妊婦さんに靴をプレゼントしよう!選び方やおすすめの靴の種類
お友だちや同僚が妊娠され、お祝いのプレゼントや妊娠期間中にお誕生日を迎える方のプレゼントを考えている方もいるでしょう。今しかあげられないプレゼントにマタニティシューズはいかがですか?妊婦さんは足や靴の悩みを持っていることも多いです。可愛いさだけで選ぶのではなく、相手のことを考えた選び方や靴の種類を紹介します。
妊婦さんによくある足や靴の悩みについて
妊娠中は足が痛んだりだるくなったりする
【自律神経の乱れ】
妊娠すると知らないうちにストレスがかかっています。身体の代謝が低下し排出されなかった水分が足に溜まります。
【鉄分不足】
お腹の赤ちゃんに血液を通じて栄養を送っているので鉄分が不足しやすくなります。貧血症状と倦怠感や足のだるさを感じるようになります。さらにむずがゆいようなときは「むずむず脚症候群」の可能性があります。
【ビタミンB1の不足】
つわりや味覚変化による食生活の乱れから、末端神経障害になり足のむくみやしびれの症状になります。
妊娠中期以降は足のむくみに悩まされる
とくに太ももが硬くなっていると、むくみをまねきます。太ももには大きな筋肉があり、腰の筋肉ともつながっているので腰痛の原因にもなる可能性があるのです。しっかりほぐしてあげることで症状が改善されやすくなります。
後期はむくみを気にする必要があり、悪化すると「妊娠高血圧症候群」になり危険なのでむくまない身体を作る必要があります。
身体のバランスが悪くなり転倒しやすくなる
いくら注意していても、胎動があると意識がお腹にいくことがあり、つまずいたり転倒や尻もちをついてしまったりする可能性があります。
足元を注意することもですが履物にも気をつけましょう。かかとの安定しないものや滑りやすい靴は避けておく方がよいです。さらに、万が一のことを考え両手はあけておくようにしてください。歩きスマホ、自転車、慌てて急ぎ足にも注意してくださいね。
妊婦さんに靴をプレゼントするときの選び方
ヒールの高さや滑りにくさなど安全性を重視
【ヒールは低め】
スニーカーは安全ですが少しオシャレなものをプレゼントしたいとき、パンプスでも大丈夫です。ただ、ヒールの高さは3cmまでにしましょう。3cm以上は転倒しやすくなり、足腰にも負担がかかります。お腹が大きいときは少しヒールがある方が身体の負担を減らせることができます。フラットな靴でも厚底は避けるようにしてください。
【滑りにくい靴】
妊娠初期はまだ不安定なので振動や刺激を与えないものや、中期以降は身体のバランスが崩れやすくなるので、ソールに滑り止めが付いているものを選ぶようにしましょう。
履きやすく疲れにくいものを選ぶ
ひも靴タイプを選びたいのであれば、キャタピランという結ばなくてもほどけないゴムの紐があるので、一緒にプレゼントするのはどうでしょう。履きやすいように紐を調整するだけでよいので長く使えます。
また、足のむくみで靴がきついように感じる妊婦さんは多いので、「疲れにくい靴」も喜ばれると思います。クッション性の高いものがおすすめです。マタニティインソールというものがあり、妊婦さん用のもので、足や腰の負担軽減について考えられたものです。靴だけでカバーできないという悩みがある方へのプレゼントには、専用インソールも考えてみてはどうでしょう。
むくみを考慮し、つま先はラウンド型がよい
むくむときは足の指までパンパンになることもあり、つま先が尖っているポインテッドトゥの靴では指先が入らず、もし入ったとしても歩いているうちに痛くなってしまいます。妊娠中の靴はなるべくつま先がラウンド型のものを選びましょう。
つま先がラウンドデザインのものでストラップがついているタイプは、妊娠中期までの方には脱げにくくてよいのですが、後期の方にはストラップは留めにくいので注意してくださいね。
妊婦さんに喜ばれる靴の種類が知りたい
動きやすさを重視するなら「スニーカー」
【ニューバランス】
中でもおすすめなのが「WR996」。特にグレーは落ち着いたカラーがどのスタイルにもマッチします。軽いのに衝撃吸収に優れたソールで安定感抜群。クッション性も備えています。
【リーボック】
マタニティシューズとしておすすめの「インスタポンプフュ-リーOG」。スポーティーなデザインでソールがしっかりしていて、足に負担がかかりにくい作りになっています。
【アディダス】
妊娠中期から産後までおすすめの「べロクロタイプ」は、紐ではなくマジックテープなのでラクに着脱が可能です。