2歳女の子が楽しめる!実体験に基づいたおすすめの室内& 屋外遊び
2歳児は何かと扱いが難しい年齢です。「イヤイヤ期」特有の何をやっても「イヤ!」の一点張りで疲れてしまうママも多いですよね。それでも何とか子どもとの時間を楽しみたいのが親心。ここではイヤイヤ期真っ只中の2歳の娘を持つ筆者が、実体験に基づいた女の子ならではの遊び方を提案したいと思います。
2歳児の発育や発達の特徴ってどんなもの?
自我が発達し、第一次反抗期が始まる時期
1歳後半頃から芽生えはじめた自我がさらに強くなり、何でも意欲的に取り組もうとします。しかしその反面、何事も上手くできずに苛立ちを抱えてしまうこともあるでしょう。さっきまで甘えていたかと思うと、今度は急に怒り出したり、泣いて癇癪を起こすことも珍しくありません。
しかし、このイヤイヤ期は情緒が発達してきた証で、成長過程の一つなのです。子どもの様子を観察しながら、しばらくそっとしたり、子どもの気持ちを優しく汲み取ってあげるといいでしょう。
運動能力も高まり活発な動きもできるように
ちょっとした高さならまたぐこともでき、しゃがんで立ち上がったり、階段の昇り降りも容易にできるようになります。自分の足で歩くことが楽しくてたまらないといった様子で、ママの手を引いて歩くことも多くなります。
手先が器用になるのもこの頃で、着替えや靴の脱ぎ履きなども自分でできる子もいます。ビンの中にあるものをつまみ出したり、ハサミを使って何かを切ろうとする仕草も見せます。お絵描きはまだなぐり描き程度ですが、自分で描いた絵を指差して、「ニャーニャー」と、何の絵か説明することもできます。
2歳女の子を上手く遊ばせるポイントは?
●「かわいい!」という声かけを
小さくても女の子なので、「かわいい」と声掛けされると素直に嬉しいようです。娘の場合はもっと言って欲しいと言わんばかりに積極的にかわいいポーズをとっていました。
●やりたいことは何でもやらせる
興味が次々と変わる2歳児ですから、今やりたいこと以外は基本的に興味がありません。子どもが何かに興味を示したら、とことん付き合ってあげると良いと思います。
●とにかく体を動かす
男女関係なく2歳児はとにかく元気です。公園などで思い切り走ったり、飛び跳ねたりできる環境を用意してあげましょう。
2歳女の子にオススメの「室内遊び」
物語性を持たせた「おままごと遊び」
子どもが何かを作っていたら「何を作っているの?」「それ、美味しそうだね」といった言葉がけをすると、子どもは一生懸命それに答えようとします。
さらに「ピクニックに出かけようと」と声を掛けると、子どもも乗ってきて、お弁当包みを用意したり、おもちゃの携帯でお人形たちにお誘いの電話をかけるふりをします。
「お弁当を作ってピクニックに出かける」という物語性を持たせることで、お家の中でどんどん世界が広がっていきます。「お菓子を買いに行く」「おもちゃ屋さんに行く」など、子どもが興味を持てるテーマがいいですね。
お題を出しながらのクイズ式「お絵描き」
たとえば、ここで「ママ!」という答えがかえってきたら、「今度はパパを描いてみて」「田舎のばぁばはどんな顔?」といったように、家族つながりで子どもにお絵描きのお題を与えます。
ママは赤色で大きな○だったり、パパは黒色で四角かったり、田舎のばぁばは紫色でただの一本線だったり。描く対象物によって色んな表現をするので、見ている方も楽しいです。
ちなみに我が家では、某キラキラ女の子アイドルアニメに夢中なので、「○○(キャラの名前)ちゃん描いてみて」といった声掛けをよくします。
お気に入りのお人形を使った「かくれんぼ」
4姉妹はいつも一緒に行動していて楽しく過ごしていますが、少しすると飽きてしまうこともあります。そんな時はお人形を1体、家のどこかに隠し、「ぽっぽがいない!」と声かけし、お人形探しをします。
すると、大好きなお人形を探すため、娘はこれまでとはうって変わって集中し、家中を探索し始めます。大好きなお人形だからこそ、ここまで夢中になれる「かくれんぼ」。お人形を使って「○○(娘の名前)ちゃん、カーテンの陰にはいないよ!」とお人形とのチームワークも導入すると、より楽しくなりますよ。
2歳女の子にオススメの「屋外遊び」
何屋さんにでもなれる「砂場でごっこ遊び」
我が家では、「砂遊びをするならこの公園」と決めています。砂場はさほど広くないのですが、子ども用の小さなスコップやじょうろ、型作りなどの砂場セットが充実しているからです。
娘が何か丸いものを作り始めたら、「美味しそうなチョコレートアイス!」と声を掛けて、続けて「これいくらですか?」と、客に扮して声掛けをします。娘も乗ってきて「ひゃくえん!」と続けます。砂場では、いろんなものがどんどん作れるので、それを商品に見立てたお店屋さんごっこがオススメです。