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水耕栽培の初期費用は?楽しくやり始めるためのコツと準備の仕方

水耕栽培の初期費用は?楽しくやり始めるためのコツと準備の仕方

家庭菜園には興味があるけど土いじりや虫が苦手という方でも、水耕栽培であれば野菜を育てる楽しみを味わえます。今注目されている水耕栽培を始めるために必要なものや、育てやすいおすすめの野菜、初めてのママでも手軽にチャレンジできる水耕栽培のキットをご紹介します。

今はやりの水耕栽培を始めてみよう!

そもそも水耕栽培とはどんなもの?

野菜を育てるのは「土のある畑」というイメージがありますが、水耕栽培は土ではなく水と、養液という液体肥料を使って野菜をはじめとした植物を育てる方法です。ヒヤシンスやアイリスなどの水栽培を行った経験があるママもいると思いますが、同じ方法ともいえます。

野菜の中にも水耕栽培で育てられているものもあります。昔からあるものといえば、カイワレ大根やもやしが代表的ですが、最近ではロメインレタスやサラダほうれん草などもスーパーで見かけることがあります。

水耕栽培で育てられる野菜は葉物野菜が中心的ですが、バジルやイタリアンパセリといったハーブ類も水耕栽培に適しています。意外なところではイチゴやトマトなどの実を食べる野菜も水耕栽培で育てられます。

水耕栽培のメリットとデメリット

水耕栽培の大まかなメリットとデメリットをご紹介します。

【メリット】
・小さいスペースで始められる
・病気の心配が少なく初心者でも野菜作りができる
・種類によっては土を使った栽培より1.5倍も速く成長する
・室内栽培ができ虫がつかない
・雑草が生えない
・農薬を使う必要がない
・おしゃれな見た目でインテリアにもなる

【デメリット】
・初期コストがかかる
・LED照明などの電気代がかかる

デメリットとしてあげられている初期コストや電気代は、大規模な水耕栽培を行おうと思うと、どうしても必要となります。ですが、家庭で試してみる場合には、100均で材料を揃えられますし、日光が当たる場所が確保できれば、LED照明も不要で電気代もかかりません。

野菜がいっぱい作れて家計の助けになる

お料理の盛り付けに少しあるだけでも見栄えがよくなるハーブ類などは、ほんの少しだけ買ってきても比較的高いですし、使いきれずに無駄にしてしまうこともありますが、自宅での水耕栽培なら、たくさんの種類を少しずつ育てることができます。

普段あまり使わないハーブは小さめの容器で水耕栽培をして、アサツキやベビーリーフなど比較的たくさん使う野菜は大きめの容器で水耕栽培をするなど工夫をすれば、野菜を無駄にすることもなく、家計の助けにもなってくれます。

自宅で水耕栽培をすれば、食べるその日に収穫ができるため、とても新鮮な状態で食卓に乗せられます。さらにいっぱい食べても家計に響きにくいのですから、かなり嬉しいですよね。

水耕栽培を始めるときの初期費用

子どもと一緒に自作したら格安で楽しい

本格的な水耕栽培を始めようと思うと、栽培用の容器だけでも数万円するなど初期コストが高くなります。ですが、100均で売られている素材や、自宅にあるものでも水耕栽培は行えます。

水耕栽培では種をまくための培地というスポンジを使いますが、食器洗い用のスポンジでも問題ありません。スポンジに×印の切り込みを入れて水をしっかりと含ませれば十分です。

ペットボトルの飲み口側を5cmくらいのところで切り分け、飲み口を逆さまにして下の部分に差し込みます。下の部分に肥料入りの水を入れ、飲み口に根が出てきた野菜の苗の根だけが水に浸るように設置します。これだけで水耕栽培の容器になりますよ。

子どもと一緒に、親子で楽しみながら自作してみてもよいですね。

手軽に始めるならキットを買ってみよう

ホームセンターやインターネットショップでは、水耕栽培用の容器と、種や苗などがセットになっている水耕栽培キットが売られています。1から自作をするのはちょっと大変と思うママは、このような水耕栽培キットを使えば、もっと手軽に始められます。

部屋の中でインテリアになるような水耕栽培キットから、手のひらサイズの可愛らしい水耕栽培容器まで、多様なキットが販売されていますので、予算や好みに合わせて選べます。

中には観賞魚を育てながら、水槽の上で野菜を育てられるキットもあります。水槽の水がポンプでくみ上げられて水が循環するので、水替えの手間なども少なく、忙しいママでも無理なく育てられる水耕栽培キットになっています。

気になるランニングコストは?

水耕栽培のデメリットには、電気代がかかるというものがありました。水耕栽培をする場合、電気代以外にも肥料代等もかかってくるため、もしかしたらランニングコストが高くなるのでは?という心配もありますよね。

家庭用LED水耕栽培器のなかでも人気がある「リビングファーム」の小型器の場合で、電気代と肥料の費用は月々230円程度で済んでしまうそうです。

これが日当たりの良い窓辺などがある家庭なら、LEDライトをつける必要がないため、電気代が不要になり、もっと安い価格で水耕栽培が行えます。

自作で水耕栽培用の容器を作り、日光の光で育てれば、かかるのは肥料代くらいとなり、かなり低コストで野菜を育てられることになります。
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