ひとりっ子だからこそ保育園に入園!性格形成やママの育児にメリット
子どもがひとりっ子の場合、保育園に入園したときにうまく馴染めるか心配しているママもいるのではないでしょうか?ひとりっ子が保育園に通うことは、子どもの性格形成だけでなくママにもメリットがあるのです。そこで、ひとりっ子の子どもが保育園に通うことのメリットを様々な角度から考えてみました。
一般的にいわれるひとりっ子の性格の特徴
自分で考えて遊ぶ一人遊びが上手
ひとりっ子の場合、家の中に同じ子どもの存在がないので、どうしてもひとりで過ごす時間が多くなります。すると、何をどのようにして遊ぶかを自分で考えるので、一人遊びが上手な子になるでしょう。
一人遊びは協調性が育たないとマイナスイメージを抱くママもいるかもしれませんが、幼いころから自分の行動を自分で考えられるのは立派なことですよね。ひとりでいることに苦痛を感じず楽しめるのは、その子の長所として考えましょう。
言動が穏やかでマイペース
ひとりっ子はそういった相手がいないので、生まれたときから競ったり急かされたりすることを知りません。そのため、言動が比較的穏やかな子が多い傾向にあります。
また、兄弟がいれば生活のペースを兄弟に合わせなければならないこともありますよね。ひとりっ子の場合は自分のペースを乱されることもなく生活できるので、マイペースな性格になるといわれています。マイペースな性格は、考え方を変えると人の意見に流されないということでもあり、誰かが悪口を言っていたとしても同調しない強さがあるでしょう。
わがままで周りの大人に甘え上手
一般的にひとりっ子はわがままという考え方はそういったところからきており、すべての子に当てはまるわけではありません。幼少期の子どもならわがままは誰にでも起こりうることなので、今はあまり心配せず見守りましょう。
また、小さいころから大人と接することが多いひとりっ子は、可愛がられ方を知っていて甘え上手になる傾向があります。甘え上手は、人の気持ちを考えることができ、相手の喜ぶ姿を好む優しい心の持ち主とも考えられますね。
ひとりっ子が保育園入園で得られるメリット
疑似的に兄弟姉妹の経験ができる
兄弟姉妹との喧嘩の経験がないひとりっ子が保育園に入ると、日常的に起こるおもちゃの取り合いなどに最初はびっくりしてしまうかもしれません。しかし、同年代の子に囲まれた生活は、子ども同士のコミュニケーションを学ぶにはよい環境です。
また、年上や年下の子とも関わりを持つ縦割り保育を行っている保育園なら、面倒を見たり見てもらったりという体験ができるでしょう。
家では学びきれないルールやマナーが学べる
人の話を静かに聞くということも、家庭ではなかなか身につけられないことの一つですね。保育園では、先生の話や絵本の読み聞かせをする機会が多いので、友だちが話を聞く姿を見て学ぶこともできるでしょう。
また、徹底的にマナーを学べるというメリットもあります。特に「おはようございます」「さようなら」などの挨拶は、毎日欠かさずするものなので無理なく身につけることができますね。
社会性が身につき友だちとの関わり方を学ぶ
一緒に遊ぶことを経験するうちに、少しずつ子ども同士のコミュニケーションができるようになるでしょう。また保育園では、「ありがとう」「ごめんなさい」の気持ちを体験できることもメリットの一つです。
できないことを手伝ってくれた、友だちの作品を壊してしまったなど、集団生活では様々なことが起こります。感謝の気持ちを感じることができれば、同じように助けてあげようという優しさも生まれるでしょう。
ひとりっ子が保育園入園するママのメリット
子育てに悩んだら担任の先生に相談できる
保育園に入園するメリットの一つに、子どもの接し方のプロに子育ての相談ができることがあります。ちょっとしたことなら登園、退園時に先生と軽く話すだけでも気持ちが楽になるでしょう。
また、定期的に面談が行われる保育園もあります。家庭での様子で気になることや、園での様子など、子育ての悩みを聞いてもらうとよいでしょう。ママとは違う目線から、ためになるアドバイスを貰えるかもしれませんね。