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赤ちゃんの軟飯の開始時期はいつ?作り方やアイデアレシピをご紹介

赤ちゃんの軟飯の開始時期はいつ?作り方やアイデアレシピをご紹介

軟飯を使って「手づかみ食べ」にトライ

赤ちゃんの発達に大切な「手づかみ食べ」

赤ちゃんが成長してくると、離乳食を手で持って直接口に運ぶ様子を見ることができるでしょう。「手でご飯を持つなんて行儀が悪い」と、感じるパパやママもいるかもしれません。しかし、自分の手で持って食べるという行動は赤ちゃんの発達に大切なことですよ。

赤ちゃんは自分の手で食材を持つことで、サイズや硬さ、素材感などを確認しています。「これはこんな感触なんだ。どんな味なんだろう?」「いつもとご飯の硬さが違うぞ」など、自分の手でつかむことで様々な情報を得ているのです。

自分の手で持って食べることで、食材の情報を知るだけでなく食べる楽しさも学んでいます。自分で積極的に食べられるように成長し、さらに色々な食材に興味を持ってチャレンジしてくれると嬉しいですね。

海苔巻きや焼きおにぎりにしてみよう

赤ちゃんは、自分の手で食材をつかんで食べるように成長しますが、柔らかいものだと手で持ったときにぐちゃぐちゃになって、上手に食べることが難しいですよね。とくに、軟飯は普通のご飯と比べても柔らかいので、うまく食べられない赤ちゃんも多いものです。

軟飯は、海苔巻きや焼きおにぎりにすなどして、食べやすいように工夫しましょう。軟飯を赤ちゃんの手で持ちやすい小さなサイズのおにぎりにすると、手で持ったときも崩れにくいですよ。

おにぎりにした軟飯に海苔を巻いたり、焼きおにぎりにしたりしてアレンジすると、さらにおにぎりが崩れにくくなります。毎回同じアレンジではなく、調味料を少し加える、具材を入れるなど、色々試してみましょう。

ほかの食材と混ぜておやきにしても

軟飯は、おにぎりにアレンジするママが多いですが、おやきにするのもよいですよ。おやきにすると表面はパリッと、なかはふわっとした食感となるので、一つの料理で食感の違いを楽しめます。

また、おやきは様々な具材と合わせてアレンジすると、さらにおいしくなりますよ。たとえば、チーズと青のりを入れたおやきや、ひき肉とほうれん草のおやきなど、洋風にも和風にも味を変えられます。

おやきは、おせんべいのように平らな形なので、赤ちゃんの小さな手でも持ちやすく崩れにくいところもよいですよね。冷凍保存もできるので、アレンジをしたものをいくつか作り置きしておくと便利に活用できるでしょう。おやつとして食べてもよいですね。

赤ちゃんが喜ぶ軟飯レシピやアイデア

栄養満点「炊き込みご飯」

軟飯は、ママやパパが食べるご飯の硬さに近い離乳食です。レシピを工夫すると色々なアレンジを楽しめます。赤ちゃん用に薄めの味つけを心掛けて、レシピの幅を広げましょう。

簡単にできるアレンジレシピとして「炊き込みご飯」は人気です。薄めのだし汁で米を炊くので、優しい味つけに仕上がりますよ。

材料は、米、だし汁、お好みの野菜で作ることができます。きのこ類や人参、ほうれん草などの野菜を使用した栄養満点の炊き込みご飯を、赤ちゃんはおいしく食べてくれるでしょう。

作り方も簡単です。米と食べやすい大きさに切った野菜、だし汁を炊飯器に入れて、通常モードで炊きます。炊きあがったら、全体的によく混ぜましょう。下茹でした魚や、鶏のささみなどを入れてもよいですね。

「リゾット風」で洋風アレンジ

離乳食では、なるべく色々な味つけを楽しんでもらいたいですね。ですから、和風や洋風など色々な味つけを工夫してみましょう。

軟飯を洋風にアレンジした「洋風リゾット」は、手軽にできるアレンジレシピです。冷凍保存しておいた軟飯や、市販のベビー用粉末スープなどを使って手軽に作れますよ。

材料は、軟飯、ブロッコリーやしめじ、玉ねぎなどの野菜、ベビー用粉末野菜スープ、牛乳などです。赤ちゃんが食べやすいように野菜をみじん切りにし、下茹でしておきましょう。

小鍋に、下茹でした野菜、水、粉末スープを入れてひと煮立ちさせます。そこに、軟飯と牛乳を入れて弱火で茹でましょう。仕上げに粉チーズを加えると、洋風の味が引き立ちますよ。水分量や具材は好みに合わせてくださいね。

軟飯が手につくのを嫌がる赤ちゃんには

軟飯はある程度の硬さがあるので、赤ちゃんが手づかみしやすくなります。手づかみで食べることも、赤ちゃんの大切な成長の一つです。ですから、なるべくママは赤ちゃんが手づかみで食べる姿を見守りましょう。

しかし、中には手づかみをすると軟飯が手につくことを嫌がる赤ちゃんもいます。その場合は、ママがひと工夫してみましょう。

難飯は、水分が多いので手につきやすくなります。フライパンやトースターなどで軽く焼くだけでも、水分が飛んでベタつきが軽減されますよ。また、おにぎりにした難飯にふりかけなどをまぶしてもよいでしょう。味の変化も楽しめるので赤ちゃんも喜びますよ。

ラップを使ってしっかり握ってもよいでしょう。崩れにくくなるので、手づかみしやすくなりますよ。

まとめ

離乳食は順調に進んでいる赤ちゃんでも、軟飯になると急に食べづらそうにしたり、食べるのを嫌がったりすることもあります。「1歳だから軟飯を食べないとだめ」という決まりはないので、様子を見ながら変えるタイミングを考えてみましょう。

軟飯にしてからも、たくさんのアレンジを楽しむことができます。赤ちゃんがなるべく自分の手で持って食べられるように、おにぎりやおやきなど、様々なアレンジを加えることも大切ですね。赤ちゃんが食べることを楽しんで、元気に育ってくれることを願っています。
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