添い乳で腕がしびれてしまう!正しい方法やおすすめグッズを紹介
授乳スタイルの中でもポピュラーな「添い乳」。正しい姿勢で行えばママも身体を休めることができるのですが、長く続けているとママの腕がしびれてしまうことがあるようです。添い乳の正しい方法やおすすめグッズをチェックして、快適な授乳タイムを手に入れましょう。
添い乳の正しいやり方を再確認しよう
自分流になっている?ママの姿勢を再確認
添い乳はママが横になった姿勢で授乳するので、ママが楽な恰好、赤ちゃんが安全な姿勢で行うのが理想です。ママと赤ちゃんが向かい合って寝たときに、どうしても邪魔になるのがママの下になった方の腕です。
このとき、肘が伸びたまま授乳しているとしびれてしまうことがあります。添い乳のたびに腕がしびれるというママは、下になった腕が伸びっぱなしになっていないかチェックしてみましょう。
脇の下に赤ちゃんの頭がくるようにして肘を曲げ、手でママの頭を支える、枕の下に入れるなどするとしびれを防止できます。
赤ちゃんの背中に丸めたバスタオルを置く
赤ちゃんがコロンと後ろに転がってしまいそうに感じるときは、赤ちゃんの背中に丸めたバスタオルやクッションなどを置いて支えるようにしましょう。
ときどき、赤ちゃんが仰向けのまま、顔だけ横に向けて授乳してしまうことがありますが、この方法では赤ちゃんがおっぱいを飲みにくいので、身体ごとママの方に向けて授乳するようにするとよいですよ。
ママも帝王切開の傷などが痛んで姿勢が保ちにくいときは、バスタオルやクッションで背中を支えるようにすると楽になりますよ。
添い乳での上手な飲ませ方
赤ちゃんに深く乳首をくわえてもらうためにも、赤ちゃんとママの身体が密着するようそばに寄り添ってください。ママの胸の形や大きさによって、赤ちゃんの口元にちょうど乳首がくる姿勢も変わってきますので、ママは少しずつポジションを変えながら最適な位置をみつけるようにしましょう。
また、同じ向きばかり、同じ乳房ばかりで授乳していると乳腺炎のリスクが高まります。おっぱいの張り具合などをみて、向きを変えながら授乳をしましょう。
添い乳にはメリットがたくさんある
添い乳で横になるとママも休むことができる
夜間授乳が必要なときも、いちいち起き上がって授乳する必要がないのでママの身体の負担が減ります。ただ、ママがそのまま寝てしまうと赤ちゃんに覆いかぶさることがあるので、深い眠りに入らないようにする努力は必要かもしれませんね。
新生児のころはもちろん、身体が大きくなってきた赤ちゃんでも添い乳だと持ち上げる必要がないので、腕の負担も軽減できます。また、冬でも布団から出る必要がないので、ママも赤ちゃんも寒さを感じず授乳できますね。
赤ちゃんがすぐ寝てくれる
母乳の匂いやママの温もりを感じることができ、赤ちゃんが幸せな気持ちで眠れる添い乳は、親子のスキンシップとしても最適です。ママもそばで一緒に眠っているので、赤ちゃんが本格的に起きだす前に気付くことができ、すかさずおっぱいをあげれば赤ちゃんはまたすぐ眠りにつくことができます。
すやすやと眠る赤ちゃんの顔をみているとママも幸福感を得られますし、疲れを癒しながら授乳ができるのは添い乳ならではのメリットといえますね。
夜泣きに悩むことがない
夜中に大声で泣かれると同じ部屋で寝ているパパが起きてしまわないか、近所迷惑にならないかなど、ママも気が気ではありません。ですが、添い乳をすることで、赤ちゃんが覚醒する前にまた眠ってくれるので、本格的な夜泣きになる前に阻止することができます。
自宅で過ごすときだけでなく、旅行中や帰省中にも夜泣きに悩まされることがなくなるので安心ですね。もちろん、赤ちゃんによっては添い乳では解決しないこともありますので、その子に合った方法で安心して眠れるような工夫をしましょう。