赤ちゃんは飛行機に乗れる?快適な空の旅のコツや料金・注意点
授乳やおむつ替えの仕方
オムツ替えは機内にある大抵のトイレに、オムツ替えの台が備え付けてあります。広いトイレもありますので、狭いトイレでは替えづらいという事でしたら、客室乗務員さんにお伺いして、広いトイレで交換して下さいね。出来る事なら、オムツを変えてから飛行機へ乗る事をおすすめします。
また、授乳に関してですが、授乳専用ルームはありません。座席での授乳となります。その為にもケープなど日頃使用している物を忘れず持っていきましょう。
赤ちゃんの生活リズムに合わせる
お昼寝や授乳・ミルク、離乳食のタイミングなど、生活リズムに沿って過ごし方を考えてあげると良いですね。国内線は、午前中のフライトがおすすめです。
目的地について、赤ちゃんのご機嫌が良いと、安心するものです。オムツ替えや授乳の時間など色々気にする事はありますが、家族みんなが楽しく元気に過ごす為にも、生活リズムに合わせるという事が、お出かけする時に必要なのではないでしょうか。
搭乗するときは何を持っていけばいい?
機内で必要になる持ち物
・おむつとおしりふき 2~3枚
・ ミルクの場合は粉ミルクと哺乳瓶
・ 授乳の場合は授乳ケープ
・着替え1セット
・抱っこ紐
・ 赤ちゃん用のおやつ
・ 赤ちゃんがお気に入りのおもちゃ
・お気に入りの動画を入れたスマホやタブレット
以上の物を準備しておくと、問題なく過ごせるのではないでしょうか。もしそれでも困った事が起きた際は、客室乗務員に聞いてみると良いですね。赤ちゃんのお昼寝時間と重なった時は、フライト中ずっと寝てくれて楽だったという話も良く聞きますよ。
ベビーカーは持ち込めない
結論から申し上げると、ベビーカーを機内へ持ち込む事は出来ません。搭乗ゲートまでは使うことが可能で、搭乗前に係員へ荷物として預けます。搭乗ギリギリまで使用は可能です。
出発当日使用しない方は、事前に現地へ送ってしまうという方法もありますよ。荷物とベビーカー両方持つのは大変ですよね。空港では、空港貸し出しのベビーカーがありますので、空港内ではそちらを利用する事が出来ます。
ぐずった時に便利なもの・対処法
機内で赤ちゃんがぐずる一つの原因は、気圧の変化での耳つまりや寝愚図りだと考えられます。赤ちゃんは上手く耳抜きが出来ないので、乗る直前に少し熱めのミルクを作っておく事や、ストローが飲めるのであればストローマグのご用意をおすすめします。
愚図る原因がその他の場合は、抱っこして様子を見たり、好きなおもちゃや動画などを見せたり、好きなお菓子をあげてみるなど、赤ちゃんの気持ちを少し反らせてみると良いかもしれません。
耳抜きは必要?乗り方のコツや注意点
赤ちゃんへの健康被害
【ウィルス感染】
乾燥はウィルス感染しやすくなりますが、赤ちゃんはマスクが出来ませんので、ぬれタオルを置いておく、マメに水分補給をして喉の乾燥を防ぐなどの対策をして下さいね。絶対に安心というわけではありませんが、飛行機は数分間に機内の空気を入れ替えるように出来ているようですよ。
【放射線】
東京からニューヨークの往復で、レントゲン検査1回分と同じ量の放射線だそうです。飛行機に乗った少量の放射線の場合は、一定期間で細胞への損害は回復するので、それほど気にしなくても良いかもしれません。
【耳抜き】
赤ちゃんは耳管が短く太いので、ちょっと顎や口を動かすだけで耳管を通して鼻の空気が通るので、耳抜きは不要という意見も多いです。しかし、違和感を感じて泣く事もありますので、水分を取らせてあげると改善される場合もあります。
機内での過ごし方のコツ
・離発着時にぐずった時…耳抜きが原因の可能性がありますので、水分を取らせてあげましょう。
・フライト中ぐずり出した時…お菓子や飲み物、好きなおもちゃで機嫌を取ったりしてみましょう。
以上でも収まらない時は、抱っこして外の景色を見せてあげたり、ipadなどで好きな動画を見せてあげる事で効果がありますよ。事前にしっかり準備をする事により、ハードルが高かった子供連れの旅行も楽になると思います。
飛行機を利用するときの注意点
長時間同じ空間で飽きてしまいそうだなと思った時は優先搭乗の利用をせずに、搭乗ゲートで時間を過ごして下さい。その間にオムツ替えをしたり、寝そうであれば抱っこして寝かせたりと、機内で少しでも楽に過ごせるようにしましょう。
座席についたら、前後左右の方へ一言赤ちゃん連れという事をお話しするようにしましょう。混雑時で無ければ空いている席へ変更する事も可能な場合がありますので、客室乗務員へ聞いてみてください。