赤ちゃんは飛行機に乗れる?快適な空の旅のコツや料金・注意点
帰省や旅行で、飛行機に乗る機会がある人はたくさんいますが、赤ちゃんが一緒だった場合、事前にどのような事を考え、準備し、確認をしたら良いのでしょうか。初めての赤ちゃん連れは、飛行機に関わらず、色々な事に緊張してしまいますので、今回は赤ちゃん連れで飛行機に乗る時の持ち物・疑問・料金や注意すべき点など、ご紹介します。出発前に一つずつ解決して、赤ちゃんにとっても、ご家族にしても素敵な空の旅になりますように。
目次
- 赤ちゃんは飛行機に乗れるの?料金は?
- 生後8日から乗ることができる
- 座席を使わない場合は料金はかからない
- 赤ちゃん向けサービスも充実している
- 赤ちゃんと乗るときの座席の選び方
- 座席は一番前か後ろがおすすめ
- バシネットやチャイルドシートの有無を確認
- 座席の予約は早めにしましょう
- どう乗ればいい?お世話はどうする?
- 赤ちゃんとの座席の使い方
- 授乳やおむつ替えの仕方
- 赤ちゃんの生活リズムに合わせる
- 搭乗するときは何を持っていけばいい?
- 機内で必要になる持ち物
- ベビーカーは持ち込めない
- ぐずった時に便利なもの・対処法
- 耳抜きは必要?乗り方のコツや注意点
- 赤ちゃんへの健康被害
- 機内での過ごし方のコツ
- 飛行機を利用するときの注意点
- まとめ
赤ちゃんは飛行機に乗れるの?料金は?
生後8日から乗ることができる
国内線も国際線も、生後8日目から搭乗可能な航空会社がほとんどです。航空会社によっては、制限が少し異なる事もありますので、出産前に事前に確認しておくと安心ですね。それでも1か月未満の赤ちゃんはまだ免疫力も弱く、ママの産後の事もありますので、搭乗は極力必要最小限にとどめ、可能であれば1か月過ぎをおすすめします。
座席を使わない場合は料金はかからない
【国内線】
2歳まで座席を使用しない場合、料金はかかりません。座席を使用の場合は、小児料金が必要です。3歳から一人分の座席が必要。小児運賃にて航空券の購入が必要となります。
お子様2名以上の場合、お子さま1名のみ無料(保護者の膝上)で搭乗可能、2人目は小児普通運賃にて航空券の購入が必要です。
【国際線】
2歳未満で座席を使用しない場合、幼児運賃が必要となります。座席使用の際は、小児運賃が必要です。2歳から一人分の座席が必要となり小児運賃が必要となります。
お子様2名以上の場合、お子様1名のみ幼児運賃で保護者の膝上での搭乗が可能、2人目のお子さまは小児運賃が必要です。
【LCCご利用の場合】
国内線でも満2歳から座席が必要となり、子供料金の設定はないので大人と同額となっています。座席を使用しない2歳未満の乳幼児については各航空会社で対応が異なるようです。LCCご利用の際は一度各航空会社へお問合わせお願いします。
赤ちゃん向けサービスも充実している
飛行機は思っている以上に赤ちゃんに対してのサービスが充実しているのです。一般的にはベビーカー貸し出し、優先搭乗、ミルク作りのお手伝い、赤ちゃん用毛布の貸し出し、おもちゃなどです。国際線では、他にオムツ2枚、離乳食がサービスとしてあげられます。航空会社によってサービスの変更がありますので、出発前にご確認される事をおすすめします。
私が赤ちゃんを連れて搭乗した時は、客室乗務員が常に気にかけてくれている印象でしたので、家族の他に客室乗務員の方達も、ママにとっては強い味方です。
赤ちゃんと乗るときの座席の選び方
座席は一番前か後ろがおすすめ
座席のない赤ちゃんと一緒だからこそ、少し広めの席が良いと思っている方には、JALのクラスJという席がお勧めです。普通席より1,000円プラスとなりますが、機内前方にあり、機種によってはファミリー席エリアも設けられているからです。
平均して後方の席も空いている事が多いので、授乳の必要な赤ちゃんと一緒の時は、一番後ろの座席がお勧めです。空いている時、客室乗務員に相談すると人の少ない場所へ席の移動をしてくれる事もありますし、到着時急いで準備をする必要もありませんからね。
バシネットやチャイルドシートの有無を確認
ANAは国内線・国際線で、座席を使用しない体重10kgまでのお子様に、無料でベビーベッドの貸し出しをしています。JALの場合、国内線はベビーバシネットの貸し出しはなく、国際線に限り、座席を使用しない体重10.5kgまでの2歳未満のお子様に、無料でベビーバシネットの貸し出しをしています。いずれも事前予約が必要で、設置できる座席や場所、数が限られていますので、予約と同時に電話での予約がおすすめですよ。
【チャイルドシート】
JALは国内・国際線とも、3歳未満で座席を使用するお子様に、無料でチャイルドシートの貸し出しをしており、事前予約が必要です。ANAは、チャイルドシートの利用が義務づけられていますが、貸し出しは行っていないので持ち込む必要があります
座席の予約は早めにしましょう
予約時に選択する座席は、赤ちゃん、ご家族、そして周りの人にも大切です。赤ちゃんが外の景色を好むのであれば窓側、オムツ替えやぐずった時を心配しているなら通路側を選びましょう。
満席の時は仕方ありませんが、周りの方へ気を遣わずに過ごせるように空いてる後方の座席を選んだり、搭乗前後は周りの方へのご挨拶も忘れずにしましょう。その一言で話しかけてくれたり、あやしてくれたりお互いに気持ちよく過ごす事が出来ると思います。
どう乗ればいい?お世話はどうする?
赤ちゃんとの座席の使い方
ママやパパがシートベルトを着用して、赤ちゃんを抱っこします。シートベルト点灯サインが消えている時も含め、膝の上での抱っこが一番安全と言われています。赤ちゃんにシートベルトをすると、締め付けから嫌がるお子様が多く、逆に危なくなりますので注意が必要です。特に離発着時はきちんと抱っこしてあげてくださいね。ママやパパの手が、赤ちゃんにとってのシートベルトになります。