朝食に出す飲み物って何がいいの？おすすめのドリンクで元気な一日を

2019,10,5 更新

牛乳は食事量に影響することも

牛乳＝健康的というイメージがあり学校給食でも広く提供されていますが、幼児期の牛乳は飲む量に注意しましょう。離乳食では生後7カ月から加熱して少量使うことができますが、牛乳そのものをコップで飲めるようになるのは1歳以降です。牛乳アレルギーではなくても、体質によっては腹痛、下痢などが起こる場合がありますので、一度に大量に飲むことは避け、様子を見ながら飲むようにしましょう。

また、体質も問題なく、体によいからといっても大量に飲むのは避けた方がよさそうです。幼児なら1日100mlを目安に飲むのが適量です。栄養価の高い牛乳ですが、朝食前に牛乳を飲むことによってお腹がいっぱいになり、食べられなくなることもあるので注意しましょう。

カフェインの入った飲み物は量に注意

ママやパパにとっても中毒になる危険性があるカフェイン。消化機能、腎臓、肝臓が未発達な子どもにとっても避けた方がよい成分です。カフェインはコーヒーや緑茶、紅茶だけでなくココアなど子どもの好きな飲み物にも含まれています。

ほんの少しを時々飲む程度なら問題ないといわれていますが、幼児期はコップ1杯程度の緑茶でも子どもにとって安全といわれるカフェインの1日の最大摂取量を超えてしまうそうです。緑茶やほうじ茶はごく薄く、水で薄めて飲むなど工夫しましょう。

栄養ドリンクやエナジードリンクと呼ばれるものにはコーヒー以上のカフェインが含まれます。甘さがあり飲みやすいので、子どもが間違って飲んでしまうことのないように気をつけましょう。

まとめ

朝食はご飯党、パン党など好みが分かれることがあり、それによって飲み物も変わってくるため「牛乳が合わない」「フルーツジュースが飲みにくい」ということもありますね。朝ごはんをしっかり食べる人にとっては、食事に合うことが一番大事かもしれませんが、食欲がない人には「何を飲むか」が重要です。

水分補給も兼ねて、何を飲めば栄養バランスがよくなり、エネルギーを補給できるか考えてみましょう。みなさんも、今回ご紹介した飲み物の中から、自分の生活スタイルに合うものをチョイスしてみてくださいね。