5歳の1人遊びは自立への1歩!1人遊びの大切さと親の対応方法
5歳児の1人遊びが与える影響とは、どのようなものでしょうか。また1人遊びが苦手な子が上手に遊べる練習方法も説明します。反対に1人遊びばかりで、お友達ができなくて心配しているというママのためにも知ってもらいたい重要なことがあります。これを機に、子どもの目線に立って考えてみませんか。
5歳児に1人遊びが与えるよい影響
1人遊びは子どもの想像力、思考力を育てる
1人遊びは、子どもの想像力や思考力を育てる上で不可欠なことです。子どもの顔をよく見てみてください。1人で遊んでいるときは、真剣な表情だったり、楽しそうな顔だったりしていませんか。それはその子にとって大事な時間なのです。
いろいろなアイデアを試して、自分だけのストーリーを作り出し自分の世界に集中していくことで脳が活性化していくのだそうです。子どもが楽しいと思えることを思う存分することで、自発性が育ち、そこで経験したことはその子の知識と経験として蓄積されていきます。
1人遊びから失敗と成功を学び自信がつく
でも少し我慢してあげてくださいね。失敗は子どもを成長させてくれるのです。できなくて泣くこともあるかもしれません。しかし子どもが自分でやりたいと主張した場合は、見守ってあげたり、うまくいくようなヒントを伝えてみるとよいでしょう。
「お手伝いしてほしいときは、ママにいってね」と伝えておいて、待つ方法も有効です。何度か試したあとに「ママやってー」といってくることがあります。何度か試していると、いつの間にかできるようになっていて、子どもの成長の早さに驚くかもしれませんね。
自立心が高まり、環境に適応しやすくなる
おもちゃだけでなく、公園などの自然の中にも大人が思いつかないような遊びを発見できるようにもなるでしょう。どんな環境にも適応して、自分の世界を作り出すことができて、そのたびに脳が活性化します。
ママやパパは危なくないことなら、なるべく子どもがやりたいように遊ばせてあげてくださいね。自立心を育てることは、その後の子どもの成長に大きく影響することでしょう。
1人遊びが苦手な子が遊ぶようになる方法
まずは一緒に遊び、集中したら離れて見守る
一緒に遊んでいると徐々に慣れてきて、集中してきたなと感じたら、ママは少し離れてみましょう。そして子どもが集中しているときは、むやみに話しかけないように気をつけてくださいね。子どもから「これはどうやるの?」と聞かれたり、「見てみて、すごい?」と話しかけられたりしたときは、すぐに反応してあげると、子どもにとってより1人遊びの時間が楽しい時間になりますよ。
子どもにも好みがあるので、興味のあるものを用意してあげましょう。
1人遊びの時間を習慣にしてみる
リズムができてくると、時間になれば自分から1人遊びをするようになってくるでしょう。このとき、できれば子どものおもちゃは自分で取り出せるように手の届く位置に置き、自分で開けられる収納に入れておいてください。そうすれば自分で遊びたいときに好きなおもちゃが取り出せますし、ママはお片づけまでお願いすることができますね。
はじめはうまくいかないこともありますし、お片づけはなかなかしてくれないかもしれませんが気長に待ちましょう。
目の届く所にスペースを作ってあげる
ママがいろんなもので子どもの基地を作ってあげると、子どもも自ら考えて、どうしたらすてきな基地ができるのかというところから遊びをはじめてくれるかもしれません。子どもは柔軟性があるのでママよりすごい遊びを発見するでしょう。
しかし、どんなものであっても必ず大人が子どもと同じ部屋にいて、安全かどうか確認しながら遊ばせてくださいね。