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昼間に寝ない新生児!眠れない原因やスムーズな寝かしつけについて

昼間に寝ない新生児!眠れない原因やスムーズな寝かしつけについて

「新生児期は眠ってばかり」と先輩ママから聞いていたのに、全然お昼寝をしてくれない赤ちゃんに困っているママは少なくないようです。産後はママも体を休めたい時期なので、できれば赤ちゃんが寝てくれるとよいですよね。そこで今回は、新生児が昼間に起きている原因や寝かしつけの方法についてまとめてみました。

新生児が昼間に寝ない!起きてる原因って?

ママのお腹の中にいる赤ちゃんは、へその緒を通して栄養をもらっています。赤ちゃんが何もしなくても栄養が送られてくるのですから、赤ちゃんは常にお腹が満たされている状態です。

ところが、赤ちゃんは生まれた途端、自分の口から栄養を補給しなくてはならなくなります。まだ母乳やミルクの飲み方もうまくないですし、胃も小さいですから少ししか入らず、すぐにお腹が空いてしまうのです。

あまりにお腹が空いては眠っていられません。目を覚まし、大きな声で泣いて「おなかがすいた」ことを知らせなければ、自分で母乳やミルクをとってくることなどできないのですから。大人でもお腹が空いていると眠れないですから、新生児ならなおさらかもしれませんね。

ゲップやおむつなどの不快感がある

赤ちゃんがミルクを飲んだ後にゲップをさせますね。新生児はまだ体がしっかりとしていませんし、新米ママはまだゲップをさせることになれていませんので、うまく出ないこともあります。

ゲップがうまく出ていない状態で横になると、赤ちゃんは胃が張って不快を感じながら眠ることになります。不快感がありながらでは眠れないので起きてしまうのです。

また、おむつが濡れていても不快を感じます。新生児の中には、うんちを1日10回もする子がいるようですし、それにおしっこも加わるのですから、不快に感じるときも多くなります。

不快に感じるたびに泣いていたら、起きている時間も多くなるわけです。ですから、不快感を取り除いてあげることが大切なのです。

外の世界からの刺激になれていない

新生児は生後1カ月頃までの赤ちゃんのことをいいます。ですから、新生児は、ママのお腹から外の世界に出たばかりというわけです。

ママも赤ちゃんのお世話になれていない時期ですし、赤ちゃんも外の世界にまだなれていない時期でもあります。昼と夜の区別もついていませんし、ママのお腹の中にいたときとあまりにも違う世界で不安に感じるのでしょう。

昼夜の区別がつかないと睡眠時間が短くなるといわれていますし、不安を感じているせいもあって少し眠っては起きてしまうのでしょう。赤ちゃんがおっぱいやミルクを飲んでお腹が満たされていて、周囲の環境が適した環境になっていても泣いていれば、外の世界からの刺激になれていなくて泣いているのかもしれませんね。

昼間にスムーズに寝かしつける方法

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おくるみでくるんでみる

ママのお腹から出てきて1カ月もたたない新生児に眠ってもらうには、お腹の中にいたときと同じような環境にしたら安心して眠ってくれそうです。ママのお腹の中は狭いので、赤ちゃんは背中を丸めた姿勢でお腹の中にいました。

ママのお腹のような狭い環境にするために、おくるみでくるんでみてはどうでしょう。特に外界からの刺激になれていなくて眠れない赤ちゃんであれば、ママのお腹の中を思い出して、安心して眠ってくれそうです。

赤ちゃんをおくるみにくるむときは、手は伸ばしてしっかりとくるみ、足は少し余裕をもってくるんであげましょう。背中スイッチが入りやすい子でも、ママの手から離れたときに姿勢が変わりにくいので、目を覚ましにくい効果もありそうですよ。

