双子育児で実家のサポートゼロ!親を頼れない場合の対処法を紹介
双子を授かったと知ったら、可愛い双子との日々を楽しみにしながらも、育てられるだろうかと不安に感じるママが多いそうです。まして、実家に頼れないとなればなおさらです。どうしたらよいのかと途方に暮れてしまう双子ママもいるのではないでしょうか。そこで、両親に双子育児を頼れない場合の対処法を考えてみましょう。
双子育児の赤ちゃん期で大変なこと
新生児~3カ月。延々とお世話の連続
2人が同時に泣き出しても、まず1人のお世話をして、続いてもう1人のお世話をしてと、ママはひとりで立て続けにお世話を繰り返すことになりくたびれ果ててしまうでしょう。
また寝不足と疲労困ぱいのママは、今おむつ替えをしたのがどちらの子だったか分からなくなることもあるようです。そしてもう一つ大変なのが、授乳ですね。同時に授乳するために1人は母乳、もう1人は搾乳したものと使い分けたり、抱き枕を並べてミルクを飲ませたりなど工夫が必要でしょう。
4~5カ月は安全対策が大変
また、赤ちゃんが認識したり興味津々で触っていたりしたものを移動すると、癇癪を起こすことがあるかもしれません。そのため、赤ちゃんが動き出す前に一通りの対策をすませておきましょう。
コンセントの口にキャップをつけたり、引き出しやドアのストッパーをつけたりなど簡単なものはすぐに始められますね。またテーブルや机、棚やタンスの角の対策も必要でしょう。また、高い位置のものを落ちないようにすることも大切ですね。
ほかには、ベビーゲートやサークルの用意も考えてみましょう。
6カ月~1歳。離乳食の開始で一苦労
離乳食のために赤ちゃん用イス2台の準備は、場所や使用期間などを考慮すると必要ないと考えるママも多いようです。その場合は1人をイス、もう1人はママの膝の上などで食べさせ、ぐずったら交代という方法をとっているようですね。
ところが、膝の上は暴れて逃げられる心配があります。そこで、レンタルのイスを活用した先輩ママもいますよ。
また離乳食も倍の量が必要となるため、ストックを多めに作って冷凍したり、ベビーフードに頼ったり、パパに協力してもらったりしながら対応しているそうですよ。
双子育児で疲れをためないためのコツ
育児以外はとにかく手抜きする
授乳は、完全母乳にこだわらないことです。母乳は赤ちゃんへの免疫力をつけるのによいとされています。経済面から考えても双子ならなおさらお得ですね。
ところが、双子の赤ちゃんは同時に泣き出したり、つられて泣いたりするものです。完全母乳にこだわると、1人を大泣きのまま待たせてしまうことにもなりかねません。それを避けるためにはミルクでもよい、という気持ちを持つようにしましょう。
家事をするのを我慢したり、手抜きをしたりして身体を休ませることも大切です。無理をしてママが倒れては、元も子もありませんよ。
パパと役割分担をしてママの負担を減らそう
赤ちゃんが1人でも、周りに協力者がいないと参ってしまうママがいます。これが双子となれば、ママがパンクしてしまっても仕方ありませんね。
そこで、一番頼りにしたいのパパです。ママは2人分の子育てを頑張るのですから、パパにはそれ以外のことをしてもらうことを基本に話し合っていきましょう。
そのとき、明確に役割をお願いするとパパもやりやすいかもしれませんよ。ただし、パパも育児を一通りはできるようにしておくことが大切です。パパには協力するという気持ちではなく、一緒に育児をするという気持ちを持ってもらいましょう。
地域のサポートシステムを利用しよう
利用には居住地の自治体への登録が必要で、方法は自治体により様々です。説明会の受講が必要だったり、事前打ち合わせだけだったりなど違いがありますので、居住地のシステムを確認するようにしましょう。
ファミサポは実務的な手助けをしてくれる制度ですが、自治体によっては双子や多胎ママに向けたサークルを主催しているところありますよ。
こちらは同じ境遇のママが集まることでの気分転換や、経験者としてのアドバイスをもらうことで気持ちが楽になる効果があるようです。妊娠中から参加できるところもありますよ。
双子育児開始までにそろえたいアイテム
ママが楽になるための育児グッズは必須
ミルクを人肌に冷ますのが2本になると大変ですね。そんなときに水を入れておくだけでミルク作りの適温になってくれるポットが各社揃っています。
調乳ポットには、水を沸騰させ適温にしてくれるものとやかんで沸かしたお湯を入れておけば適温にして保温してくれるものとがありますので、好みのものを選びましょう。
寝かしつけに便利なのが、揺らして寝かせることができるベビーラックです。2人同時寝かしつけが大変なママには、ありがたいようですよ。また、高さを上下できたり、少し大きくなっても使えたりするものもあります。