生後2カ月の赤ちゃんと外出したい!注意したいことや授乳のコツとは
赤ちゃんが生後2カ月になると、そろそろ本格的な外出を始めたいと考えるママも多いでしょう。しかし、外出する時間が長くなると外出先で赤ちゃんのお世話が必要になることもあります。今回は生後2カ月の赤ちゃんと外出するときの注意点や授乳のコツを紹介します。
生後2カ月を過ぎると赤ちゃんはどうなる?
生後2カ月ごろの赤ちゃんの身長と体重
また、体重は男の子が4.41~7.18kg、女の子が4.19~6.67kgで、生まれたときの体重と比べると2倍程度になっているようです。体の大きさの割にはずっしりしていると感じるのではないでしょうか。
ただし、成長には個人差があります。小さく生まれた赤ちゃんや少食な赤ちゃんは、平均よりも小さめということも珍しくありません。
早産で生まれた赤ちゃんは「生後2カ月」でも、1カ月早く生まれていれば「生後1カ月相当」と考える必要があります。いずれにせよ、健診で指摘されていなければ特に問題ありません。
1日の授乳の平均間隔を把握しよう
ただし、赤ちゃんの胃の大きさには個人差があるため、必ず3~4時間おきになるとは限りません。生後2カ月でも3時間より短い間隔で授乳が必要な赤ちゃんも珍しくないようです。
また、赤ちゃんの食欲にはムラがあるため、午後の授乳は4時間おきでも午前中は2時間おきに欲しがるということもあります。日によって授乳回数が増えたり減ったりする赤ちゃんもいるようです。
赤ちゃんの授乳間隔を把握し、授乳の合間に外出するよう予定を組めば外出先での授乳を避けることができます。
お出かけのメリットとデメリット
また、昼に日光を浴びておくと夜眠りやすくなるなど、昼夜のリズムがつきやすくなるのもメリットです。生後2カ月ごろになると夜6時間程度続けて寝られる赤ちゃんも増えてきます。さらに、お出かけはママの気分転換にも最適です。
一方、お出かけすることで人との接触が増えたり、体が冷えたりすることで病気にかかりやすくなるというデメリットがあります。お出かけするときは人が少ない場所を選ぶ、防寒対策をするなどの工夫が必要です。
外出先で慌てない!授乳のコツを知ろう
授乳グッズの準備は抜かりなく
赤ちゃんを連れて出かけるときは、授乳グッズをしっかり準備しておきましょう。ミルクの赤ちゃんの場合、哺乳瓶、1回分の量に小分けした粉ミルクのほか、魔法瓶に入れた調乳用のお湯があるとよいですね。
粉ミルクやお湯は多めに持っておきましょう。外出時間が伸びたときにミルクがなくて困るのを防ぐことができます。
また、母乳を飲んでいる赤ちゃんの場合、胸元を隠すことができる授乳ケープを持っておくと安心です。服を大きくはだけなくても授乳ができるよう、授乳口付きの服や前開きの服を着ておくとよいですね。
外出前に授乳できる場所を調べておく
例えば、中規模以上のショッピングセンターや病院、赤ちゃん用品を取り扱う店舗などは授乳室が完備されていることが多いようです。しかし、小さなスーパーや飲食店では授乳室がない可能性があります。
トイレで授乳するのは赤ちゃんがかわいそうですので、外出先に授乳できる場所があるか調べておくとよいでしょう。
また、コンビニエンスストアやファミリーレストランなどのなかには、ミルク用のお湯をもらえるところもあります。お湯が足りなくなったときのためにチェックしておくとよいですね。
こまめに授乳して赤ちゃんを休ませる
しかし、休憩時間を作らないでいるとママの体にかかる負担が大きくなってしまいます。手早く用事を済ませようとして授乳時間を忘れてしまったり、授乳のタイミングを逃がしたりするかもしれません。
授乳時間にこだわりすぎず、こまめに授乳をして赤ちゃんを休ませましょう。授乳室から離れているときに赤ちゃんがお腹を空かせるのを防ぐことができ、ママが体を休めることができます。
また、授乳時間をできるだけ守ることができるよう移動ルートを考えてもよいでしょう。ショッピングモールなどでは、トイレや授乳室の位置をチェックしておくと安心ですね。
生後2カ月ごろのお出かけの注意点とは
外出は暖かく過ごしやすい時間帯を選ぼう
例えば、春や秋なら気温が上がり始める午前10時から、気温が下がり始める午後2時ごろが最適です。花粉が気になるママは、花粉の飛散量が比較的少ない午前中にお出かけするとよいでしょう。
夏は気温が高い日中は避け、午前10時より早い時間帯か午後5時以降がおすすめです。ただし、夏の夕方は虫が多いので、虫刺され対策が必要となります。
冬は気温が高いお昼ごろがお出かけ向きの時間帯といえますが、赤ちゃんの体が冷えないよう注意してください。また、雨風が強い日や気温が極端に暑かったり寒かったりする日は外出を避けましょう。