夫婦での旅行で三重に行こう!伊勢神宮や魅力あるスポットを紹介
子育て中のパパとママの会話は内容が子どものことに偏りがちです。一緒に子育てをするためには大切なことですが、夫婦の会話としては物足りないと感じるのではないでしょうか。こんなときは、少しだけおじいちゃん・おばあちゃんに子どもを預けて旅行に出かけましょう。今回は、夫婦旅行におすすめの三重のスポットを紹介します。
伊勢神宮参りは時間をかけてゆっくりと
まずは二見興玉神社で無垢塩祓いを
伊勢神宮には天照大神を祀る内宮と、皇大神宮、豊受大神を祀る外宮があり、多くの人は内宮のみや、外宮と内宮のみで参拝を済ませるようです。
しかし、古い習わしではお参りの前に二見が浦で禊(みそぎ)を受けるのが正式とされています。まずは伊勢神宮に行く前に、二見興玉神社(ふたみおきたまじんじゃ)で「無垢塩祓い」を受けましょう。
二見が浦には大小二つの岩を注連縄で結んだ「夫婦岩」があります。太陽神を拝する鳥居の役割を持つ夫婦岩は夫婦和合の象徴でもあります。
二見興玉神社の観光スポット情報|観光スポット|観光三重(かんこうみえ)|三重県の観光・旅行情報はここ!
御祭神に猿田彦大神(さるたひこのおおかみ)を祀り、縁結び・夫婦円満・交通安全などにご利益のある神社。
外宮を参ってから内宮へ向かうのが参拝順序
会社訪問のとき、秘書などに会って許可を得てから社長に会うのと同じように、伊勢神宮をお参りするときは、外宮を参ってから内宮に向かうのが正式な参拝順序となっています。複数の宮社がありますが、まずは正宮にお参りしましょう。
外宮の正宮をお参りしたあとは内宮をお参りできますが、内宮に行く前に別宮を巡ってもよいでしょう。所要時間は正宮だけをお参りするなら外宮が20分、内宮が40分程度です。
参拝するときは参道の端を歩き、鳥居の前では立ち止まって軽く一礼しましょう。外宮の参道は左側通行、内宮の参道は右側通行なので注意してくださいね。
伊勢神宮
「お伊勢さん」と親しく呼ばれる、伊勢神宮の公式サイト。二千年の歴史を有し、内宮・外宮をはじめ125の宮社からなる日本人の心のふるさとです。ご祈祷やお神札、お参りの作法、毎月の祭典などをご紹介します。
お願いではなく日々の感謝を伝えよう
個人的なお願いをするときは正宮のあとに「第一の別宮」をお参りしてくださいね。内宮の第一の別宮は「荒祭宮」、外宮の第一の別宮は「多賀宮」です。
参拝方法は一般の神社と同じように、深いお辞儀を二度したあと二度拍手(かしわで)を打ってもう一度お辞儀をする「二拝二拍手一拝」です。
なお、伊勢神宮は古来から「私幣禁断」となっているため賽銭箱がありません。さらに、おみくじも販売されていないのが特徴です。
夫婦で楽しめる三重ならではの観光スポット
お伊勢参りのあとは食べ歩き「おはらい町」
外宮と内宮の間にある「おはらい町」は、おかげ参りに訪れる人をもてなすために栄えた町です。800mほどの石畳に沿って、伊勢特有の様式で作られたレトロな外観の旅館や飲食店、土産物店が立ち並んでいます。
また、真ん中に位置する「おかげ横丁」にはおよそ60店舗が集まっており、伊勢名物の赤福や伊勢うどん、伊勢角谷麦酒の地ビールなどを味わうことができます。
お伊勢参りのあとは食べ歩きをしながら江戸情緒あふれる街並みを堪能してみてはいかがでしょうか。
伝説が残る世界遺産「鬼ケ城」
「鬼ケ城」は熊野三山と伊勢を繋ぐ「熊野古道伊勢路」にある絶景スポットで、国の名勝や天然記念物にも指定されています。
高さ15mもある巨大な岩が屋根のようにおおいかぶさる「千畳敷」や、猿でさえ渡れない断崖絶壁の「猿戻り」など見どころたっぷりです。周遊道を歩けば鬼が住んでいたという伝説が残る場所らしい迫力を味わうことができますよ。
足元が悪く濡れていることがあるため、行くときは歩きやすい靴がおすすめです。
世界遺産 鬼ケ城(おにがじょう・三重県熊野市)
その昔、桓武天皇(737~806)の頃、この地に隠れて熊野の海を荒らし廻り、鬼と恐れられた海賊多娥丸(たがまる)を、天皇の命を受けた坂上田村麻呂(751~811)が征伐したという伝説が残っています。 その伝説に基づいて鬼の岩屋と呼ばれていましたが、後に鬼ケ城といわれるようになりました。
様々な場所から楽しめる工場夜景「四日市」
四日市には石油化学コンビナートが三つあり、それぞれのコンビナート近くに工場夜景スポットがあります。四日市港ポートビルや四日市ドーム脇の川沿いなど様々な場所から工場夜景が楽しめますよ。
また、工場夜景を楽しめるタクシーの貸切プランや、ガイドつきの工場夜景クルーズを利用するのもおすすめです。市内ホテルの宿泊券がついたセットプランもあります。
「工場夜景の聖地」と呼ばれる四日市で、市街地とは一味違う夜景を楽しんでみてはいかがでしょうか。