抱っこをせがむ子どもの気持ちを知ろう!対処法と抱っこのメリット
もう歩けるのにいつまで抱っこをせがんでくるのだろうと感じたことはありませんか。子どもはママが手を離せないときや忙しいときに限って抱っこをせがんできますよね。このような抱っこをせがむ子どもの気持ちや抱っこのメリットをご紹介します。また、ママのストレス軽減に役立つ対処法もご提案しますよ。
自分で歩けるのに抱っこをせがむ理由
寂しさや不安からママに甘えて安心したい
抱っこをしてほしいのには理由があります。その多くは寂しさなどの甘えたい気持ちからだそうです。家事をしていて構ってもらえなかったり、自分の方を見てくれなかったりしたときに寂しさから抱っこをせがむのだそうです。
また知らない場所や人が多い場所にいるなど、不安を感じた場合にも抱っこをせがんでくることがあります。ほかにも大きな物音がしたり、ママが深刻な話をしていたりとなにか普段とは違う状況で不安を感じたときに抱っこをしてもらいたいと思うようです。抱っこをしてもらうことで安心したいのですね。
体や心が疲れて歩きたくない、ラクがしたい
子どもにとって外の世界は見るものが新しく好奇心でいっぱいです。たくさんの刺激に心も体も集中して受け止めています。それで疲れるのです。
大人でも初めて行く場所や慣れないことをすると疲れませんか。いろんなことに気を遣いますよね。それと同じで、幼い子どもは毎日慣れない外の世界に懸命に慣れようとしているのです。
大人からしたら「歩けるでしょ!」といいたくなることも、このような理由があると思うと子どもにも優しくなれそうですね。
眠くてママに抱っこされて眠りたい
眠くなることは仕方ありません。子どもの成長のためにも寝ることは必要なので、寝かせないわけにもいきませんね。
大人でも眠気をコントロールするのは難しいですが、幼い子どもならなおさら自分の眠気をコントロールできないので、子どもは外出先でも眠くなれば抱っこをせがんで寝てしまいます。
子どもはママが大好きです。眠るときには、安心できるママの胸に抱かれたいのでしょうね。
抱っこをせがまれたときの対処法
できるなら抱っこして拒否はしない
ママと同じように、子どもも一生懸命頑張って生きています。甘えたいときやしんどいときもあり、ママのもとでリラックスしたいと思うのは自然なことです。
抱っこ癖がついてよくないのではと思うママもいるかもしれませんが、そんなことはありませんよ。むしろ抱っこの要求を受けとめてもらえることで心が安定し、抱っこが早く卒業できる場合が多いです。
抱っこは愛情確認でもあります。早く抱っこを卒業してママの負担を減らすためにも、抱っこは今だけと思って、できるときは拒否をせずにしてあげてくださいね。
10秒間抱きしめて次に10秒間抱っこする
まず抱っこをせがんできたら、子どもの甘えたい気持ちを受け入れるために10秒間抱きしめます。次に、「抱っこして10数えるから、あとは自分で歩いてみようか」と優しく促して抱っこしましょう。
妊婦さんの場合は抱っこは難しいので、10秒抱きしめた後に子どもに寄り添ったまま気をそらすような話をしてみてはどうでしょうか。「きれいなお花が咲いているね」とか「お空の雲が面白い形してる」などしばらく子どもの相手をしてあげると子どもは嬉しいものです。
再び子どもが歩いたらしっかり褒めてくださいね。
目標物を決めたりよーいどんで楽しく歩く
例えば「あの看板のウサギさんの絵をタッチしてから抱っこにしようか」など楽しくゲーム感覚でやると、「次はどこをタッチする?」と子どもからいい出して抱っこをすっかり忘れるなんてこともありますよ。
また、危なくない場所ではよーいどんでママと競争するのも、遊び感覚で子どもは夢中になってくれるでしょう。
歩いたほうがよい歩道では、動物のぴょんぴょんとした動き真似やスキップなど少し変化をつけた歩かせ方を一緒にしても楽しめますよ。
子どもは楽しいものが好きで、ママと一緒に楽しめることが嬉しいのでやってみてくださいね。