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毎日使うシンクの正しい洗い方。忙しいママにこそ知ってほしいコツ

毎日使うシンクの正しい洗い方。忙しいママにこそ知ってほしいコツ

気がつくとヌルヌルしていたり、水垢で白くなっていたりと、汚れやすいシンク。小さな子どもがいるからこそ、食べ物を扱うキッチン周りの汚れは気になりますよね。この記事では、シンク汚れの原因と掃除の仕方やきれいな状態をキープするコツ、おすすめの掃除グッズをご紹介します。

シンクが汚れる原因と忘れてはいけないこと

シンク汚れの原因を知ろう

シンク汚れの原因は、主に三つです。

一つ目は「水垢」。水道水に含まれる炭酸カルシウムやマグネシウムなどのミネラル成分が水垢の正体です。白いウロコ状の汚れで、蓄積すると結晶化して石のように固まってしまう厄介な存在です。

二つ目は「ぬめり」です。残飯や調理中の食品の切れ端などから雑菌やカビ菌が繁殖して、ぬめりやにおいを発生させます。排水口や洗剤ボトルの底裏、蛇口の周辺など、水気が残りやすいところは特に要注意ですよ。また、それ自体は清潔な洗剤も、すすぎ残しや飛び跳ねをそのままにしておくと、そこから雑菌が発生してしまいますよ。

最後は「油汚れ」です。調理中の油はねや洗い物中に流れ出る油が、シンクの表面をコーティングするように付着してしまいます。

できることなら毎日やりたいシンクの掃除

できれば毎日、掃除ができるのが理想です。毎日3分程度の掃除を習慣化できれば、常にきれいな状態をキープできるため、力を入れて掃除する必要がなくなります。

そうはいっても、ほかの家事や育児、仕事を抱えながら、なかなか手が回らないのが現状ですよね。そんなときには、週に一度を目安に掃除をするとよいでしょう。覚えやすいように「水回り=水曜日に掃除する」と決めているママもいるようですよ。

使用頻度にもよりますが、1カ月以上放置してしまうと、水垢が結晶化したり、黒いカビの塊ができたりして、取り除くのに労力と時間を多く要します。毎日、もしくは週に一度のプチ掃除を行うことで「トータル的に掃除の時間も手間も短縮できる」と考えられるとよいですね。

忘れてはいけない「乾燥させる」こと

シンク汚れの原因である水垢もぬめりも、その発生源は「水分」です。毎日、もしくは週に一度、こまめにシンク掃除をしても、水分を残した状態で掃除を終えていては意味がありません。

キッチンを使い終わったあとや掃除を終えたあとに、仕上げに拭き上げて水分を残さないことが、実は何よりも汚れ防止に効果があるのです。アルコールスプレーや重曹スプレーをしてから拭き上げるとさらに効果的ですね。

シンクそのものだけでなく、水切りラックや排水口も同様です。水切りラックは使用後、裏返して水気を切ったり、食器と同様に拭いたりして、水分を残さないようにしましょう。においが発生しやすい排水口も、ごみ受けなど外せるパーツは取り出し、洗って乾燥させるとベストですよ。

その日のママの気分で使い分けたい掃除方法

毎日の習慣にしたいのは「ついでモード」

軽いぬめりや水垢であれば、掃除用の洗剤ではなく、食器用洗剤で充分です。食器と同じようにスポンジに洗剤を取り、シンク全体をこすり洗いしていきましょう。洗剤のすすぎ残しはぬめりやカビの原因となるので、洗剤が残らないようにしっかりと流しましょう。また、蛇口にクロスを引っ掛けて、手前から前後にこすると蛇口周りの汚れや水分も拭き取れます。シンクを拭いた流れでやってしまいましょう。

前述のとおり、どんなにきれいに洗っても、水分が残っていては水垢・ぬめり防止に効果がありません。最後は、乾いたクロスで拭いて水分を取り除いてくださいね。

「食器用洗剤でこすり洗いをして、クロスで拭き上げる」という3分程度の習慣で、驚くほどきれいな状態をキープできますよ。

時間があるときは「念入りモード」で

水垢が固まってしまっていたり、ぬめりがひどかったりするときには、食器用洗剤だけで落とし切るのは難しいでしょう。そんなときには、汚れの特性に合った洗剤を使う必要があります。

水垢はアルカリ性なので、酸性の洗剤やクエン酸、レモン汁が有効です。キッチンペーパーなどに浸して、蛇口や汚れている箇所に貼り付けることで、分解して剥がれやすくしてくれます。さらに上からラップをすると、より効果的です。30分程経ったら、剥がしてスポンジなどで磨きましょう。ただし、ホーロー製シンクは、酸性に弱いので要注意ですよ。

油汚れは酸性なので、アルカリ性のセスキ炭酸ソーダや重曹を使って、同じ要領で行います。最後はもちろん、拭き上げて水分を残さないようにしてくださいね。

便利な「ニュースリム蛇口まわりの水垢落とし」

蛇口周りは形が複雑で凹凸も多く、洗いにくい箇所ですよね。そんなときは、細かい箇所でも掃除がしやすい便利グッズを活用しましょう。

「マーナ ニュースリム蛇口まわりの水垢落とし」は、特殊樹脂加工を施した細長いクロスで、水だけでも汚れが落とせます。洗剤を使わなくても、クロスを蛇口に引っ掛けて前後に軽く動かすだけで汚れを掻き出してくれますよ。蛇口の裏側など、見えづらく、手が届きにくい場所もラクに掃除ができます。

結晶化した水垢が落ちないからと、金属たわしや硬いヘラでいきなりガリガリとこするのは厳禁です。シンクに傷がつくと、そこに雑菌が溜まり、サビやカビの原因となってしまいます。クエン酸やレモン汁などで水垢を分解させてから、こすり洗いするようにしましょう。

忙しいママにぴったりのシンク掃除グッズ

メラミンスポンジ「激落ちくん」で時短!

よく聞く「メラミンスポンジ」は、メラミン樹脂をミクロン単位で発泡させた、細かい網目状のスポンジです。目には見えない程の無数の網目が、洗剤なしでも汚れをしっかりと掻き出してくれます。

水垢、油汚れなどあらゆる汚れに効果があるので、汚れに応じて洗剤を使い分けしなくてもよいですし、洗剤を使わないため、すすぐ手間や洗剤残りの心配もなく、時短につながります。値段も手頃で、そのまま使い捨てができるので、スポンジに雑菌が湧くこともなく、衛生的ですね。

なかでもレック社の「激落ちくん」がおすすめです。掃除用ブラシ・たわしの情報サイト「my best」が行ったメラミンスポンジの実証調査でも、汚れ落ち、耐久性(へたりにくさ)ともに9商品中、トップ評価でしたよ。
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