ママのお腹の上で抱っこ

赤ちゃんがママのお腹にいるときに、いつも聞いていたのが、ママの声と心臓の音でしょう。赤ちゃんはお腹にいるときから聴覚が発達していて、周りの音を聞いています。ですから、お腹の中にいたときに聞いていたママの声や心臓の音を聞いていたら、安心して眠ってくれるでしょう。

ママが仰向けになり、胸かお腹の上で顔を横に向けてうつ伏せにした赤ちゃんを抱っこしてみてください。赤ちゃんは、ママの体温を感じながら、ママの心臓の音を聞いてリラックスしてきます。そしたら、眠ってくれるかもしれませんね。

ただし、抱っこしたままでママも眠ってしまうと、赤ちゃんが落ちるかもしれませんので、気をつけてくださいね。ぐっすり眠ったら、そっと横におろしてあげましょう。

横向きやCカーブを作る

ママのお腹の中は狭いですから、赤ちゃんは背中がCカーブを描いている姿勢で過ごしています。生まれてからは成長するにしたがって、立った姿勢でバランスがとれるように、S字カーブを描いていきます。赤ちゃんも立位や歩行ができるようになる頃にはS字カーブになってきますが、新生児はCカーブの姿勢が安心するのです。

仰向けで寝るのでは背中はまっすぐになってしまいますので、横向きにして背中を丸めるCカーブを作って眠らせてみましょう。横向きで寝ると消化を助けてくれることもありますし、不快に感じることが少なくなり眠ってくれるでしょう。

寝返りができない時期の赤ちゃんは、動くことができませんから、ママが心地よい姿勢をとらせてあげたいですね。

新生児でも昼間に起きなければ起こすべき?

体重増加の度合いにもよる

新生児は昼と夜の区別がつきませんから、まとまって眠るということはまだありません。しかし、赤ちゃんの中にはよく眠る子もいて、4~5時間まとまって眠ることもあります。

眠ってくれたらママとしては自分も休めるので嬉しい反面、授乳しなくて大丈夫なのか気になりますよね。新生児は母乳であれば1~2時間おきに、ミルクであれば2~3時間おきにあげるのが目安です。授乳間隔の時間を考えると、起こすべきか迷うところでしょう。

そんなときは、赤ちゃんの体重が順調に増えているのか調べてみましょう。体重が減っているようであれば、母乳やミルクが足りないのでしょうから、起こしてでも授乳する方がよいですね。授乳間隔が空きすぎて、ママが乳腺炎になっても大変ですよ。

うんちやおしっこの回数が少ないかで判断

赤ちゃんのミルクや母乳を飲む量が少ないようであれば、うんちやおしっこに影響が出てきます。飲む量が少ないのですから、うんちやおしっこの出る量も少なくなって、回数も少なくなるかもしれません。

新生児のおしっこの回数は、個人差がありますが、一日4~6回ほどおしっこが出ているようであれば大丈夫でしょう。うんちも個人によって出る回数に個人差がありますが、一日に3回出ていれば大丈夫といえるそうです。

うんちやおしっこの回数が明らかに少ない場合は、眠っている赤ちゃんを起こして授乳した方がよいですね。眠っていてくれれば楽だからとずっと眠らせているままだと、栄養が不足する可能性がありますので、気をつけたいところです。

寝すぎると夜寝なくなるので度合いをみて

赤ちゃんの睡眠時間に個人差があるとはいえ、一日の睡眠時間の基準はあります。新生児の場合は、一日のうち16~18時間は睡眠の時間です。一日の大半を眠っているというのは、この数字からいえることなのでしょう。

睡眠時間をトータルして考えると、昼間眠りすぎると、夜は起きている時間が多くなることになります。昼は4~5時間眠っているのに、夜は泣いていてなかなか眠ってくれないという子は、昼に眠りすぎているのかもしれません。

その場合は、昼間は1~2時間眠ったら起こすようにしてみましょう。昼間起きている時間を長くすると、夜は眠ってくれるかもしれません。一日のリズムづくりにも、ママの健康のためにも、昼に眠りすぎるようであれば起こしてみましょう。
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