沐浴後の授乳のタイミングは？授乳以外の水分補給に使える飲み物も

2019,9,23 更新

脱水症状が心配なときはベビー用イオン飲料

新生児期の水分補給は母乳やミルクが基本です。ですが、発熱時や下痢症状を起こした際に嘔吐などで母乳やミルクでの水分補給ができなかったり足りなかったりすると、脱水状態になるのではと心配になりますよね。

このような場合、まずは小児科に相談をしましょう。ただ、夜間や休日などで小児科に相談できない場合は悩みますよね。

発熱して汗を大量にかいた際、同時に体に必要なミネラルも放出されてしまいます。そのようなときの水分とミネラルの補給には、イオン飲料が便利です。

ただ、ベビー用イオン飲料は3カ月ごろから与えることができるものが多いです。新生児期の場合、ベビー用イオン飲料に含まれるミネラル分が腎臓に負担をかける危険性があるので注意が必要です。

白湯や麦茶は新生児期以降のお風呂上がりに

昔は授乳後や沐浴後に白湯を与えることが多くありました。そのため、年配の助産師さんや祖母などから、赤ちゃんに白湯を与えるように言われて戸惑っているママもいるかもしれませんね。

離乳食が始まるまでは、基本的に赤ちゃんに与えるのは母乳またはミルクだけでOKで、白湯や麦茶も与える必要はないとされていますよ。ただ、汗がたくさん出ているときや脱水が心配なときには、白湯やベビー用の麦茶を新生児期以降に与えてもよいようです。

新生児期を過ぎると、ママやパパと一緒にお風呂に入るようになりますよね。沐浴時よりも体力を使い汗も出ます。そのため、お風呂上がりの水分補給に白湯やベビー用の麦茶を利用してもよいのではないでしょうか。

まとめ

沐浴でママが思う以上に赤ちゃんは体力を使い、汗をかきます。そのため、喉が渇くことがあるため母乳やミルクを与えるとよいですね。ただ、沐浴後すぐだと吐き戻すこともあるので、保湿や着替え、赤ちゃんに必要なケアの後でよいですよ。

もし沐浴前に授乳をした場合には、無理に沐浴後にも授乳をする必要はありません。あくまでも赤ちゃんの様子をみて判断しましょう。

白湯や麦茶やイオン飲料など、母乳やミルク以外の水分は新生児期には無理に与える必要はありませんよ。