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子育て中は実家に頼っちゃダメ?実家に上手に甘えるために大事なこと

子育て中は実家に頼っちゃダメ?実家に上手に甘えるために大事なこと

家事に育児にと追われ、自分が頑張り過ぎていないかふと我に返ることはありませんか?誰かに頼りたい、自分の時間が欲しい、そう思っても大丈夫ですよ。ひとりで抱えずに、実家に頼るときがあってもよいと思います。じゃあどれくらい頼ってよいの?そんな不安を抱えるママたちに、いくつかポイントを紹介していきます。

子育て中に実家に頼ることはダメなこと?

子育ては夫婦だけでやろうと無理しない

産後1カ月は両親の協力を得たというママも多いと思いますが、その後はどうでしょうか。新生児期を過ぎても、赤ちゃんの生活リズムが安定してくるのは生後3カ月くらいから。授乳とおむつ替えに追われて、ママは寝不足の日々が続きますよね。

月齢が進むにつれて赤ちゃんの動きも活発になり、目が離せない時期は2、3歳くらいまで続くでしょう。すべてを夫婦二人だけでやろうとすると、ママやパパにストレスがたまり、ケンカになったり疲れて体調を崩したりしてしまうかもしれません。

地域差はありますが、どちらかの実家が近くにあるというご家庭は多いようです。気軽に行き来できる距離に両親がいるのであれば、思い切って頼ることが子どものためになるかもしれません。

実家が遠くて頼れない人もいる

両親が他界していたり、病気だったりして頼れないという人もいます。また、健在だけれど遠方に住んでいて簡単に会いに行けないという人も少なくないでしょう。

そういった実家に頼れないというママたちはどうしているのでしょうか。もともと「実家に頼る」という発想がないので、自分で対処するすべを自然と身につけることができるようです。

ただ、病気になってしまったときなどはやはり緊急で頼れる先がある方が助かりますね。高熱でもある程度の家事育児をこなす必要はありますし、どんなときも子どもは待ってくれないので、実家に頼れないママは体調管理が必須です。

地域の子育て支援センターなどを利用するという方法もあるようなので、調べて事前に登録しておくと安心ですね。

頼り過ぎに注意!実家依存にならないために

「実家依存」という言葉を聞いたことがありますか?いつでも気軽に帰れて、ママ友のように煩わしくなく、なんといっても無料で子どもを預けられる。そして両親も歓迎ムードであれば、居心地がよ過ぎてついつい長居してしまいますよね。

頻繁に、長時間実家に滞在することが多いママは要注意です。パパの存在を忘れていませんか?実家に入り浸っているママと子どもをパパはどう思っているでしょうか。

パパ自身が実家に頼ることに賛成していればよいですが、もし、あまり快く思ってい場合、夫婦の価値観にズレが生じている可能性があるかもしれません。心当たりのある人は、一度パパと実家に頼ることについて話し合ってみることをおすすめします。

どちらの実家に頼る?夫婦で決めること

夫婦のライフスタイルについてよく話し合う

共働きか、ママが専業主婦かによってライフスタイルはだいぶ変わってくると思います。

共働きの場合、急な発熱など子どもに突発的なお休みが必要になったとき、夫婦以外の協力先は確保しておきたいですね。夫婦どちらかの会社が、急な早退や休みに柔軟であればそれに越したことはありませんが、現実的には難しいため、実家に頼ることができれば安心です。

ママが専業主婦なら、いつも子どもと一緒にいられるから実家に頼らなくても大丈夫、というとそうでもないご家庭が多いようです。いつも一緒にいるからこそママのストレスも多く、ときには自分ひとりの時間が欲しくなるものです。パパとご両親の理解を得たうえで、思い切って預けてみると、ママの心が軽くなり子どもへの接し方も変わってくるでしょう。

どちらの実家に頼るかは状況や期間で決める

実際育児に困って助けてもらうとなったとき、距離的に近い方が頼りやすいと思いますが、さほど変わらない場合はパパ・ママどちらの実家に頼る方がよいのでしょうか?ママとしては、やはり自分の実家に頼るという意見が多いようです。自分を育てた母親ならば、子育て論で衝突することも少ないでしょうし、何より気を遣わなくてよいのが大きいですね。

ただ、いつもママの実家にばかり頼っていては、パパのご両親も寂しくなってしまうかもしれないので、そこはバランスをとった方がよいでしょう。例えば、突発的に頼る場合や、夏休みのような長期に渡って預けたい場合はママの実家、事前に予定が分かっていて短時間預けるならパパの実家など、夫婦で話し合って決めてみてくださいね。

いざというときのため実家以外にも逃げ道を

いつでも実家に頼れるとは限りません。断られたときに焦って預け先を探すのはとても大変です。大切なのは、事前に実家以外の逃げ道を用意しておくことです。

共働き世帯で、子どもが急病になった場合「病児保育」という民間サービスを利用しましょう。医師や看護師、専門の保育士などが、病気の子どもを一時的に預かってくれる施設です。登録だけなら無料というところが多いようなので、調べておくことをおすすめします。

専業主婦のママの場合、友だちと会ったり、習い事で気分転換したりするときのために、近所で一時預かりをしている保育所を探しておくとよいでしょう。事前に面接が必要なことが多いので、まずは連絡して詳しく聞いてみるとよいですね。

実家の両親に感謝の気持ちを忘れないで

子どもの世話で両親を疲れさせないように

初めての育児でへとへとになったママさんは多いですよね。改めて親のありがたみが身に染みたと同時に、身近なベテランママの存在を頼もしく思ったのではないでしょうか。

しかし一度経験しているとはいえ、それはもう何十年も前の話で、孫の面倒を見るとなると自分の子を育てたときとはまた違ったプレッシャーがあるようです。ケガをさせてはいけない、病気をうつしてはいけないなど、孫が可愛いからこそ過度に気を遣って身も心も疲れ果ててしまうこともあります。

孫の世話だけでなく、パパやママの食事や家事までしてもらっているなど、つい頼り過ぎてご両親を疲れさせていませんか?心当たりのあるママは、一度生活を見直してみてもよいかもしれませんね。
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