キャッシュカードの再発行が必要?効率のよい手続きの仕方と予防策
普段からキャッシュカードを持ち歩いているママの中には、うっかり紛失した経験のある人もいますよね。また、注意して管理していたつもりでも、磁気不良などで使用できないことも…。今回の記事では、キャッシュカードの再発行が必要になる場合の原因と、忙しいママでもできる再発行方法についてご紹介します。
キャッシュカードの再発行が必要な場合とは
キャッシュカードの紛失や盗難
キャッシュカードを紛失してしまった場合に怖いのが、拾った人に悪用されることです。暗証番号を看破されてしまったら、勝手にお金が引き出されてしまうかもしれません。そのため、紛失に気づいたらすぐに通帳の残高を確認し、金融機関に連絡してカードの利用を停止しお金を引き出せないようにしてください。
次に、誰かがキャッシュカードを届けてくれたときにすぐ分かるように、最寄りの警察署(交番)に遺失物の届出処理をしてもらっておくとよいですね。
キャッシュカードを破損したとき
ヒビが入っただけ、少し曲がっただけだから使えると思うかもしれません。実際に使えることもありますが、いざカード差込口に入れてみたら取り出せなくなり困った人もいるので、破損したキャッシュカードは使わない方が安全です。
そのため、破損した場合はすぐに再発行の手続きに進んでください。しかし、キャッシュカードが手元に届くまでに時間を要することがあるため、再発行中に現金が必要なときは通帳・印鑑を持って営業時間内に銀行窓口に行くようにしましょう。
磁気やICチップの不具合で使えないとき
キャッシュカードは磁気やICチップにより情報を読み取っており、摩耗などにより汚れや跡が残ってしまうと、正確に情報が読み取れなくなります。カードに汚れが認められる場合は、柔らかい布で磁気テープやICチップを優しく拭き取ってください。
多いのが、キャッシュカードがスマホカバーやバッグのマグネットに触れたことで、磁気に不具合が生じる場合です。普段からキャッシュカードには磁力を帯びたものに近づけないように注意し、どうしてもATMで読み取れなければ再発行するようにしましょう。
忙しいパパやママに便利な再発行の仕方
ネットやアプリ、電話で手続きする
大手の銀行やネットバンキングでは、ネットでの再発行サービスだけでなく、再発行に特化したアプリもあります。アプリをダウンロードするのが手間だと思うかもしれませんが、カードの利用停止・再発行の手続きがたった数分で完了するので、時間がないときにはぴったりですよ。
ネット・アプリでの再発行に対応していなければ、電話での手続きをおすすめします。ただし、いずれも再発行したいキャッシュカードの口座残高が再発行手数料(多くの銀行で1,080円)に満たない場合は銀行窓口での手続きが必要となるため、注意してくださいね。
委任状で代理人が手続きする
代理人が再発行手続きする際は、必ずキャッシュカードの名義人に委任状を書いてもらわなければなりません。金融機関によって委任状の形式は異なるため、委任状を用意するところから始めましょう。
わざわざ委任状を取りに行かなくても、「金融機関名」「委任状」「フォーマット」とネットで検索すれば、あとは印刷して必要事項を記入するだけ。銀行窓口へ行くときは、代理人の本人確認書類も忘れないでくださいね。
即日発行してくれる店舗を利用
注意して欲しいのは、本人確認書類として利用できるのが運転免許証・パスポートといった顔写真付き公的書類のみであることと、すべての店舗で即時発行サービスを実施しているわけではないことです。
また、カードのタイプによっても即時発行できないことがあります。クレジット一体型カードやキャラクターの描かれたカードのほか、普通預金以外のキャッシュカードは対応していないことが多いので、再発行したいキャッシュカードが即時発行できるかどうか、あらかじめ調べておくとよいでしょう。
キャッシュカード再発行の予防策
なくさないために持ち歩かない
また、財布の中を整理することも、有効な対策になりますよ。ポイントカードや使用頻度の低いカードでパンパンの財布より、すっきりと整理された財布の方が中身を把握している分、紛失しづらい上に紛失してもすぐに気づけるため安全です。
複数の金融口座・キャッシュカードを所有している、キャッシュカードの使用頻度が高いという場合も、カードを厳選することを検討しましょう。複数のカードを持ち歩くのはリスクが高いので、普段使い用の1枚を決めてしまうとよいですね。