赤ちゃんがうなるのはなぜ?理由や対策、効果的なマッサージ
赤ちゃんの便秘に効果的なマッサージ3選
足漕ぎマッサージで腸を優しく刺激する
方法は簡単です。まずは赤ちゃんを仰向けに寝かせます。太ももの付け根から足全体をなでおろしてから、赤ちゃんの足首を優しく持ちましょう。自転車を漕ぐように、赤ちゃんの足を左右交互に動かします。このとき赤ちゃんの膝がお腹につくように動かしてあげましょう。
回数の目安は1セット10回程度で、1日に2~3セット行いましょう。激しく足を動かしたり無理やり引っ張ったりせずに、赤ちゃんの股関節に注意しながら優しくおこなってあげてくださいね。
「の」の字を書いて大腸を刺激してあげよう
やり方をご説明します。まずは赤ちゃんを仰向けに寝かせます。赤ちゃんのお腹の中心部よりやや下(おへその下あたり)にそっとママの手を置きます。手のひらや指3本を使って、赤ちゃんのお腹の上で大きく「の」の字を書くように時計回りにさすりましょう。
回数の目安は1セット2~3周で、1日2~3セット行いましょう。お腹に軽く圧がかかる程度の力で押してあげると大腸が刺激されてうんちが出やすくなりますよ。授乳後すぐはなるべく避けて、起床後すぐやお風呂上がりなどの赤ちゃんの機嫌のよい時間におこなうようにしましょう。
通常サイズの綿棒での「綿棒浣腸」も効果的
綿棒浣腸をするときは大人用の普通サイズの綿棒を用意します。赤ちゃん用だと細すぎて肛門に負担がかかりやすいです。綿棒の先にオリーブオイルやベビーオイルをよくしみこませて、赤ちゃんの肛門に2cmほど入れます。円を描くようにゆっくりと動かして刺激しましょう。
赤ちゃんがいきんだり肛門がゆるんだりしたときは無理に手を動かさないようにしてくださいね。自力でおこなうのが難しいと感じる場合は、助産院や小児科を受診しましょう。
まとめ
赤ちゃんがうなっていても焦らずに、ここでご紹介した対策やマッサージを行ってみてくださいね。うなりが少なくなるかもしれません。
また3~4カ月頃から赤ちゃんのうなりは少なくなるといわれています。どうしてもうなりが軽減されなかったり赤ちゃんが苦しそうにうなっている場合は、小児科や自治体の子育て支援センターなどに相談してくださいね。