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0歳赤ちゃんに必要な教育とは?右脳教育や早期教育にこだわらないで

0歳赤ちゃんに必要な教育とは?右脳教育や早期教育にこだわらないで

睡眠や生活リズムを整えて脳を健全に育てる

赤ちゃんの生きるための力をつけるためには生活リズムを整えることが大切です。人には昼に活動して夜は眠る生活リズムがあり、ホルモンも昼型の生活リズムに合わせて分泌されます。

適切にホルモンが分泌されると自律神経も整います。自律神経には緊張状態のときに優位になる交感神経とリラックス時に優位になる副交感神経の二つがありますが、疲れやすい子どものなかには夜遅くまで起きていて交感神経優位の状態が多いケースがありますよ。

睡眠中には成長ホルモンが分泌されて子どもの健全な精神や体を育みます。低月齢のうちは難しいですが、昼は体を動かしてたくさん遊び、夜はぐっすり休むという早寝早起きの生活リズムを少しずつでもつけられるとよいですね。

成長を阻害するほど過度にならないように

早期教育はやり方を間違えると赤ちゃんの成長を阻害する場合がありますよ。たとえばよいといわれる教育でも成長過程を無視して行うと、赤ちゃんが興味を持てずに苦痛を感じますしママも焦ってしまいます。

幼児教室などで「あの子はできているのに、うちはまだできない」と比較しているうちに、我が子のために始めた早期教育がママの競争の手段になる可能性もあります。競争に勝とうとして嫌がる赤ちゃんに取り組みを強要すると、この時期に一番大切な親子の絆が築きにくくなるかもしれませんよね。

また、早期教育ばかりして赤ちゃんの興味を無視したり赤ちゃん同士の交流を減らしたりすると、健全な成長は望みにくいです。我が子のペースに合わせて親子で楽しめる取り組みをしましょうね。

まとめ

乳児教育では赤ちゃんの五感を刺激したりママが話しかけたり、スキンシップをしたりすることが大切です。0歳児から行える超早期教育には右脳を刺激して知的な能力を高める右脳教育や、赤ちゃんの耳のよさを生かした英語教室、親子で体を動かせるリトミックなどがありますよ。

ただ、赤ちゃんはまず「生きるための力」を育む必要があります。生活リズムを整え早寝早起きを習慣にすると、「生きるための力」をつかさどる脳は発達します。早期教育に熱心になりすぎて、生活リズムや外遊びがおろそかにならないようにしましょうね。
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