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赤ちゃんへの白湯の飲ませ方とは?上手な与え方や注意点について

赤ちゃんへの白湯の飲ませ方とは?上手な与え方や注意点について

白湯を飲ませるときに注意したいこと

母乳やミルクに影響しない程度に

白湯を飲ませるときに気になるのが、量ですね。白湯の量は、授乳量の妨げにならないようにしましょう。

多く飲ませすぎると、白湯でお腹がいっぱいになって母乳やミルクの量が減ってしまいます。すると、成長に必要な栄養が摂れなくなってしまいますね。

多少量を多く飲んでも大丈夫な月齢まで達していれば哺乳瓶でもよいでしょう。しかし、月齢が低い赤ちゃんには量を調節できるスプーンやスポイトなどであげるとよいかもしれません。

また、助産師さんによっては、ミルクは哺乳瓶、白湯は小さなコップなどで飲ませるという指導をされる場合もあります。ミルクは哺乳瓶、白湯は器という風に明確に分けた方が赤ちゃんの混乱が少なくなり、離乳食への移行もすんなりいくということですよ。

保存は密閉容器で清潔に

白湯を一気にある程度の量を作ると、残ってしまいますね。その白湯をどのように置いておくのか、悩むママもいるのではないでしょうか。とくに、赤ちゃんが口にするものはママも気を遣うのは当然のことですね。

白湯は、一度沸騰させるため殺菌されますが、一方で同時にカルキも抜けてしまいます。そのため、そのまま常温で置いておくと細菌混入などで保存性が下がってしまうことが心配です。

一番はその都度沸騰させて冷ます方法ですが、それでは忙しいママは大変です。そのことから、作り置きすることを選ぶことが多いでしょう。

白湯は消毒した密閉容器に入れ、冷蔵庫に保存しておきます。冷蔵庫に保存後は、長くても24時間以内には使いきるようにしましょう。

飲みたがらないときには無理をしないで

汗をたくさんかいた赤ちゃんのことを考えて、ママが水分補給に白湯を飲ませようとしても嫌がるときがあります。赤ちゃんが顔を逸らしたり、泣いたり、嫌がって口を開いてくれないとどうしようと焦ってしまうママもいるでしょう。

しかし、ここは赤ちゃんの気持ちに従いましょう。白湯は絶対に飲まなければならないものではありません。それなら、嫌がる赤ちゃんに無理に飲ませるのでなく、機嫌よく飲んでくれるときにトライしましょう。

ミルクやママの母乳の味に慣れていた赤ちゃんにとって、味気ない白湯は抵抗があるものです。赤ちゃんによっては、離乳食が始まるまで白湯を受けつけてくれないこともありますが気にせず、母乳とミルクできちんと水分補給するように心がけましょう。

まとめ

先輩ママであるおばあちゃんから「水分補給には白湯を」すすめられると、その言葉と離乳食まで飲ませないというほかの情報とで混乱するママもいるかもしれませんね。

早すぎるのはよくありませんが、月齢に応じて少しずつ飲むのはかまいません。基本は母乳とミルクと考えて、便秘がひどい、または汗を大量にかいたけれど、授乳するには時間的にリズムが崩れてしまうときなどに少量利用するようにしてみましょう。

そのときに赤ちゃんが飲むのを嫌がったら、無理強いせずに母乳やミルクの時間にたっぷり飲ませてあげてくださいね。
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