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2歳のイヤイヤ期とどう向き合う?イライラしないで乗り切るコツ

2歳のイヤイヤ期とどう向き合う?イライラしないで乗り切るコツ

寝姿がただただ愛おしかった0歳。よちよち歩きが可愛くてたまらなかった1歳。しかし2歳を迎える頃、自我が芽生えた我が子の反抗的な姿に、驚きと戸惑いと、いつまで続くのかという不安が押し寄せている…そんなママも多いでしょう。今回は「魔の2歳児」といわれるイヤイヤ期を乗り切るためのコツを紹介していきます。

2歳のイヤイヤ期!魔の2歳といわれる理由

自我が芽生えて自己主張を始める

2歳児は、0・1歳児にくらべてできることも増え、言葉も少しずつ話せるようになってきます。自分でもそのことを認識していて、「自分でやってみたい」「大人と同じことがしてみたい」「ママにほめられたい」などと思うことが多くなる時期。

自分自身の気持ちがはっきりしてくるということは「自我の芽生え」の時期であるといえます。自己主張をもっとしたいけれど、まだ上手に伝えられない、やりたいことはあるけれどうまくできない、そんなフラストレーションを爆発させて全身でアピールするのがいわゆる「イヤイヤ」といわれる行動です。

早い子どもでは1歳半くらいから、多くは2歳頃をピークに「イヤイヤ期」を迎え、だいたい4歳頃までにはおさまってくるといわれています。

何をやっても何をいってもイヤイヤ

イヤイヤ期ピークの頃は、ほんとうに何をやっても何をいっても「イヤイヤ」と泣き叫ばれ、途方に暮れるママも多いでしょう。昨日は喜んでしたことも、今日は「イヤイヤ」されてしまった、ということもありますね。

【イヤイヤされること】
  • オムツ替え
  • お着替え
  • 手洗い
  • ごはん
  • お片付け
  • 家に帰る
  • 歯磨き
  • お風呂 など
この他にも生活する中でのありとあらゆることに対して「イヤイヤ」が不規則に発動します。何とか落ち着かせようと、抱っこしたり笑わせようとしてみたりしても、むしろ逆効果でいっそう激しく「イヤイヤ」されることもあるでしょう。特に外出先で激しく「イヤイヤ」と泣き叫ばれると、ママも泣きたい気持ちになってしまいますよね。

癇癪をおこして泣き叫ぶ

癇癪(かんしゃく)とは、感情を抑えられずに怒りをぶつけること。幼児期の癇癪は、成長過程での感情表現のひとつでもあります。順調に成長している証、と頭ではわかっていても、しょっちゅう泣き叫ばれるとママのイライラも溜まってしまいますよね。

【イヤイヤの表現方法】
  • 「イヤイヤ」と言い続ける
  • 大声で泣く
  • 叫ぶ
  • 寝転がって暴れる
  • ママをたたいたり蹴ったり噛んだりする
  • ものを投げる
  • 床や壁に自分の頭を打ち付ける など
癇癪の度合いや感情の表現方法には個人差があります。中にはそこまで激しいイヤイヤはなかった、という子どももいるようです。癇癪を起す時期が落ち着くまではほんとうに大変ですが、必ず終わりが来ると思って乗り切りましょう。

イヤイヤ期における注意点と対処法

癇癪をおこしたら落ち着くまで待つ

癇癪をおこしてどうにも手が付けられないような状態におちいったときは、周りに危険なものがないか確認したうえで、落ち着くまでそっとしておく、というのもひとつの方法です。良かれと思って声をかけたりさわったりすると、火に油、ということもあります。

予定があって急いでいるときなどは、ママもついイライラしてしまいがち。なんとか先に進みたくて、怒ったり無理やり子どもを抱えてその場を立ち去ったりするでしょう。しかしそれは多くの場合逆効果で、子どもの癇癪は一層激しくなるばかり。

2歳のイヤイヤ期育児をしているママは、普段からできるだけ余裕を持った行動をとるように心がけることが大切です。誰かとの待ち合わせも、遅れることがあるかもしれないと事前に伝えておけば安心ですよ。

感情的になって頭ごなしに叱らない

相手はまだ2歳とわかっていても、何度も繰り返されるイヤイヤに、ついママも感情的になってしまいますよね。

【感情的に叱ってしまうワード】
  • 勝手にしなさい!
  • うるさい!
  • いいかげんにして!
  • やめなさい!
  • もう知らないからね!
  • おやつあげないよ! など
イヤイヤは、子どもなりの理由があっての意思表現です。頭ごなしに叱ってしまうと「自分の意思を伝えてはいけないのだ」と思いこませてしまう危険性があります。将来自分の意見を伝えることが上手にできなくなってしまうかもしれないので注意が必要です。

また、子どもが癇癪をおこしているときにママまで感情的になってしまうと、収拾がつかなくなり、何の解決にもならないという場合が多いでしょう。
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