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早生まれって何月のこと?早生まれの基礎知識とメリットやデメリット

早生まれって何月のこと?早生まれの基礎知識とメリットやデメリット

早生まれはハンデが多い?3つのデメリット

体力や学力の面で遅生まれより劣る

早生まれのお子さんをもつママにとって、特に入学時は心配なことが多いでしょう。体力や学力で、どうしても遅生まれのお子さんに比べると劣るのではないかと、気になってしまいますよね。

Yさんの話ですが、彼女は早生まれで第1子、小さいころはとりわけおっとりとした性格だったそうです。Yさんは幼稚園時代、周りについていくのが精一杯で、小学校に入学してからは、勉強も運動も思うようにできず苦労した、ということでした。

幼いころの1年の差はとても大きいものです。離乳食を始めた時期、歩くようになった時期、おむつが取れた時期などを考えてみただけでも、よくわかりますよね。子どもが苦手意識を持たないように、勉強面や運動面でフォローしましょう。

保育園の入園が難しい

保育園の入園は、生後57日以上の子どもであることが条件です。よって多くの早生まれの子どもは、0歳児クラスに入園することができないのです。

東京をはじめとする人口が多い地域では、未だに待機児童の問題があります。一番募集枠が多くて入りやすい時期は、4月からの0歳児募集時ですが、出生前は入園の申請ができないので、早生まれの場合前年度12月の募集締め切りまでに申請すらできない、という困った問題にぶち当たってしまいます。

また、1歳児クラスにいざ入園させようと思っても、0歳児クラスからの持ち上がりで枠がほとんどないため、待機児童として枠があくのをただ待つしかないのです。

このように、保育園入園は早生まれにとって残念なことですが、難しいのが現状です。

児童手当や医療費助成金の総額が少ない

早生まれにとって納得がいかないことは、保育園入園の制度だけではありません。児童手当や医療費助成金の総額の面でも少ないという事実があります。

国が決めた制度は、年度によって区切られているので、生まれた時期が学年の中で遅いほど、手当てや助成金の支給額が減るのです。

児童手当は、15歳に到達してから年度末に打ち切りになってしまいます。また、医療費助成金は自治体によって貰える年齢が異なったり、所得制限の有無もあったりして、それだけでも不公平感は否めないのに、こちらも自治体の決めた年齢の年度末までで打ち切りになってしまうのです。

納得がいかない話ですが、今の制度ではどうすることもできません。待機児童問題含め改善されるとよいですね。

まとめ

このように、早生まれは得だと思えることがある反面、国の制度に当てはめると、損をしていると感じることも多いと思います。また、成長の面でいろいろと心配な気持ちもよくわかります。

親としてできることは、幼少期の早生まれの苦労をよく理解し、本人の負担が少しでも減るような環境作りをすることなのではないでしょうか。できるだけ人の多いところへ積極的に連れ出したり、たくさん外遊びの機会を作ったりしてサポートしてあげたいですね。
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