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おむつはずれの時期はいつごろ?自然にはずれる目安や成功ポイント

おむつはずれの時期はいつごろ?自然にはずれる目安や成功ポイント

おむつはずれを成功させるポイント

おしっこやうんちができたらいっぱい褒める

おむつはずれを成功させるために、子どもがやる気になるような声かけをしましょう。

ポイントは大好きなママやパパが、おしっこやうんちがトイレでできたときに褒めることです。「おしっこ出てすごい!」「トイレでうんちなんてかっこいい!」と褒めれば、子どもはトイレでおしっこやうんちをすることが好きになりますよ。

先輩ママたちからも「とにかく褒める。抱っこしてぐるぐる回して大げさなくらいほめる」「おばあちゃんたちが来ているときはみんなで拍手喝采」「トイレを催促してきたときも、必ずエライ!と褒めて急いでトイレへ」など、とにかく褒めていたエピソードを聞くことができました。

褒められると次も頑張ろうというやる気につながります。いっぱい褒めてくださいね。

絵本やDVDで子どもの意欲を引き出そう

「おしっこやうんちをトイレでしてみたい」と子どもの意欲がわいてくると、ママやパパは子どもをトイレに促しやすくなりますね。おむつはずれをテーマにした絵本やDVDなどを利用して、子どもの意欲を引き出しましょう。

絵本やDVDに登場するキャラクターは、子どもにとってはお友だちです。お友だちがトイレでおしっこができたシーンを見ることで、子ども自身も「お友だちみたいにやってみたい」と思うようになるかもしれませんね。

トイレやトイレットペーパーなどがキャラクターとして登場するお話なら、トイレ自体が子どもにとって親近感のある場所になりそうです。「トイレに、こんにちはしに行こうか?」と、子どもを連れていきやすくなりますね。

男の子はパパやお兄ちゃんが憧れ

子どもは大人の真似をしたがります。トイレの使い方も、ママの真似をさせるとスムーズにいくことがありますね。ただ、男の子はそうはいきません。

最近では男性も座って用を足すことが増えてきましたが、外出先などでは立ってしなくてはならないこともあります。しかし、ママではうまく伝えることが難しいですね。

そこで、パパやお兄ちゃんの出番です。男の子にとってあこがれの存在であるパパやお兄ちゃんが、カッコよく立っておしっこをしている姿を見せ、マネをするように練習します。

恥ずかしがるパパもいるかもしれませんが「子どもに見本を示せるのはパパだけ!」とお願いしてみましょう。パパも子どもの成長のため、きっと協力してくれますよ。

おむつはずれの練習をするときの注意点

子どもが失敗しても叱らない

おむつはずれの練習をするとき、いくつか注意点があります。まずは「叱らない」こと。失敗して叱ってばかりいると「トイレは怖いもの」というイメージが定着したり、子どもの心が委縮しておむつはずれの完了までに時間がかかったりする可能性があります。

そもそも「おむつはずれの練習」で、ママは子どもを叱る必要はありません。おもらしすることは失敗ではなく、ただトイレに間に合わなかっただけです。ついこの間までおむつをしていた子どもが、トイレに間に合わないのも仕方のないことなのです。

それでもママも忙しさのあまり、ついイライラすることもありますね。そんなときは「失敗が当たり前、成功したら奇跡」くらいの気持ちで、深呼吸して見守ってください。

ママは焦らずおおらかな気持ちで

おむつはずれの時期には個人差があるとお伝えしました。同様におむつはずれの進み方も、子どもによって個人差があるのです。

スムーズに進む子どもがいれば、なかなか成功しない子どももいます。成功が続いたのに何かがきっかけで失敗してしまう子どももいます。

進み方が子どもによって違うのはその子の個性です。もしママが頑張っているのに思うように進んでいなくても焦らないでください。ママが焦ると子どもに伝わり、かえってトイレの失敗が多くなることもあるようです。

焦りそうなときは「大人になるまでにおむつは取れる!」というくらいの大らかな気持ちになりましょう。大丈夫です。いつか「大変だった」という思い出になりますよ。

周りの子どもと比べない

わが子の成長を、周りの子どもとつい比較してしまうことはないですか。おむつはずれも周りの子どもが始めているのを知って「うちの子もそろそろ…」と思うママは多いようです。

しかし、おむつはずれを始めるタイミングはその子の成長具合をよく見てから決める必要があります。周りのお友だちも兄弟姉妹も、比較対象にはならないのです。

「おむつはずれはほかの子と比べないのが最大のルール」と考えるママもいます。確かにほかの子と比べてしまうから、つい叱ったり焦ったりしやすくなるのかもしれませんね。

子どもに「個人差がある」ことを肝に銘じて、その子自身の成長に合わせるよう意識してください。子どものペースに合わせて少しずつ進めていくことが大切です。

おむつはずれのメリット、デメリット

おむつ代がいつまでかかるか分からない

ここでおむつはずれのメリット、デメリットについてご紹介しておきましょう。

子どもの自主性に重きを置くおむつはずれですが、子どものやる気によっては何歳までおむつをするのか未知の部分がありますよね。ママは「大体3歳くらいには…」と思うかもしれませんが、ママの予想を裏切るのが子どもというものです。

おむつが長く続いて困ることといえば、おむつ購入代ではないでしょうか。日々でる大量のごみも大変ですよね。成長してくると1日に使うおむつの枚数こそ少なくなりますが、それでもかさばるおむつを買うのは手間ですし、経済的とはいえません。

体も大きくなってくるので、大きなサイズのおむつを買うのが恥ずかしいと感じるママもいるかもしれませんね。

ママと子どものストレスが少ない

おむつはずれのメリットは、子どもにもママにもストレスが少ないということではないでしょうか。子どもにとってトイレトレーニングは、これまでよかったことがダメになる、否定されることと一緒です。今までおむつにしてもなんの問題もなかったのに、ある日突然「そうではない」とママに言われるのですから戸惑って当然です。

その点、おむつはずれは誰に強制されるわけでもないので、自然な成長のステップとして自分の力で取り組むことができます。

ママの方も、期限を決めてしまうと焦ってしまいますが、子どもの成長を待つと決めたなら使命感を持つ必要もないので余裕ができますよね。怒ったりせかしたりせずに、「いつかははずれるんだから」とゆったりとした気持ちでいることができます。

子どもの準備が整っていれば成功しやすい

最後はメリットにもデメリットにもなり得ます。おむつはずれは子どもの準備が整っていることが一番大事です。子ども自身に「トイレに行きたい」「おむつを卒業したい」という気持ちがなければ成功は難しいのです。

どんなにおむつの期間が長くても、こうした気持ちがあればあっけなくおむつを卒業することも可能です。子どもは気まぐれな部分もあるので、昨日までまったくやる気がなかったのに、憧れの誰かがトイレに行くのを見て「よし!トイレに行こう」となることもあるのです。

反対に、やる気だけが先行しても体の準備が整わなければ失敗してしまうことがあります。そんなときは子どもの自信が取り戻せるように、ママが協力して取り組むようにしてくださいね。

まとめ

おむつはずれは、子どもの成長を見守りながら自然とおむつがはずれるように促すことです。一方、おむつはずしは親が主導でおむつをはずすことで、おむつはずれとは異なります。

おむつはずれをスムーズに開始するには、子どもが歩ける、話せるなど、一定の成長が見られることが目安です。また子どもへの接し方もおむつはずれの成功のポイントになります。

褒められながら、おむつはずれが成功すれば子どもの自信向上にもつながります。焦らず大らかな気持ちで挑戦してくださいね。
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