児童館デビューの不安を解消!目的に合ったタイミングと心構え
多くの子どもとママが集まる場所として児童館がありますが、どんな場所なのか、何ができるのか知らない人も多いのではないでしょうか。児童館デビューしたいけれどなんとなく行きにくい…。そんなママの不安を解消するべく、児童館について詳しく調べてみました。
すべての子どものための場所が児童館
児童館の概要と支援センターとの違い
児童館とは、遊びの提供と健康な身体作りを目的とする児童福祉施設で、18歳未満の子どもとその保護者が利用できます。指導員が配置されていて、おもちゃや絵本なども幅広い年齢向けに用意されています。歳の離れた子と触れ合えるのが児童館の魅力の一つです。
一方支援センターは、未就園児のいる親子を対象としていることが多く、低年齢児向けの遊びの提供や、子育てアドバイザーなどの専門スタッフによる育児に関する相談や指導、保育施設の紹介なども行っている施設です。
自治体によっても違いがありますので、利用したい施設に問い合わせてみるとよいでしょう。
児童館で何ができるのか
定期的に絵本の読み聞かせやリトミック教室、マタニティ教室などを開催していることも多いようです。予約が必要か、参加費など必要なものはあるか問い合わせると安心ですね。1カ所に絞らずに、それぞれの児童館のプログラムを楽しむのもおすすめです。
午前中のすいている時間や、「乳児クラス」「幼児クラス」などの時間帯に行けば、同年代の子どもやママと交流をもつことができます。歳の近い子ども同士の遊びを見守りながら、子育ての情報や悩みを共有することでリフレッシュできますよ。
地域の児童館の利用方法を確認する
児童館自体の利用料金はかからないことがほとんどですが、駐車場がない場合には近くのコインパーキングの利用料がかかります。また、授乳室やおむつ替えスペースの有無、休館日なども児童館によって異なりますので注意が必要です。
冬休みや夏休みといった長期休暇には、乳幼児より大きな子どもの利用が多くなることも想定されます。安全面に考慮して、そのような時期の利用状況や、小さい子どもたち専用の時間帯やスペースを設けているかなどもスタッフに確認しておくとよいでしょう。
デビューはママや子どもの目的に合わせて
目的によってデビューの月齢もそれぞれ
しかし、児童館デビューの時期はそれほど神経質になる必要はありません。目的に合わせてシンプルに考えてみましょう。
生後半年までに児童館デビューをする割合が半数を占めているというデータもありますが、ママ友との出会いが欲しいという場合であれば赤ちゃんが寝返りしかできない月齢でも十分ですし、おもちゃで遊ばせたいということであればおもちゃに興味を持ち始めてからでもよいです。
散歩がてら気軽に立ち寄ってみてくださいね。
イベントの開催に合わせてデビュー
自分の興味のあるものや子どもに体験させたいもの、子ども自身が興味を持っているものを、その日の都合に合わせて自由に選択してみましょう。そのとき、子どもの体調や機嫌を第一に考えるようにしましょう。様子を見ながら無理のないよう決めてくださいね。
イベントに参加するにあたっては、予約が必要なものや費用がかかるものなどもありますので、事前に確認しておくと安心です。
時間帯によっても雰囲気が変わる
午前中やお昼すぎであれば、未就園児やママがほとんどですので比較的おだやかな雰囲気なのではないでしょうか。午後から夕方にかけては、学校から帰宅した小学生や中学生の利用者が多くなります。
外には多くの自転車が並ぶこともありますし、大きな子どもが走ったり飛んだりと活発に遊ぶことも考えられますので、にぎやかな雰囲気に一変するかもしれませんね。小さな子どもがいる場合、ぶつかったり転倒してしまったりする危険もあるので、様子を見ながら利用する時間帯を考えてみましょう。
ちょっとした心構えで不安を解消
必要な持ち物や注意しておきたいこと
短時間の利用でもおむつ交換や授乳をすることもありますし、服が汚れてしまうことも考えられます。また、使用済みのおむつやゴミが出たとき用にビニール袋の準備も忘れないようにしましょう。
そして、飲食が可能かどうかについても確認しましょう。飲食可能スペースがある場合には問題はありませんが、そうでない場合はお弁当やおやつなどの飲食はできません。
水分も水とお茶はOK、それ以外はNGといったケースもありますので注意してくださいね。