マンションでの子どもの走る音トラブル！苦情を避けるための騒音対策

2019,4,19 更新

遮音効果の期待できる壁シート

隣の部屋との騒音を防ぐには、遮音効果の期待できる壁シートを貼るとよいでしょう。壁シートを貼るのであればママでも作業ができます。

一般的に防音効果を高めるには、吸音材（音を吸収する材質）と遮音材（音をさえぎる材質）を組み合わせるのがベストといわれています。鉄や鉛を使用すればより防音効果が増しますが、重量がありますしママが設置するには大変な労力が必要になります。

そこでおすすめしたいのが、吸音材としてニードルフェルト、遮音材としてゼオン化成の軟質遮音シートです。それぞれ10mで、3,000～5,000円程度で購入できます。

吸音材だけだとそれほど防音効果は感じられませんが、遮音材を重ねることで隣の部屋の生活音も気にならなくなりますよ。

壁にテレビや音の出るものは設置しない

自分の部屋のテレビやステレオなどを、壁にくっつけるようにして配置していないでしょうか。隣の部屋に響く結果となりますので、音の出るものは壁から離して設置したほうがよいでしょう。

具体的にはスピーカーです。最近ではスマホでも高音質の楽曲を聞くことができるようになっていて、小さなワイヤレススピーカーでも迫力のある音を楽しめるようになっています。

このスピーカーを壁から離して設置するだけでも、壁に伝わる振動を抑えることができますし、壁シートを併用すれば隣の部屋への騒音対策になります。

ただし音楽を楽しむためには、スピーカーと壁の距離があまり近いと反射音で音響がぼやけることがありますので、最低30cmは離して設置するのがベストでしょう。

まとめ

人が住んでいる以上、ある程度の生活音が発生するのは仕方がないことでしょう。それでもマンションで子どもと生活するママにとっては、ご近所に騒音で迷惑をかけていないかどうしても気になってしまいますね。

ご紹介してきたように、騒音対策には費用をあまりかけずに手軽にできるものが数多くあります。子どもの走る音が気になっているママも、早速これらの騒音対策を試してご近所への迷惑を気にせず、これからの毎日を子どもと一緒に楽しく過ごしましょうね。