髪の毛が薄い女の子の赤ちゃん!気になる原因やママにできる対処法
女の子を育てているママのなかには、「うちの子は3歳になったのに、髪の毛が薄くて全然伸びない」と心配している方もいるかもしれませんね。女の子で髪の毛が薄いと男の子に間違えられることもあり、ショックを受けているママも多いでしょう。赤ちゃんの髪の毛が薄い理由や、女の子の薄毛の対処法などをご紹介します。
髪の毛が薄い女の子の赤ちゃんに関する悩み
なにかの病気ではないかと心配してしまう
赤ちゃんが薄毛なのは、個性の一つでもあります。生まれつき髪の毛がフサフサの子もいれば、薄い産毛しか生えていない子もいるので、あまり心配しなくても大丈夫ですよ。
しかし、なかには先天性欠毛症という病気の子どももいます。先天性欠毛症は、生まれつき髪の毛の量が普通の人と比べて少ない病気のことです。この病気の場合は、成長しても髪の毛が生え揃うことはないといわれています。
男の子によく間違えられるのがショック
先輩ママの話では、髪が薄かった娘はピンク色の洋服を着ていても「男の子かな?」と言われることがほとんどだったそうです。「女の子なのにかわいそうだな」と親は心配したそうですが、本人はまったく気にしていなかったのでよかったと話してくれました。
小学生になった今では周りの子と同じように髪の毛も伸びているそうなので、今だけだと思って割り切ることが大切ですね。
髪が薄いため女の子らしい格好が似合わない
子どもに女の子らしいコーディネートをしたときは、髪型もツインテールやハーフアップなど、かわいらしい髪型でキメたいですよね。髪の毛が伸びていると髪型もかわいらしくセットできますが、髪が薄いとゴムでくくったり、ヘアピンで留めたりすることも難しいでしょう。
「かわいいコーディネートをしても髪の毛が気になる」というママは、帽子をかぶせるなどしておしゃれを楽しむとよいですよ。
赤ちゃんの髪の毛が薄いのはどうして?
生まれたばかりは「産毛」の状態だから
生後3カ月頃までのねんねの時期は、寝て過ごすことが多いため産毛が布団やマットなどに擦れてしまい、さらに髪の毛が薄くなることがあります。赤ちゃんが成長すると産毛が生え変わってくれますが、生え変わりの時期も赤ちゃんによって違うため、ほかの赤ちゃんと比べないようにしましょう。
産毛は赤ちゃんの体を守るために必要なものなので、早く生え変わらないからといって剃ったり、切ったりなどの対策をする必要はなく、自然と生え変わるまで待つとよいですよ。
産毛が抜けるときの一時的な脱毛状態もある
赤ちゃんの前の部分の産毛が少しずつ抜ける状態を、新生児生理的脱毛といいます。また、布団などによる摩擦で産毛が抜ける乳児期後頭部脱毛の時期とかぶると、前髪だけでなく後ろの髪の毛もなくなるため、心配になるママは多いでしょう。
急に脱毛状態になると不安になりますが、成長していくにつれて髪質が落ち着いてくるので、気長に待つことが大切です。頭皮に乳児脂漏性湿疹があり荒れている場合は、病院で診てもらうとよいですよ。
赤ちゃん自身が髪をむしって薄くなることも
自分の意思で手や腕を自由に動かせるようになってくると、自分の体を触っていろいろなことを確認し始めます。自分の体を触る感覚で髪の毛を触ったりつかんだりしたときに、力加減が分からずにむしってしまうことがありますよ。
自分の髪の毛をむしるのは、成長とともに自然と落ち着いてきます。しかし、いつまでたっても髪の毛をむしる行動が治らないときは、赤ちゃんがなにかにストレスを感じている可能性が考えられます。赤ちゃんがストレスなく過ごせるような環境作りが重要ですね。