昼間に寝ない新生児!眠れない原因やスムーズな寝かしつけについて
「新生児期は眠ってばかり」と先輩ママから聞いていたのに、全然お昼寝をしてくれない赤ちゃんに困っているママは少なくないようです。産後はママも体を休めたい時期なので、できれば赤ちゃんが寝てくれるとよいですよね。そこで今回は、新生児が昼間に起きている原因や寝かしつけの方法についてまとめてみました。
目次
- 新生児が昼間に寝ない!起きてる原因って?
- ゲップやおむつなどの不快感がある
- 外の世界からの刺激になれていない
- 昼間にスムーズに寝かしつける方法
- おくるみでくるんでみる
- ママのお腹の上で抱っこ
- 横向きやCカーブを作る
- 新生児でも昼間に起きなければ起こすべき?
- 体重増加の度合いにもよる
- うんちやおしっこの回数が少ないかで判断
- 寝すぎると夜寝なくなるので度合いをみて
- 新生児の昼間の居場所はリビングがおすすめ
- ママの目が届くことが大事
- 夜は寝室で過ごせば生活にメリハリがつく
- 寝ていても簡単に場所を移せる便利アイテム
- 手で持ちやすい「クーファン」
- 「せんべい座布団」なら背中スイッチ防止も
- キャスター付きの「ベビーラック」
- まとめ
新生児が昼間に寝ない!起きてる原因って?
ところが、赤ちゃんは生まれた途端、自分の口から栄養を補給しなくてはならなくなります。まだ母乳やミルクの飲み方もうまくないですし、胃も小さいですから少ししか入らず、すぐにお腹が空いてしまうのです。
あまりにお腹が空いては眠っていられません。目を覚まし、大きな声で泣いて「おなかがすいた」ことを知らせなければ、自分で母乳やミルクをとってくることなどできないのですから。大人でもお腹が空いていると眠れないですから、新生児ならなおさらかもしれませんね。
ゲップやおむつなどの不快感がある
ゲップがうまく出ていない状態で横になると、赤ちゃんは胃が張って不快を感じながら眠ることになります。不快感がありながらでは眠れないので起きてしまうのです。
また、おむつが濡れていても不快を感じます。新生児の中には、うんちを1日10回もする子がいるようですし、それにおしっこも加わるのですから、不快に感じるときも多くなります。
不快に感じるたびに泣いていたら、起きている時間も多くなるわけです。ですから、不快感を取り除いてあげることが大切なのです。
外の世界からの刺激になれていない
ママも赤ちゃんのお世話になれていない時期ですし、赤ちゃんも外の世界にまだなれていない時期でもあります。昼と夜の区別もついていませんし、ママのお腹の中にいたときとあまりにも違う世界で不安に感じるのでしょう。
昼夜の区別がつかないと睡眠時間が短くなるといわれていますし、不安を感じているせいもあって少し眠っては起きてしまうのでしょう。赤ちゃんがおっぱいやミルクを飲んでお腹が満たされていて、周囲の環境が適した環境になっていても泣いていれば、外の世界からの刺激になれていなくて泣いているのかもしれませんね。
昼間にスムーズに寝かしつける方法
おくるみでくるんでみる
ママのお腹のような狭い環境にするために、おくるみでくるんでみてはどうでしょう。特に外界からの刺激になれていなくて眠れない赤ちゃんであれば、ママのお腹の中を思い出して、安心して眠ってくれそうです。
赤ちゃんをおくるみにくるむときは、手は伸ばしてしっかりとくるみ、足は少し余裕をもってくるんであげましょう。背中スイッチが入りやすい子でも、ママの手から離れたときに姿勢が変わりにくいので、目を覚ましにくい効果もありそうですよ。
ママのお腹の上で抱っこ
ママが仰向けになり、胸かお腹の上で顔を横に向けてうつ伏せにした赤ちゃんを抱っこしてみてください。赤ちゃんは、ママの体温を感じながら、ママの心臓の音を聞いてリラックスしてきます。そしたら、眠ってくれるかもしれませんね。
ただし、抱っこしたままでママも眠ってしまうと、赤ちゃんが落ちるかもしれませんので、気をつけてくださいね。ぐっすり眠ったら、そっと横におろしてあげましょう。
横向きやCカーブを作る
仰向けで寝るのでは背中はまっすぐになってしまいますので、横向きにして背中を丸めるCカーブを作って眠らせてみましょう。横向きで寝ると消化を助けてくれることもありますし、不快に感じることが少なくなり眠ってくれるでしょう。
寝返りができない時期の赤ちゃんは、動くことができませんから、ママが心地よい姿勢をとらせてあげたいですね。
新生児でも昼間に起きなければ起こすべき?
体重増加の度合いにもよる
眠ってくれたらママとしては自分も休めるので嬉しい反面、授乳しなくて大丈夫なのか気になりますよね。新生児は母乳であれば1~2時間おきに、ミルクであれば2~3時間おきにあげるのが目安です。授乳間隔の時間を考えると、起こすべきか迷うところでしょう。
そんなときは、赤ちゃんの体重が順調に増えているのか調べてみましょう。体重が減っているようであれば、母乳やミルクが足りないのでしょうから、起こしてでも授乳する方がよいですね。授乳間隔が空きすぎて、ママが乳腺炎になっても大変ですよ。
うんちやおしっこの回数が少ないかで判断
新生児のおしっこの回数は、個人差がありますが、一日4~6回ほどおしっこが出ているようであれば大丈夫でしょう。うんちも個人によって出る回数に個人差がありますが、一日に3回出ていれば大丈夫といえるそうです。
うんちやおしっこの回数が明らかに少ない場合は、眠っている赤ちゃんを起こして授乳した方がよいですね。眠っていてくれれば楽だからとずっと眠らせているままだと、栄養が不足する可能性がありますので、気をつけたいところです。
寝すぎると夜寝なくなるので度合いをみて
睡眠時間をトータルして考えると、昼間眠りすぎると、夜は起きている時間が多くなることになります。昼は4~5時間眠っているのに、夜は泣いていてなかなか眠ってくれないという子は、昼に眠りすぎているのかもしれません。
その場合は、昼間は1~2時間眠ったら起こすようにしてみましょう。昼間起きている時間を長くすると、夜は眠ってくれるかもしれません。一日のリズムづくりにも、ママの健康のためにも、昼に眠りすぎるようであれば起こしてみましょう。