの例から見ていくと、子どものまぶたが二重に変化する時期にはそれぞれ成長による体型の変化と、運動やホルモンバランス、カロリー消費など関係があることが分かりますね。