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5歳の1人遊びは自立への1歩!1人遊びの大切さと親の対応方法

5歳の1人遊びは自立への1歩!1人遊びの大切さと親の対応方法

1人遊びばかりでお友達と遊ばない子には

お友達と遊びを楽しめるのは5歳後半から

子どもはお友達と楽しく遊んだり、相手の気持ちを考えたりする前により、まず自己主張することが先です。ですので幼稚園や保育園で1人で遊んでいても心配はいりません。集団で遊んでいるように見える子でも、先生にフォローしてもらっていて成り立っていますが、基本的に1人遊びが大好きです。

5歳後半になると、自己をコントロールする力がついてきます。自分の経験から、「あの子はお友達とケンカして、悔しくて泣いているんだな」とか「本当はおもちゃを貸したくなかったんだな」など考えられるようになり、相手の気持ちに合わせた行動を取れるようになっていきます。

その行動には個性がでるのでママが思うものとは違うときがあっても、否定せずアドバイスしてみてくださいね。

まずはお友達のそばで遊ばせてみる

まずは、お友達の存在を意識することからはじめてみるとよいでしょう。お砂場で隣同士に座り込み、かかわりはしないけれどお互い同じような遊びを黙々と続けている、という光景は少なくありません。実はこの過程が大事なのだそうです。

慣れてくると少しずつ一緒に遊べるようになり、おもちゃの貸し借りができたり、次の遊びに誘ったりして、遊べるようになっていきます。ママははじめは心配でしょうが、あせらず危険がないように見守ってあげましょう。

また、少し年齢の上の子で、年下の子の面倒をみるのが好きな子が近くにいれば、遊んでもらうとよいでしょう。公園などでさまざまな年齢の子がいる場面に遭遇すれば、遊びに誘ってくれる子がいるかもしれませんね。

子どものありのままの姿を受け入れよう

大人は自分の経験から、ついさまざまなフィルターを通して子どもを見てしまいます。「友達がたくさんいて明るい子はよい子」「リーダー格の子は優秀」「勉強ができる子は将来安泰」など、思ったことはありますか。

そういった大人の考えを一度取り払って、子どもの目線でものごとを見てみてください。子どもがどうしてそんな行動をとったのか考える習慣をつけましょう。

大多数の子と比べてわが子の行動が違っていると、不安になるかもしれませんが、よく子どものことを観察してみてください。創造力や才能に気づくチャンスです。学者やアーティストなどの偉人の多くは、子どもの頃は少数派の行動を取っていたというのは有名な話ですよね。

どんな子にも、その子なりの考え、行動があるのです。

まとめ

いかがでしたか。1人遊びは子どもにとって重要で、将来自立していく上で大切な過程です。この大切な時期を経て、相手を思いやる心を持ち、集団行動ができるようになり、さまざまなことにチャレンジしていけるはずです。

今はあせらず、わが子のありのままを受け止めてあげるよう努めていきましょう。親に受け入れられている子どもは、自分の力で育つのです。信じてくれる人がいると、失敗しても自分の力で立ち上がれるようになります。家庭は子どもが「甘えられる場所」であることが重要ですね。
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