就学前の子どもがいるママの為のWEBマガジン

就学前の子どもがいるママの為のWEBマガジン[teniteo]

子どもが三輪車を使うのはいつから?選び方やメリットとデメリット

子どもが三輪車を使うのはいつから?選び方やメリットとデメリット

サンシェード機能がついているか

サンシェードは、太陽の紫外線から子どもを守ってくれる日よけです。強い日差しがある日や、夏でもゆっくり外で散歩を楽しみたいというママには、サンシェードがあると嬉しいですね。

でも、風が吹く日は、サンシェードがとばされそうで危ないから取り外してしまうというママも多いようです。そんなときは、日焼け止めを塗ったり、帽子を被ったりして、サンシェードが無くても大丈夫なように対応するそうですよ。

収納するときには、サンシェードはかさばるので、少し収納に余裕があったほうがよいでしょう。サンシェードがついているような三輪車は、多機能タイプが多くて便利なのですが、大きいので収納場所を考えてから購入したほうがいいようです。

三輪車を使うメリットはこんなにある!

足の筋力がアップする

三輪車で前に進むには、自分の体重がすべて乗っている重い三輪車の車輪を、自分の足でペダルをこいで進ませなくてはいけません。簡単そうですが、自転車のようにチェーンがない三輪車のペダルは重く、小さな子どもにとっては難しいことなのです。

最初はうまくこげず地面を両足で蹴って前に進んでいる子もいますね。そうしている内に自然に足に力がついてきて、ペダルをこぐことができるようになってきます。

三輪車に乗るときに使う筋肉は、足だけではありません。背筋や腹筋、ハンドルを握る握力など、体中の筋肉を使っています。歩いているときとは違った筋肉を使っているので、三輪車に乗ると、普段は使っていない筋肉も鍛えることができるのです。

バランス感覚を養うことができる

3つのタイヤがついていて、傍から見れば倒れるわけがないと思いがちの三輪車ですが、乗るにはそれなりのバランスが必要です。初めて三輪車に乗る子を見ていればわかりますが、誰でもすぐにしっかりサドルに座って、ふらつかずに前に進めるとは限らないのです。

何度か倒れたり、転びそうになりながら、徐々に安定した乗り方ができるようになります。三輪車に乗って遊んでいるだけで、自然とバランス感覚を養うことができるのです。

重心が低くて安定感のある三輪車に乗りバランス感覚を養っておくと、大きくなってから自転車に乗る練習もやりやすいでしょう。小さな三輪車に乗って身につけたバランス感覚があれば、自転車の練習で転ぶ回数が減るかもしれませんよ。

判断能力を養うことができる

三輪車で初めて、自分で乗り物を操作するという子も多いのではないでようか。右や左にハンドルを切って行きたい方向に進めるのは、子どもにとって楽しい遊びでしょう。進む先に障害物があればよけて進まなくてはいけませんし、お友達が飛び出したら止まらなくてはいけません。安全に乗るために、とっさの判断と反射神経も必要になりますね。

どんな運転をすれば三輪車は転んでしまうのか、転んだらどれくらい痛いのかなども経験しながら学んでいきます。まだそれほどスピードも出ない、高さもない三輪車で、大けがにならない程度の痛みを経験しておくのは悪いことではないでしょう。安全に乗り物を運転するのに必要な基礎的な判断力を、三輪車で身につけることができたらよいですね。

三輪車を使うデメリットもある!

保管場所に困るときがある

三輪車は小さな乗り物ではありますが、タイヤが3つついているので幅が結構あるので、玄関におくと思ったより場所を取ります。手押し棒やサンシェードついているタイプだと、さらに広い場所が必要になります。

しかも、三輪車を買ったものの子どもがあまり興味を示さず乗らない場合は、ずっと収納しておかなくてはいけませんので困りますね。

ですから三輪車を買うときは、子どもがどれくらい三輪車に乗りたがっているのか、家に置くにはどれくらいの大きさの三輪車なら大丈夫なのかを考えて決めるようにするとよいでしょう。お店に行って子どもに三輪車に試乗させて反応をみたり、三輪車の全体の大きさを確認したりすることをおすすめします。

ぐずってしまうと移動が大変

三輪車で出かけたものの、途中で子どもがぐずってしまうと、三輪車に乗りたがらず、ママが三輪車を押して帰ることになります。また、子どもが寝てしまったり、抱っこして欲しがったりしたら、ママは片手に子どもを抱っこ、もう片方で三輪車を押すという大変な状況になってしまいます。

子どもがくずるかどうかは予期できないことなので仕方ありません。でも、今日は調子が悪そうだなとか、お昼寝出来てなかったから元気はないかなと感じたときは、最初から三輪車に乗せないのもひとつの方法ですね。

三輪車に乗りたくないとぐずったら、いつもはママが押している手押し棒を、子どもに押させてあげるのもいいかもしれません。ママの真似ができて、少しご機嫌がなおるかもしれませんよ。

自分の足で歩く時間が短くなる

三輪車に乗る時間が増えると、その分歩く時間は減ります。手押し棒でママが押すことが多いと、子どもはペダルをこぐことなく、ずっと座ったままです。これでは子どもの体を使った健康な遊びにはなっていませんし、ママがひとりで疲れてしまいますね。

なので三輪車の遊びと、歩く遊びの両方をバランスよく取り入れたいですね。今日は三輪車で公園に行く日、明日は歩きで行く日と変えてもいいでしょう。公園に行けば三輪車以外のたくさんの遊具で遊びだすでしょうから、それほど心配ないかもしれませんね。

歩く時間が少ないなと思ったら、自転車ではなく、子どもと一緒に歩いてお買い物に行ってみたりすれば歩く時間を増やすこともできますよ。

まとめ

子どもには外で元気に遊んで欲しいなと思いますね。外に行くのを嫌がったり歩くのが嫌いだったりしても、三輪車があれば、喜んで外に出て楽しく遊ぶようになるでしょう。

三輪車は、遊んでいるうちに自然に健康な体を作り、バランス感覚や判断力を身につけることができる遊具です。種類豊富で便利な装備がついた三輪車が販売されているので、自分の子どもにあった三輪車を選ぶことができますよ。思ったより収納に場所を取るので、そのことも考慮して選ぶことを忘れないようにしましょうね。

40 件

関連記事

この記事のキーワード



人気のキーワード

  • テニ-とテーオ
  • teniteoBRAND