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子育て中は実家に頼っちゃダメ?実家に上手に甘えるために大事なこと

子育て中は実家に頼っちゃダメ?実家に上手に甘えるために大事なこと

両親でもお金のことはきっちりと

子どもを育てるというのは思った以上にお金がかかること。実家を頼る場合、お金のこともしっかりと念頭に置いておく方がお互いのためになるでしょう。

一日預けたら、当然食費もかかりますし、どこかへお出かけしてもらったら交通費や施設料などもかかります。事前に予定が分かっていたら相当のお金を渡しておいてもよいですし、後からかかったお金を支払うなど、できるだけご両親に金銭的負担がないようにした方がよいですね。

最近では「孫破産」なんて怖い言葉も聞かれます。可愛い孫のためにと、ついお金を使ってしまうご両親もいるかもしれませんが、老後資金まで使ってしまわれては大変です。育児にかかる費用はできるだけ夫婦で負担するようにしたいですね。

両親に感謝のお礼を伝える

実家の両親に一度頼ってしまうと、最初は感謝してもだんだんとそれが当たり前のように感じてしまい、「してもらって当然」のような態度をとってしまうママもいるようです。「孫を預けるのは親孝行」という意見もあると思いますが、ある程度節度を持って頼る方がよいでしょう。

ご両親も、孫との時間を幸せに感じるかもしれませんが、それがあまりにも頻繁だと体力的にも精神的にも辛くなってきてしまいます。些細なことでも、してもらったことに対して感謝の気持ちを言葉や態度で示すことをおすすめします。

親子とはいえ結婚して家を出れば「別の家庭」です。両親は頼りになる存在だと思いますが、甘えすぎは危険です。子どものパパ・ママとして良識ある対応ができるように心がけたいですね。

実家に頼らない工夫をすることも大切

実家を頼らない日を少しずつ増やす

「実家に頼らないと大変」「自宅にいても子どもと2人じゃ退屈しそう」と思い込んで、1週間の大半を実家で過ごしているママもいるのではないでしょうか。

実家に頼るのが悪いことではありませんが、先ほどお伝えしたように頼り過ぎは実家にもパパにも負担になる場合もあります。特に特別な理由がなければ一度、実家に行かずに過ごしてみるのもおすすめです。

家事を効率よく進めたり、パパと家事や育児をうまく分担する方法を考えたりなどの工夫次第で、実家に頼らなくても「意外に大変ではなかった」と思えることもあるかもしれません。

実家が近いとつい頼りがちになりますが「近くてもいざというときだけ」「子どもを連れて行けない場所に行くときだけ」と、心に決めておくことが大切です。

あえて実家から少し離れた場所で暮らす

実家が近いほうが、何かあったときにお互い便利だろうということで実家の近くに住むことを選んだママもいるでしょう。しかし、そんなに近くに住む必要はあるのでしょうか。

近くに実家があると思うと特に頼る必要のないときでも「楽だし行ってみようかな」と思いがちです。反対に、親からの干渉が面倒な場合もありますので、遠すぎず近すぎずの距離が理想かもしれません。

あまりにも遠いと不便ですが、「頻繁に行くにはちょっと面倒な距離だな」という場所で暮らすことがほどよい距離感を保つためには効果的といえます。

例えば、車で30分、電車に15分乗るなど、すぐに行けない距離ではないけれど、わざわざ移動する時間が面倒臭いという場所だと実家に頼ることが少なくなるでしょう。

ほとんど実家に行かない友だちの話を聞く

「子どもはまだ小さいし年子だから、自分ひとりでは無理」「共働きだから実家に頼るしかない」などの理由で実家に頼りがちなママもいますよね。

しかし、世の中にはもっと大変な状況でも実家に頼らず楽しく生活しているママもいるので、そういったママたちの話を聞いてみるのも勉強になりますよ。例えば、実家に頼っていない姉妹やママ友など、身近にそういうママがいるなら聞いてみてください。

考え方や時間の使い方、工夫していることなど、みんな自分なりに生み出した方法で頑張って乗り越えています。そんな話を聞くと「自分も頑張れそう」と前向きな気持ちになれるでしょう。

今は実家が近くで日ごろ頼っている場合でも、頼れなくなるときがあるかもしれないので、情報を増やすことも大切です。

まとめ

子育ては必ずしも夫婦二人だけでしなくてはいけないということはありません。各家庭のライフスタイルに合わせて、実家の両親を頼ってもよいのです。迷っているママは思い切って甘えてみてもよいと思います。

祖父母との時間は子どもにとっても貴重な体験になりますし、両親にとっても孫との触れ合いの中で若々しさを取り戻せるよい機会になるかもしれません。ただ、何ごとも節度をもって、親しき仲にも礼儀ありの心を忘れないでくださいね。

ママもパパもおじいちゃんもおばあちゃんも、みんなで助け合いながら楽しく子育てできたらよいですね。
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