赤ちゃんの軟飯の開始時期はいつ?作り方やアイデアレシピをご紹介
離乳食を開始して数カ月経つと、軟飯に移行していきます。重湯やおかゆは分かりやすかったけれど、軟飯は水加減などが分からないというママもいるでしょう。しかし、軟飯の作り方はそんなに難しくありません。そこで、軟飯の基本的なことや簡単な作り方、保存方法、軟飯を使ったレシピなどをご紹介します。
おかゆから軟飯にステップアップする時期
生後10カ月から1歳ごろの離乳食の後期
生後10カ月ごろから1歳ごろの、離乳食後期に軟飯にチャレンジするとよいですよ。「急に軟飯に変えても大丈夫かな」と不安に感じるママが多いかもしれませんが、赤ちゃんが離乳食を食べている様子を観察し、時期を考えてみましょう。
軟飯を初めて口にしたときに、赤ちゃんが食べづらそうにすることもあります。そのようなときは、まだ時期が早い可能性があるので、おかゆに戻すとよいですよ。
食べ物を歯ぐきで潰せたらチャレンジしよう
軟飯にするタイミングは赤ちゃんによって違います。食べものを歯ぐきでしっかり潰せていることが大切です。歯ぐきでしっかり潰せるようになると、軟飯でも噛んで細かく潰せるので喉に詰まることなくスムーズに飲み込めるでしょう。
おかゆや野菜など、離乳食をどのくらい噛めているかを毎日見ておくようにしましょう。軟飯にする前に野菜などをいつもより少しだけ硬めにするなどの工夫をして、上手に潰せているのかを見るとよいですよ。
5倍がゆから少しずつ硬めにしてみよう
少しずつ硬くしていくことで、赤ちゃんがどのくらいの硬さならしっかり潰せるのかを見極めやすいですよ。しっかり噛まずに飲み込んでばかりいると顎が発達しないだけでなく、便秘の原因にもなってしまいます。
少しずつ硬さを変えて、赤ちゃんの体に負担を掛けないようにしましょう。硬さを変えて赤ちゃんが食べなくなった場合は、元の硬さに戻し様子を見ることも大切ですよ。
軟飯の水加減と作り方のポイント
米の2〜3倍量の水で炊くと軟飯に
水を少し多くすることで、普段パパやママが食べているお米に比べて柔らかく炊きあがります。赤ちゃんの食事1回分ずつ炊くのは難しいので、数回分まとめて炊いておいたものを冷凍保存しておくと作る手間が省けますよ。
軟飯はおかゆとは違って少し歯ごたえがあるので、パパやママが食べてもおいしくいただけるでしょう。パパやママがおいしそうに食べている姿を見ると、赤ちゃんも一緒に食べたいと感じますよ。パパやママは、軟飯にアレンジを加えて雑炊としていただくのもよいですね。
炊飯器でたくさん作って冷凍保存もOK
先輩ママの話では、離乳食を始めたときから手間が掛からないように冷凍保存をしていたそうです。時間があるときに調理しておくと、いざ食事のときに赤ちゃんが待たずにすむのでよいと話してくれました。軟飯にしてからも、炊飯器でたくさん炊いて冷凍保存しているそうですよ。
赤ちゃんの食事は、パパやママと別メニューになることが多いので調理が大変なこともあります。ちょっとした工夫で食事の準備が楽になると、ママの負担が軽減できますね。
大人のご飯から取り分けるならレンジを活用
そのようなときは、パパやママが食べている普通のご飯から電子レンジを使って軟飯を作ることもできますよ。
たとえば、ご飯が100gの場合、水も100g使用します。ご飯と水を耐熱容器に入れて、軽く混ぜ合わせましょう。混ぜ合わせたらラップをして電子レンジで3分ほど加熱します。
ご飯100gは、赤ちゃんが食べる1回分よりは少し多めですが、加熱するご飯が少ないと水分がなくなる可能性が高いです。電子レンジで作るときは、少し多めの水量にしましょう。